足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




さてさて,またまた更新間隔がずいぶんと開いてしまいました。

お陰様で仕事に育児に頑張っています。できればブログの更新も頑張ってしたいところなんですが…



今日の話題は久しぶりにテニスのお話



自分もテニスを始めてもう9年が経とうとしています。テニス歴だけはさすがにもう「初心者」と言えなくなってきました(^^ゞ。
自分の状況をお話しするのはまた次の機会として,今日は娘の話です。



娘は私達両親の影響を受けて自然と硬式テニスを始めたわけですが,テニススクールだけで満足している親とは違い,当然ですがジュニアの大会などに出場するようになりました。
試合に出始めると『勝ちたい』と思うようになるのはごくごく当たり前のこと。



娘が『勝ちたいからテニスが上手になりたい』と言えば,それを何とかしてやりたいと思うのが親心です。小学校の頃は娘に色々な習わせ事をさせましたが,最終的にウェイトが大きくなったのはテニスでした。
年に何度かある県レベルの大会で,少しでも上位にはいれるようにと応援協力する日々。おかげであるレベルまでは到達出来たように思います。運が良いときは四国大会にも出場できましたし…



となると,中学校に入っても運動系は硬式テニスを中心に考えるのだろうと親は勝手に考えておりました。

しかし,ここで問題となったのが学校でのクラブ活動。徳島県の中学校では硬式テニスを部活動として行っているのはおそらく一校だけ。他の学校では軟式テニスなんですね。


娘が通っている学校も軟式テニスです。

テニスをなさっている方ならご存じと思いますが,硬式と軟式…同じテニスではありますが,ある意味別のスポーツと考えてもいいほどです。
ボールが違うからラケットも違います。ボールの打ち方だって理想とされるフォームは全くの別物。



もし,硬式テニスをしている人が軟式をしたらどうなるか?



別のスポーツとはいえ,ボールをラケットで打つのは変わりないですから,上達は全くしたことの無い人よりきっと早いでしょう。しかし,部活で軟式をしながら硬式も続けることは???



これも経験者の方々はご存じと思いますが,テニスは結構デリケートなスポーツです。ラケットが普段と変わったりするとそれだけで調子が悪くなったりします。もっと言えば,同じラケットでもストリングスの種類やテンションが変わっただけでかなりフィーリングか変わったりします。

ですから,娘が中学に入って「軟式テニス部に入る」と言ったときはちょっとビックリしました。
大会前はストリングスを張り替えるのさえ嫌がっていた娘です。はたして両立させることが出来るのか。。。。


お世話になっているコーチの話を聞いてみたり,ネットでもずいぶん調べてみました。多くの意見は「両立しない(両方しないほうがよい)」というものでした。


その事を娘にも話しましたが,芯の強い娘は周囲の心配をよそに結局軟式テニス部を選び,習い事として硬式テニスも続けています。


私は仕事の関係で娘が軟式テニスをしているところをほんの数回しか見ていませんが,フォームは硬式テニスのフォームでボールを打っています。
純粋な軟式フォームではありませんから,逆に軟式テニスプレーヤーには意外性があって打ちにくいようです(笑)



で,「両立できるのか」という話の結論ですが,結局のところ,それぞれのプレーにどのレベルを要求するのかということにかかってくると思います。
娘の場合,硬式では相変わらずドロー運が良ければ県のベスト8あたりに…というところですし,軟式のほうも先日市の大会で好成績を収めて県大会までは出場したようです。

これを両立できているとするか,どっちつかずの中途半端と解釈するかは基準をどこに定めるかでそれぞれですよね。

もしかしてどちらか一本に絞れば,もっと好成績が望めるのかもしれませんが,中学でクラブ活動として経験する軟式は,人間関係その他のところで彼女を大きく成長させてくれているようです。小さい頃からしている硬式も,長い目で見てくれるコーチに支えられ,亀の歩みではありますが少しずつ進歩しています。きっと彼女の中ではどちらも大切なスポーツになっているんだと思います。


ちなみに,娘の周りの友達はなぜか同じような境遇の子が多く,娘を含めて6人くらいの子が硬式テニスとの掛け持ちをしているようです。子供って親たちが思う以上に器用なのかもしれません。


これは私の意見ですが,テニスを将来の生業にするとか,トップを目指すという目標があるのであれば別ですが,そうでないのであれば両方してみるのは意外にいいかもしれません。(あくまで個人的意見ですよ)






おそらく,同じようなことでお悩みの方もいらっしゃると思います。このような肯定的意見もあってよいかなと思い,掛け持ちし始めて1年半の時点で記事にしてみました。








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