B-winds(ブレイスの風)

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オリンピックに見る人材の国際化

2008-08-24 08:50:08 | Weblog
藤木麻祐子コーチのいるシンクロナイズドスイミングスペインチームは銀メダル。井村雅代コーチの指導を受けた中国チームは銅メダル。そして、日本は5位。このニュースを複雑な思いで聞いた人も多かったでしょう。もちろん、私もその一人です。

 しかし、逆のケースもあります。フェンシングで銀メダルを取った太田選手は、ウクライナ出身のコーチの指導によって強くなり、フィギアスケートの荒川選手も、ロシアのコーチの指導によって金メダルを取りました。優秀な選手が優秀なコーチの指導を求めるのは当然の事。いっそのこと、メジャーリーグのような多国籍の球技チームを作ったり、福原愛ちゃんが仲の良い中国の選手とペアを組んで金メダルを狙うような時代が来てもいいんじゃないかと、私は思います。

 オリンピックでも顕著になりつつある人材の国際化。気になるのは、ビジネスの世界では、日本だけが人材の国際化の波に取り残されそうになっているという事です。シンクロナイズドスイミングの結果を見ながら、本当に優れたチーム(会社)を作ろうと思ったら、島国根性は捨て、国籍や人種といったことにはこだわらない、極めてオープンでグローバルなチーム(会社)を作らなければならないのではないだろうかと思った次第です。