足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




2回目の車検を兼ねて長期ピットインしていたロードスター(ター坊)が帰ってきました。

理解ある嫁さんを持ったおかげで,ター坊に関しては好き放題いじらせてもらっています。

ここからは車に興味の無い方にはどうでもいい話です(^^ゞ。
ですが車が好きな方には興味深い部分もあると思いますので,紹介しておきます。


ター坊はもともと限定車ですから,ノーマルのままずっと乗り続けるという方向もあったと思うのですが,専門誌などを見ていますとどうしてもいろいろいじりたくなってきます。。。。


今回モディファイを施したのは,クラッチとLSD。

どちらもノーマルのままで何も不満はありません。特に私のような98%が街乗り使用であれば,ノーマルのままの方が快適であるとも言えます(^^ゞ。

でも,人生は一度きり,せめて好きな車で好きなことをしてみたい的なモディファイです。それぞれのインプレを素人なりに書いてみます。

さて,ター坊はもともとノーマルの1.8Lロードスターにターボを付けた限定車です(邪道だといわれておりますが…)。でも,ただエンジンにポンとターボを付けただけではありません。

エンジンの出力が上がったことにより,わずかずつですが車のいろいろな部分に歪みが来ます。その歪みに対して対処しているのがマツダというメーカーのこだわりでしょうか。。。ノーマルロードスターと違った強化品を使っている部分が結構あったりします。

まずはクラッチ,ここも実はノーマルロードスターより強化されたものが装着されています。

強化の詳細はマルハモータースさんのホームページに詳しく紹介されていますので,こちらをご覧いただきたいと思いますが,「強化する=重量増」がやはり一般的な図式。
。。

このクラッチだって多分に漏れません。圧着力は100kgf上がっているようですが,そのぶん重量もノーマル比300g増です(ディスクのみで)。

軽量化して初代のような気持ちよさを…が私の目標なので,軽くなって強化も出来るパーツがあれば願ったり叶ったりなんですね。

そこで装着したのが先ほどのマルハモータースさんが出しているカーボンクラッチキット。カーボンクラッチ自体はATS社製です。

クラッチディスクの重さがなんと500g!(ターボ1466g)
それでいて圧着力は1000kgf(ターボ530kgf)あるんですから…

お値段はそれなりにしますけど,5年目にしてようやく装着です
フライホイールも軽量化したものがセットになっています。もちろん,この部分をあまりに軽くしてしまうと低速トルク伝達が難しくなり,ギクシャクしてしまうみたいですが。。。。

あとは使用感ですが,HPでは「ノーマルとほぼ変わらず」と謳ってあります。以前,初代ロードスターに乗っていた頃,メタルクラッチを装着していたことがあったのですが,半クラッチが難しく,慣れない人が運転するとすぐにエンストしていました。

さて,実際装着後の感想ですが,

・クラッチペダルが軽くなった
踏力が…という意味です。強化タイプにすると重くなるというイメージでしたが,ノーマル時より明らかに軽いです。理由は…わかりません(^^ゞ。

・エンジンの吹け上がり,回転数の落ちが少し速くなった
これはフライホイールの影響だと思います。どの程度違うのかは下の動画で比較していただければ…同じようにアクセルを踏んだつもりです。










画像で比較すると,吹け上がるスピードよりも,回転数が落ちるときの方が良くわかりますね。。。これに伴って,エンジンブレーキのききが良くなった気がします。心配していた低速トルクですが,思っていたほど乗りにくさは今のところ感じていません。

・シフトが軽くなった
これはあまり予想していなかったことなのですが,シフト操作自体が非常に軽くなりました。各ギアにスコスコと入るので気持ちよさ倍増です。これは街乗り主体の方にも大きなメリットと感じ取れると思います。

とまだ慣らしがようやく終わったくらいですが,なかなかの好感触を得ています。

LSDやその他5年経過してのことなどはまた次回に書こうと思います。


代車のデミオも面白かったですが,やっぱりロードスターですね

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