ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

2カ所で日本語ボランティア

2022-11-25 17:25:12 | 日記
日本語ボランティアを2カ所でやっています。
地元の区民センターでは週1回、定期的に。
最近、学習者が変わって、また新しい世界が広がりそうです。
前回は全体の交流会で、いつもと違った人たち(学習者も日本人も)と
いろいろ話すことができて楽しかったです。
毎回なにかしら発見があるんですよね。

今日は朝早くからテンプル大学へ。
テンプル大学へ行くのは早くも4回目です。
2回目(こちら)と3回目(こちら)は、実際の日本語クラスに参加しました。
今回はそのクラスで学生の発表会があるとのことで、見学に行ったのです。
それぞれが一つのテーマを決めて発表して、その後、それについて討論します。
学生同士が話し合うことになっていて、日本人ボランティアはあくまで見学。
意見を言う機会はありませんとの条件付きで参加しました。

4人が発表して、日本人はなぜ英語が話せないのか、どんな漫画が売れたか、
日本人の働き方などのテーマで、統計のグラフなどを示しながら説明しました。

あくまで見学のつもりだったので、ただ見ていたのですが、
講師の方が日本人の方(見学者は私ともう一人)はどう思いますかと振ってくれたので、
思うところを伝えることができました。

英語については、日本では電車の中で高校生がよく英語の勉強をしていると
ある人が言っていました。
それに対して、高校生は大学入試のために英語を勉強しているから
難しい文章を読んだり、単語をたくさん覚えたりしているものの、
実際に話す機会があまりなく、なかなか話せるようにはならない、と私。
また、日本人は間違えることが恥ずかしいと思っているので、なかなか話さない。

日本人の働き方に関しては、日本人はたくさん残業するとか、
学生たちがみなステレオタイプ化して見ていることを感じたので、
近年、ワークライフバランスといってプライベートの生活も大切にする流れが
できているし、残業を禁止したり、制限する動きも出ている。
残業時間が多い人は産業医のカウンセリングを受ける必要があったりする。
転職についても発表で示していた他国との比較では日本が割合が低かったので、
最近、若者は転職するのに躊躇する人は少なくなっている。
転職を扱うエージェントのテレビCMもとても増えていて、毎日目にする。
などなど、自分の経験も含めて意見しました。
意見する機会をいただいて、本当によかったです。有意義な1時間でした。

日本に住んでいても、アメリカの大学で英語で勉強している学生たちは
なかなか本当の日本に接する機会がないようです。
日本語ボランティアとして参加する意義はかなりある気がしています。
今回のクラスは12月で終了するそうですが、
今後も機会があればぜひ参加したいです。
コメント
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