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キリンソウ・2~果実

 ベンケイソウ科キリンソウ属の「キリンソウ(麒麟草・黄輪草)」。全国の山地の陽当たりの良い岩場などに生育している。花期は5~6月で茎先に直径1センチほどの星形の花を多数咲かせる。写真は若い果実で5つの袋果になりひとつの長さは長さ5~6ミリ。熟すと翼のある種子を多数出す。
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番外編・13~アオノリュウゼツラン開花

 千代田区の日比谷公園で開花した「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」。キジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属の常緑多年草で“100年に一度咲く花”とも言われている。公園職員が5月17日に真ん中の茎が伸び始めているのに気付き、見る見るうちに7メートルを超え7月10日に開花したという。花は下方の花序から咲き始めこの日は最上部の花序まで咲き進んでいた。公園資料によるとこの株は1960年頃の写真に写っておりそれ以前に植えられたとみられる。以前当地で咲いた株はせいぜい2メートルほどだったが今回はかなり高い。
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ケンポナシ・8~若い果実2

 クロウメモドキ科ケンポナシ属の「ケンポナシ((玄圃梨)」。全国各地の山地に分布している落葉高木で樹高は10~20メートル。6~7月に枝先に集散花序を出し直径7~8ミリの淡黄緑色の花を多数咲かせる。写真は若い果実で直径1センチほど。球形の果実は秋に黒く熟すが果肉はほとんど無い核果になる。そのかわりクネクネ曲がった果柄が次第に太くなり果実が熟す頃には褐色になる。これがサクサクとした梨のような食感で甘く食べられる。
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