足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




先日のろくろ体験,友禅染体験と「体験もの」にはまっている我が家の娘。
この木曜日も
「なにか体験に行きたい!」とのこと。

体験といえば今春オープンする「キッザニア甲子園」がありますが,さすがにオープン当初はまず無理でしょう。ネットでの予約は当然ながら一杯ですし…

そうであれば…ということで,神戸にある「北野工房のまち」へ行ってみました。

当日は快晴の天気♪神戸までのドライブにはもってこいです。

淡路島の高速パーキングです。気持ちの良い天気ですね。


「北野工房のまち」のコンセプトや経緯については上記ホームページで詳しく述べられているので割愛しますが,小学校の校舎を利用した何ともユニークな施設です。



「まち」の中の各お店は,校舎の教室内に設営されています。木造廊下の歩くと「ぎしっ,ぎしっ」と響く音が本当に何とも懐かしいです。


木造校舎というのが何とも情緒たっぷりです。でもバリアフリー対策で,エレベーターなども完備です(^^)


娘に言われて気がつきましたが,昔の校舎って階段がやけに広い??単に生徒数が多かっただけでしょうか?

1Fは食べ物のお店が多いですが,2Fに上がるといろいろ「体験」をさせてくれるお店が揃っています。紙漉体験やろうそくに絵を描いたり,果物にカービングを施したり…

年齢制限やあらかじめ予約の必要な体験もありました。
娘が選んだのは,「押し花体験」と「手作りT-シャツ」

押し花体験は,あらかじめ準備されている押し花をキーホルダーやペンダントの型枠の中に入れて作ろうというものでした。


押し花体験:押し花を作るのではなく,押し花を使って何かを作るコーナーでした。

これであれば小さな子供から楽しめそうです。

T-シャツの方は自分の書いた絵や写真をプリントしてくれるサービスです。最近はパソコンやプリンターの普及でその気になれば自宅で出来そうですが,こういうところでやるから楽しいんですよね。

娘はカバンに自作の絵をプリントしてもらっていました。



娘:「さくら(我が家のミニチュアダックスフント)だよ」

私:「上手に描けたじゃない(^^ゞ」

とは言ったものの,どう見ても太ったハムスター…

褒めて育てる我が家の方針ですが,工作好きな割には絵心が無いみたいですネ。。。

物作りで満足した後は,近くの異人館めぐり。もう夕方近くでしたから,館内には入れませんでしたが異国情緒ある建物は,確かに見て歩くに楽しいものでした。

娘:「あー楽しかった,また何処かへ連れて行ってね!」

楽しい春休みが続いています。



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春休みへのカウントダウンをしていた我が家の娘。

先日の終業式にて無事小学3年生を終え,晴れて春休みに突入です。春休みは学年の変わり目ですから,宿題がないのが当たり前と思いきや,なんと「出た」とのこと

「自主勉強を毎日ノート2ページ分くらいしなさい」というものらしいですが,まあこれはその程度するつもりで…と解釈してよいと思います。

せっかくの休みなのですから,休み中にしか体験できないことをする方が,よっぽど大事だというのが我が家のモットー
その一環?で,20日の祝日を利用して京都に行ってきました。


半日ちょっとの滞在でしたから,あまりあちこちには行けなかったのですが,しばらくご無沙汰していた北野天満宮へのお参りと,娘の希望だった友禅の体験染めに行ってきました。

午前中は前日夜に降った雨の名残か薄曇りでしたが,午後からはすっかり晴れてきました。しかし,気温はさほど上がらず,肌寒い感じです。
最初に行った北野天満宮では,寒いためか参拝客はさほど多くありませんでしたが,みんなが鈴を鳴らしてお参りしたいため,真ん中に長い行列が…



立て札にも「左右に分かれてお参りください」とあるのですが,律儀に並んで待つのはやはり日本人の性格ですかねぇ…




梅の花がきれいでした。

お参りを済ませた後は天満宮前にある粟餅処・澤屋へ
ココの粟餅は和菓子好きには本当にたまらない一品です。


できたてのほかほか粟餅です。これがあれば「何もいらない!」ってくらいの気持ちになります。

できたての暖かい粟餅を美味しく頂いた後,友禅染めの体験へ。

こちらもいろいろな場所で出来るみたいですが,今回伺ったところは本当に初歩の初歩を体験させてもらえるところ。

くり抜いていある台紙をつかって刷毛で色を刷り込むというとても簡単な手法です。


あらかじめ用意されている台紙を使って色を重ねて塗っていきます。台紙の位置さえ間違わなければとても簡単に複雑な絵柄が完成します。

でも,この簡単な手法で結構見ることが出来る絵柄が出来てしまうのだから驚きです。

娘の作品


嫁さん





娘と嫁さんはハンカチ,私は扇子に絵を描きました。
ハンカチは当日渡しでしたが,扇子は一ヶ月半くらい完成にかかる様子。

…きっと忘れた頃に送られてきそうです。




その後,「京都・東山花灯路-2009」へ

これは全く予備知識がなかったのですが,友禅染体験をしているときに「きれいですよ」と教えてもらいました。

夕方,日が落ちてから知恩院方面へ向かうと続々と人が歩いていきます。

私たちも知恩院から清水寺までを散策しました。
3連休の初日と言うこともあったのだと思います。
散策路は足の踏み場もないほどの大混雑でした。

わずか2キロ足らずの道のりでしたが,往復2時間ほどかけて歩きました。
「迷子にならないように」と娘を真ん中に3人で手を繋いで歩いたのですが,それが意外にも娘にはとても楽しかった様子。

いつもは人混みにうんざりするはずの娘が最後までご機嫌に歩きました。



清水寺です。ライトアップが本当にきれいでした。



さあ,これからの2週間,娘はきっと遊びまくるんだろうと思います。


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3月も半ばを過ぎ,日中は暖かい日も増えてきました。

娘は春休みへのカウントダウンが始まっています

学校の行事も卒業式が終わったことでほぼ終了,あとは休みにはいることを待つのみらしいです。

そんな中,昨日は「プチ遠足」なるものが娘の学年では企画された様子。

おそらく,社会科の学習だと思うのですが,ある時期「遊山箱」なるものについてずっと調べをしておりました。

私:「ゆさん…ばこ???」

正直初めて聞く名前で,漢字すら想像できない状態でした。

どうやら徳島県独自のものらしく,春の頃に屋外に持っていく弁当箱のようなものらしいです。ただ,徳島でもここ最近になって「埋もれていた文化を復活させよう!」とのことらしいので,聞いたことが無くて当たり前かもしれません。

おそらく,その「復活させよう」の流れに乗って小学校でも授業中に取り上げられるようになったんだと思います。

そもそも子供の持ち物らしいので,実際に学校ではなんとその歴史を知るだけでなく,作ることまでしたみたいです 作ったのなら,実際の用途に使わなくては!ということで,プチ遠足になった様子

子供達にしてみると,一回遠足が増えたんですから嬉しいですよね。

娘が作った遊山箱はこちら。


箱そのものは,キットがあるみたいなのでくっつけるだけで出来るようです。ようは後は色塗りですね。

三段重ねになってまして,その中に食べ物を持って出かけるんですね。

春の陽気にはもってこいの感じです。

嫁さんも気合いを入れてお弁当を作ったみたいです。



ちょっと過ぎてしまいましたが,おひな様とお内裏様



おかずがあって…



あとはデザート
和風に桜餅というのがまたいいですねぇ。。。。

でも,これだけで足りるんでしょうかね?
「足りない人は別に持ってきても良いんだって」とのことでした。
男の子などは足りないのではないでしょうか。





写真を撮るときはすでにお弁当の中身が入った状態でしたので,「さくら」は香りにつられて興味津々



「だーめ,これはお姉ちゃんのだよ。」

箱を持ち上げても目はそのまま箱に釘付けでした

「……」

お花見には少し早いですけれど,娘も楽しい一日を過ごしたようです。


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さてさて,長々とひっぱてきました今回のピットイン最後の話題になりますが,ボディコーティングについて。

ター坊は納車の時に「ガラスコーティング」なるものを施工してもらいました。
その当時のコーティングメーカーさんのうたい文句曰く,「水洗いだけでほぼ新車時の輝きが持続しますよ」とのこと。

当時,結構いい値段がしました。けれど,長ーく乗りたいと思っていましたから,お願いしました。

納車時はまあピカピカで当たり前。


その頃の洗車時の写真。


…すごい水玉です。


これは納車1年後位の写真です。


その間の洗車は水洗いのみ。
ぬめっとした感じがわかるでしょうか。NBのボディラインは曲線がきれいだと思います。





で,結局5年間ずっと水洗いだけでした。
さすがに最初の頃のコロコロ水玉ではなくなりましたが,きれいなのは確かです。

これは車検に出す直前。

充分なテカリ具合でしょうか(笑)

今回,車検に合わせてコーティングもメインテナンスをしてもらいました。
有償でしたけど,当初のコーティングからすればかなり安価な値段でした。


結論からすればこのガラスコーティング,お得だと思います。
ター坊に色々施した中で満足度の高い施工です。



まだ帰還後は洗車をしていませんが,水玉も復活してればいいなぁ。。。









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日曜日,砥部方面へ家族でお出かけしてきました。

目的は「ろくろ体験」。前々からやってみたかったものの一つなのですが,なかなかチャンスに恵まれませんでした。

この日曜日はたまたま何も予定のない日曜日でしたので,「ならば行ってみようか!」と…

工作大好きの娘はもう大喜びです。

しかし,webで色々調べてみると,どうやら「ろくろ体験」には予約が必要とのこと。
果たして当日予約で間に合うでしょうか…


まずは砥部町陶芸創作館へTELを入れてみましたが,ろくろ体験コースは予約で一杯とのこと
すでに形のできあがった素体に柄を書き込む「絵付け体験」は予約なしで大丈夫とのことでした。

あらら…結構人気があるのかな???

私:「どうする?絵付けだけでもしてみる?」

しかし,すっかりその気になっていた娘は半泣き状態です。そんな泣かなくても。。。


さらに探して「砥部焼観光センター炎の里」に問い合わせ。こちらはあっさりOKでした。


早速,愛媛県の伊予郡砥部町に向けて出発です。高速道路を利用して徳島からだと2時間ちょっとでしょうか。

余談ですが,日曜日のETC特別割引を有効に利用するため,100Km手前のインターで一旦高速道路を降ります。これで,ここまでの高速料金は50%OFF

現状一日二回まで割り引きOKですから,そこから先も100Km以内で降りれば50%OFFですね。

さらに帰りは行きとは別のETCカードを利用すればまたまた2回50%OFF
今のところ,この割引システムは車を認識しているのではなく,カード毎の割引みたいです。ですから,ETCカードを複数枚所持していると長距離はお得です。

ただ,もうすぐ一律1000円になるのでしょうから,もうこんな裏技を使う必要もなくなりますね。

さて,途中お昼休みの休憩をはさみながら「炎の里」に到着。
玄関入り口には大きな焼き物に使用する土の原石が。。。

大きな石です。

中に入り,体験コーナーに向かいます。もう一つの施設で「予約で一杯」といわれたくらいですから,どんなに盛況なんだろうかと行ってみますと…










ほんの数名の方が絵付け体験をされているだけでした

ただ,ろくろ体験はこちらでやるようでしたが,機械の数が5台と限られています。



これではそんなに大人数は出来ないので,一組でも希望者がいれば他の方は同時間には出来ないかもしれませんね。

さて,予約時間になると,教えてくれるお姉さんが大きな粘土の塊をもって現れました。まずは大まかな外形を整えてくれます。


お姉さんの準備をw見てるだけ。。。

「体験」ですから,難しいところはすべてお姉さんがしてくれました。

そして,ろくろを回して作製したのですが…これは面白いです。手をしっかり濡らしてじわっと粘土に指をめり込ませていくと,その形に粘土が広げられていきます。
もちろん繊細な指のタッチは必要ですが,お姉さんがフォローしてくれるので,全く初めてでも大丈夫でした。このじわっと粘土に圧を加えるときに集中する感覚は,くせになるかもしれませんね。(趣味で陶芸をなさっている方の気持ちがわかるような気がします)

写真に写っている粘土の塊から制限時間内(ここでは40分でした)ならば,いくつ作っても構いません。最終的にそのなかからできの良いものを選んで次のステップに持って行けば良いみたいです。

さらにわずかな追加料金を払えば,複数の器を選ぶことも可能なので,たくさん作ってみると良いと思います。

私たち家族は時間が来る前にすべての粘土を使い終えておりました。

こちらがその作品達。










嫁さん



私はお皿を作ろうとした際に二度ほど失敗しましたが,一番失敗しないで作っていたのは娘でした。

これから3週間ほど静置して乾燥させた後,絵付けをするのだそうです。

スタッフの方:「どうします?絵付けにまた来られますか?このまま無地でお焼きすることも出来ますが…」

ここまでしたなら絵付けまできちんとしたいところ。高速代も安くなることだろうし(^^ゞ,次回絵付けをすることにしました。

絵付けは都合の良いときに行けばよいようで,子どもの夏休みになっても良いとのことでした。

作品の完成にはまだ少し時間がかかりますが,どんな作品になるかはまたご報告したいと思います。









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ター坊が車検&モディファイから戻ってきて,2週間ほど経過しました。
ようやくLSDの慣らしも終わり,オイル交換も終えてこれからです。

LSDについてはまたしばらくしてから,印象を書いてみようと思います。

さて,車検に際してその他の修正点を。

点検でひっかかったのは,冷却水の水漏れ。これは後付の水温計のセンサーを取り付けているブロックとホースの間からの水漏れでした。

以前もそこから冷却水が噴き出したことがあり,シーリング剤を塗って対処していましたが,高負荷をかけるとどうしても微小漏洩はあるみたいです。これまで2回ほど塗り直しをして,さらに漏れているとのことだったので,これを機にマルハモータースから出ている水温センサアダプターに変更しました。これであれば水漏れの心配はまず無くなるみたいです。


これまでの水温計センサーブロック


マルハ水温計センサアダプター


で,どうせ冷却水まわりをさわるなら,少し気になっていた水温対策も講じてみようかと…サーモスタットをこちらもマルハモータースから出ている78サーモスタットに交換しました。

さて,この2点の印象ですが。。。アダプターの方は水漏れしないかどうかがメインですので,印象も何もないわけですが,水温センサー取り付け位置が変わったことで,水温計の針の動きが変わりました。

以前はサーモスタットよりラジエーター側にセンサーの位置があったため,エンジン内部の水温がサーモスタットの開弁温度を超えてラジエーター側に水が循環しはじめないと針が動きませんでした。

時間にしたら3分,距離にしたら2-3Km走行した頃にやっと動きはじめ,あっという間に90度に達するの動きをしていました。

しかし,今度はサーモスタットよりエンジン側にセンサーが移動したので,エンジンの始動と共に水温がゆっくり上昇していくのがわかります。

サーモスタットの効果は覿面です。この時期で水温が5-10℃ほど下がりました。夏場にどの程度の効果があるのかまた報告したいと思います。



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先日のテニススクールでの話です。

いつもハイテンションなTコーチが妙にまじめな顔をしています。

「…○○屋のマスターがね。。。。店辞めるんですよ。。。」

○○屋はTコーチの行きつけの飲み屋さん。いや「行きつけ」と言うよりももっとディープな関係だったと想像されます。

私と一緒に飲むときも,大半は○○屋でした。
レッスンが午後11時に終わって,スクールの片付けをして,それからお店まで移動して飲み始めると12時頃からになります。

そんな時間から私たち2人のためにいろいろな料理を作ってくれるんですから,普通の馴染み客以上の間柄であったことは確かですよね。。。いつも終わりの方はマスターを含めた3人でワイワイしていたのでした。

そのマスターが辞めるというのはかなりショックな話です。
また,どうして辞めるのか事情がつかめないことには何とも言えません。

早速,定例の飲み会ついでにTコーチと○○屋におじゃましてきました。
「○△日,夜9時から予約入れときます」とTコーチからメールがあったのに,行ってみると『支度中』の看板が…あれ??でも電気は点っているし。。。

「???」

おそるおそるお店に入ってみるとマスターが準備をして待っていてくれました。その他お客さんが一組だけ…その日はお馴染みのお客さんだけだったみたいです。

マスター:「突然の話ですみませんねぇ。」

で,おやめになる詳細はどうやら別のお店へ栄転のようでした。今度はもっと規模の大きなお店の総責任者的立場になってお店を変わられるのだそうです。そのお店はなんと高知県(高知市)!うーん。。。気軽には行けないけれど,行けない距離じゃないです。

Tコーチ:「絶対年に2回は行きましょうね。」
ということで,コーチとの定例飲み会は,年に2回高知で開催されることが決まりました。

辞める理由が後ろ向きな理由でなくて本当に良かったと思います。
私はTコーチほど通い詰めるには至りませんでしたけど,本当にマスターのお人柄に惹かれていました(ここに詳細は書けないのですが…)。

寂しくはなりますけれど,マスターの新しいチャレンジを心から応援してあげたいと思います。今までいろいろな美味しい料理をどうもありがとうございました。

そしてこれからも,新天地で頑張ってください。








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さて,クラッチに引き続きLSDです。

前置きですが

ロードスターのLSDは,ユーノスロードスター時代に標準でビスカスLSD(グレードによってはオープンデフ),その後マツダロードスターになってトルセンLSDが装着されていました。私の乗っていた初代ロードスターもビスカスLSDでしたが,効きは非常にマイルドでした。

そして,NB4といわれるNB最終型になって「トルクセンシング式スーパーLSD」というLSDが装備されます。何がスーパーになったのかよくわからないのです(^^ゞ。ター坊はそのNB4時代の限定車なのですが,カタログを見ますとLSDは以前のトルセンLSDに戻っていました


旧型に戻るなんて…と不思議に思ったのですが,ター坊はエンジンのパワーアップに伴い駆動系の強化がなされています。LSDに関しては新型の「スーパー」よりも従来の「トルセンLSD」の方が入力許容量が大きかったため,敢えて「トルセンLSD」なのだそうです。
さらにはドライブシャフトのスプライン径も大きくされているようです。

トルセンLSDの効き具合はビスカスLSDに比べるととても強力で素人の私でも効きがわかりやすかったのですが,巷や雑誌に書かれている「スポーツ走行には機械式LSD!」この文言に以前から興味がありました。

しかし一方で機械式LSDは,通常の街乗りには異音の発生やタイヤの摩耗,燃費低下などデメリットも多数あると書いてあったので,交換に踏み切れずにいたのですが,「カーボンLSD」はその機械式のデメリットをかなり解消できるLSDであることを知り,交換を決めました。

が,ここで問題がひとつ出てきました。カーボンLSDはATS社が出しているのですが,そのマッチングリストを見ますとター坊には適合不可の文字が…



あらら…適合不可なんですか…


かなりがっかりだったのですが,あきらめるにせよ,なぜ不可なのか聞くだけ聞いてみようとATSの本社にメールをしてみました。

すると「ドライブシャフトの径が大きくなっているため,通常のロードスター用は適合しない」との返答でした。

しかし,メールはそれだけで終わりではありませんでした。

「S2000(HONDA)のものがそのまま流用できるという噂があるが,現物確認はしていない。もしよければデフを送ってもらい現物セッティングをさせてもらえないか」との内容が

もちろん断る理由などありません。車検入庫に合わせてセッティングをしてもらったのでした。結論としてカーボンLSDはターボ限定車にも装着可です。ただ,製品番号は通常ロードスターのものでもS2000のものでもないようなので,オリジナルのセットかもしれません。

もしターボ限定車で興味のある方は是非ATS社さんへ問い合わせをしてみてください。

…しかし,限定350台の車に乗っていて,且つこんなブログを見て,さらにカーボンLSDに興味を持っている人となると限りなく0に近いかもしれないんですけど

そんな車に快く現物セッティングをしてくださったATS社さんに改めて感謝です。


ありがとうございました。

で,肝心の装着後の使用感ですが,まだ慣らしが終わったばかりなのでその真価は体感できてないと思います。ですが,低速でもカーブであれば少しアクセルを踏むだけでLSDが効いているのがわかります。

ただ,LSDを効きの強いものにすると,その分タイヤの摩擦力などが強く発生するため,パワーを食われる結果になり軽量化したフライホイールなどを装着している場合は逆に乗りにくくなるんだとか。。。。(ラリー車などはわざと純正より重いフライホイールに交換する場合もあるみたいです)

その辺りは,またしばらくしてから装着感を報告してみたいと思います。






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2回目の車検を兼ねて長期ピットインしていたロードスター(ター坊)が帰ってきました。

理解ある嫁さんを持ったおかげで,ター坊に関しては好き放題いじらせてもらっています。

ここからは車に興味の無い方にはどうでもいい話です(^^ゞ。
ですが車が好きな方には興味深い部分もあると思いますので,紹介しておきます。


ター坊はもともと限定車ですから,ノーマルのままずっと乗り続けるという方向もあったと思うのですが,専門誌などを見ていますとどうしてもいろいろいじりたくなってきます。。。。


今回モディファイを施したのは,クラッチとLSD。

どちらもノーマルのままで何も不満はありません。特に私のような98%が街乗り使用であれば,ノーマルのままの方が快適であるとも言えます(^^ゞ。

でも,人生は一度きり,せめて好きな車で好きなことをしてみたい的なモディファイです。それぞれのインプレを素人なりに書いてみます。

さて,ター坊はもともとノーマルの1.8Lロードスターにターボを付けた限定車です(邪道だといわれておりますが…)。でも,ただエンジンにポンとターボを付けただけではありません。

エンジンの出力が上がったことにより,わずかずつですが車のいろいろな部分に歪みが来ます。その歪みに対して対処しているのがマツダというメーカーのこだわりでしょうか。。。ノーマルロードスターと違った強化品を使っている部分が結構あったりします。

まずはクラッチ,ここも実はノーマルロードスターより強化されたものが装着されています。

強化の詳細はマルハモータースさんのホームページに詳しく紹介されていますので,こちらをご覧いただきたいと思いますが,「強化する=重量増」がやはり一般的な図式。
。。

このクラッチだって多分に漏れません。圧着力は100kgf上がっているようですが,そのぶん重量もノーマル比300g増です(ディスクのみで)。

軽量化して初代のような気持ちよさを…が私の目標なので,軽くなって強化も出来るパーツがあれば願ったり叶ったりなんですね。

そこで装着したのが先ほどのマルハモータースさんが出しているカーボンクラッチキット。カーボンクラッチ自体はATS社製です。

クラッチディスクの重さがなんと500g!(ターボ1466g)
それでいて圧着力は1000kgf(ターボ530kgf)あるんですから…

お値段はそれなりにしますけど,5年目にしてようやく装着です
フライホイールも軽量化したものがセットになっています。もちろん,この部分をあまりに軽くしてしまうと低速トルク伝達が難しくなり,ギクシャクしてしまうみたいですが。。。。

あとは使用感ですが,HPでは「ノーマルとほぼ変わらず」と謳ってあります。以前,初代ロードスターに乗っていた頃,メタルクラッチを装着していたことがあったのですが,半クラッチが難しく,慣れない人が運転するとすぐにエンストしていました。

さて,実際装着後の感想ですが,

・クラッチペダルが軽くなった
踏力が…という意味です。強化タイプにすると重くなるというイメージでしたが,ノーマル時より明らかに軽いです。理由は…わかりません(^^ゞ。

・エンジンの吹け上がり,回転数の落ちが少し速くなった
これはフライホイールの影響だと思います。どの程度違うのかは下の動画で比較していただければ…同じようにアクセルを踏んだつもりです。










画像で比較すると,吹け上がるスピードよりも,回転数が落ちるときの方が良くわかりますね。。。これに伴って,エンジンブレーキのききが良くなった気がします。心配していた低速トルクですが,思っていたほど乗りにくさは今のところ感じていません。

・シフトが軽くなった
これはあまり予想していなかったことなのですが,シフト操作自体が非常に軽くなりました。各ギアにスコスコと入るので気持ちよさ倍増です。これは街乗り主体の方にも大きなメリットと感じ取れると思います。

とまだ慣らしがようやく終わったくらいですが,なかなかの好感触を得ています。

LSDやその他5年経過してのことなどはまた次回に書こうと思います。


代車のデミオも面白かったですが,やっぱりロードスターですね

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早いものでもう5年…

と,先日の日記にも書きました。MAZDA ROADSTER(ター坊)が我が家にやってきて5年と言うことは,もう一台の車,MPVも我が家にやってきて5年です。

MPVは,とある理由から我が家での生活は5年と決まっておりました。
つまり,2回目の車検がお別れの時…今年に入って「ああ,あと二ヶ月だ…」
「あと一ヶ月…」と思っていましたら,あっという間にリミットの2月末日に…

2月末日,MPVは中古車販売店のローダーに乗せられて,去っていきました。
最後のお出かけは,「淡路島マラソン」でした。

思えばこの車でよく遊びに行きました。キャンプも何度行ったでしょうか。。。。








天気の悪いときは車の中で寝たこともありました…








この5年は娘が幼稚園児から小学生になる時期だったので,子供のためによく車を使った時でもあります。嫁さんは毎日いろんな送り迎えをしていたなぁ。



送り迎え





旅行には,北は北海道から南は九州宮崎までこの車で出かけました。


北海道支笏湖湖畔

そう言えば娘は北海道までこの自転車持っていったんだ。。。(笑)


富良野

これもMPVだから出来たこと。





九州には徳島から夜間走行を試みました。

嫁さんと交代しながら大型トラックに混ざって夜の高速道路を走ったのは良い思い出です。


別府の地獄







5年間での走行距離は10万2千Km。

途中一度タイヤを交換しましたが,二度目のタイヤも最後はスリック状態





いろいろマイナートラブルも多かった車でしたけれど… 5年間本当にたくさんの想い出作りの手伝いをしてくれました。




本当にお疲れ様でした




今度MPVに乗るときは,仕事が落ち着き,娘も独り立ちして嫁さんと二人日本一周が出来る頃でしょうか。いろいろな土地をゆっくり車で回ってみたい。。。。その時にはきっとその時代のMPVが相棒になってくれていると思います。


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