ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

伝統と格式あるホテルに泊まる沖縄旅<5>

2022-11-28 23:26:07 | たび<国内>
長くなりますが、今日3本目の投稿です。
盛りだくさんの1日だったんですよ。
二つのミッション、クリア!のあとで、素晴らしい空間が待っていました。

どちらのミッションもそれほど時間がかかることではなく、
レンタカーは午後7時に返せばいいので、午後から夕方にかけて十分に時間はあります。
それで、南部のほうでのんびりできそうなカフェを探してみました。
あらかじめ4つぐらい候補をピックアップして、営業日や営業時間、場所、立地、雰囲気など
それなりに調べておきました。
一番行ってみたかった「浜辺の茶屋」に決定!
奥武島からそれほど離れてはいませんが、主要道路から右へ曲がって、
サトウキビ畑の中を進み、本当にこの先にあるのかな~と
でも、浜辺にあるからきっと大丈夫~と。ありました。



さすがに人気店、こんな分かりづらい場所にあるのに駐車場には何台も車が止まっています。
さっと見てみたところ、半分以上がレンタカー。まあ、そういうことね。月曜日だし。

海が目の前に見えるカウンター席は満席で、その手前のテーブル席に案内されました。



おお!これはいい景色!



「うるおいの琉球紅茶」をアイスで。珍しくアイスです。アイスな気分。
待っていると、すぐカウンター席が空いたということで移動。



きゃ~、素敵。ステキ。風がとても気持ちよく、サイコーの気候ですね。



こんな日はアイスがぴったり。



コースター。1994年オープンです。28年も前ですよ。



みんなが書いたノートが山積みに。すごい。一番下は1996年と書いてありました。



みんなが帰ったあとのカウンター。



グラスは糸満硝子らしい。ステキ。

何がいいかって、ぼー--っとするのに最適だったこと。
何の考えも、思いも、何もなしにして、頭をカラにして、自然の中で、ただ、ぼー--。
それが心地よくて、心地よすぎて。うわーって感じ。
まさに、坐禅の境地ですね。
それほど期待することなく来たからでしょうか、とにかく感動しました。

こういった空間は、なかなか巡り合えるものではありません。
今日は貴重な1日となりました。

〆は花笠食堂で。





豆腐チャンプルー。豆腐がたくさん!

花笠食堂がいいのは、汁の種類が選べて、イナムルチもあること。



イナムルチは沖縄でお祝いの時に食べるもの(こんな説明があります)で、なかなか食べる機会がありません。



もずく酢かぜんざいか、どちらかを選べますが、その選択肢が何だか不思議。

長くて充実した1日。
ミッションクリアで大満足でしたが、浜辺の茶屋は大きな発見でした。
最後は部屋で、道の駅いとまんで買ったローゼルで、ほっと一息。







新鮮なうちにどんどん飲んで、あとは塩漬けにしたり、乾燥させたり。
ローゼルの季節。
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伝統と格式あるホテルに泊まる沖縄旅<4>

2022-11-28 22:39:03 | たび<国内>
今日の第二のミッションは糸満に魚を食べに行くこと。
糸満=漁業を教えてくれたのは映画「サンマデモクラシー」。
同じタイトルの本もあります(こちらでご紹介)。
糸満の女性たちが魚を頭に乗せて那覇の市場まで歩いて行き、売っていた。
強くたくましい女性たちの存在が、主人公の玉城ウシと共に紹介され、
糸満に魚を食べに行きたくなったわけです。単純な話ですが。

と、その前に。
金城哲夫資料館は南風原町の津嘉山(つかざん)という地域にあり、
すぐ近くにスーパーのユニオン津嘉山店があることを発見。
そりゃ、寄ってみるでしょう。前の日、古島のユニオンで
ユニポンさんの まーさん チーズケーキ、売り切れでしたから。
ちなみに、「まーさん」は「おいしい」という意味です。
まーさんって誰だ?と聞かないでね~。



ありました! それも、消費期限が今日のものが440円と安くなっていますよ。これは買い!でしょう。

ユニオンは沖縄で盛んにテレビCMをやっていて、何気なくテレビを見ていると
よく耳にします。「~ユニオンですから」。



これもユニオンならでは。「新商品ですから」。これはまだ分かるとしても、
「ですから餃子」って? ユニオン餃子ってことか?
なんでも「ですから」なんですよね~。
昨日から探していたEM牛乳の473mlサイズも無事発見。昨日は大きい946mlしかなかったんですよ。





すぐに車の中で、牛乳を飲みながら食べてみました。うんうん、ふわふわ、
ちょっとチーズの風味が足りないかな~と思いつつ、この安さなら十分満足。

糸満へ行く途中、ジョン万次郎の記念碑も見に行きました。
これもひょんなことから見つけたもの。
地図を見ていたら、南の海岸にジョン万次郎上陸記念碑があることを知り、
調べてみたら、ジョン万次郎がアメリカから帰国した際、
沖縄(琉球)に6カ月ほど滞在したことが分かりました。







滞在した場所が、こちらの記念碑がある豊見城市翁長。高安家が世話をしたそうです。
こちらの写真を撮っていたら、近くにいたおじいが、こっちに詳しい年表もあるよ、
と教えてくれました。





詳しすぎ!
おじいも保存会のメンバーだそうですが、もう高齢者ばかり、8人となってしまって、
若い人がいない、高安家も、親の代まではジョン万次郎の子孫と交流していたが、
子どもの代は途切れてしまっている、と。うまくつなげていけるといいですね。





記念碑のある場所は自治会の土地で会館も建っています。こちらの広場も自治会のもの。
昔は馬がいたそうです。

急に話は飛んで、糸満へ。
道の駅いとまんは人気の道の駅ですが、その奥に地味~にあるのがお魚センター。



こんなふうに貝の上に新鮮な刺身がのっていて、好きなものを買う形式です。



3つの店でこれだけ揃えてみました。



沖縄の定番、イラブチャー。





左は高級魚といわれるアカジン。ホタテも好きなの~。



鉄火巻きは巨大なマグロが入っています。これで計1200円。
どれも新鮮で、糸満で、玉城ウシさんに思いを馳せながらいただきました。
サンマはなかったけど。サンマは糸満の魚じゃないしね。



見よ!この青空!どうだ!



外気温27°。沖縄です。



そして、カフェ友情報で、奥武島(おうじま)へ。
てんぷらが有名なんですよ。3軒てんぷら屋さんがありますが、
2軒が月曜休みで、開いていたのは中本鮮魚てんぷら店のみ。
なので、次から次へと人が訪れていました。



もずくのてんぷらと、もちもちポテト(チーズ入り)。
このもずくのてんぷらが揚げ立てで、感動的においしくて、
これまでに食べたもずくのてんぷら(そう何度もないですが)の中で一番おいしいと思ったんですよね。
わざわざ食べに行った甲斐がありましたよ~。
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伝統と格式あるホテルに泊まる沖縄旅<3>

2022-11-28 21:34:07 | たび<国内>
2連泊のお得なプランは、1回朝食が付いてきます。
沖縄ハーバービューホテルの朝食は、シェフが目の前で焼いてくれる卵料理が
オムレツや白いオムレツ、目玉焼き、エッグベネディクトまで種類があり評判となっています。
午前7時すぎに朝食会場に行ったら、すでにほぼ満席。
みんな朝早くから来ているのね。びっくり。



少しずつ、シンプルに。おかゆにしようと思ったら、じゅーしーがあったので、じゅーしーにしました。
前にも書いたことがありますが、私、オムレツにあまり魅力を感じません。
ホテルの朝食の定番ですよね。でも、なくてもOK。ということで、今回はパス。



ジーマーミー豆腐は大きな塊が器に盛ってあり、そこからすくっていただく形式。
アイスは紅芋アイスがあったから、つい。
シューアイスは裏を見たら、栄屋乳業。フツーのシューアイスでした。
こんな時に食べている場合ではありませんね。反省。



朝は雨模様。そのうち止むことは分かっていますが。



ホテルの部屋からはこんな感じ。フツーの都市の風景です。空が少し明るくなってきたかな。
そう、出かける時はもう降っていませんでした。ふふふ。



今日は1日レンタカーで回ります。すっかりおなじみのオリックスレンタカー美栄橋で。
株主優待で半額になるんですよ。それを有効活用して、10~19時まで借りて2750円。安い!
2022年3月に納入された新しい車種です。車内も広々。広すぎるし、大きすぎるけどね。

今日の第一の目的地は、金城哲夫資料館ですが、一番早い時間帯でも11:30から。
11:30に予約を入れたものの、まだ1時間以上あります。
それで、時間調整のために、パイプライン巡りに行くことにしました。
以前からパイプラインを歩きたいと思っていたのです。
パイプラインって何だ?



まずは、沖縄で走っていた軽便鉄道の線路から。









大山のJimmy’sあたりまで続きます。Jimmy'sの先まで行って、本当はJimmy’sに寄って行きたかったのに
時間がなかったので、そのままUターン。国道58号で一路、南風原町へ。

松風苑という料亭の一角に金城哲夫資料館(こちら)はあります。
金城哲夫の実家が料亭だったことに由来します。
え、金城哲夫って誰?
円谷プロで初期のウルトラマンの制作に携わった重要人物です。
私がどうしてこだわっているか、ご存じの方はご存じでしょうが、念のため。
ブースカ大好きの私としては、ブースカの制作にも携わった金城哲夫は気になる存在だったわけですよ。



松風苑の別邸(多分、個室がある)の奥の2階に、実際に金城哲夫が東京から戻ってきて
仕事部屋として使っていた部屋が2部屋あります。



屋根は琉球赤瓦で伝統的な雰囲気ですが、外壁や部屋の中はいたってフツー。



右のポスターの世田谷フィルムフェスティバルのウルトラマン展、行きました!
急に思い出しましたよ。そこでブースカの着ぐるみが座っていて、
ブログでも紹介しました(こちら)。覚えている人いないと思うけど。
昔すぎて、見ていなかった人がほとんどだと思うけど。



ブースカの脚本を書いています~~~。そうなのよ~。



ブースカ、いたよ!







実際に使っていた机や本棚など、そのまま保存されています。ここはアニメの聖地としても認定されているようで。



書棚が興味津々でした。沖縄関係もあるし、『ダラスの熱い日』そんな本ありましたね。



遠藤周作の『沈黙』もあります。安岡章太郎や吉行淳之介、司馬遼太郎も。その時代の人たちですね。
文学全集といったものもありました。
金城哲夫は37歳の時に事故で突然亡くなったのですが、
その年齢を考えると、この蔵書、すごいと思います。

ということで、今日の第一のミッション、クリア!
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