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ヒキヨモギ・6~野津田公園2

 野津田公園“上の原ススキ草地”で見られる「ヒキヨモギ(引蓬)」。ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)ヒキヨモギ属の一年草でススキなどイネ科植物に寄生するが自身でも葉緑素を持つ"半寄生植物”。7~9月に葉腋に長さ2~3センチの黄色い唇弁花を咲かせる。今から17年前、長池公園里山付近の山道に出現していたがその後消滅してしまった。その後、この野原にあるのを知り、ほぼ毎年開花を確認している。名の由来のひとつに茎を折ると糸を引くという説がある。むやみに茎を折るわけにいかないが、細い茎を折ると一瞬糸を引いたように見えた。しかしオクラを切った時のようなネバネバの糸ではなく、もう1本折ると糸は確認できなかった。
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ミズオトギリ

 久し振りに開花を見た「ミズオトギリ(水弟切)」。オトギリソウ科(←フクギ科)ミズオトギリ属の多年草で北海道~九州の湖沼や湿地に生育している。花期は7~9月で午後3時頃から咲き始め夜には閉じてしまう。これは長池公園里山地区の水路のものでここにあるのは以前から知っているが、午前活動型の私はなかなか開花時間に訪れることはなかった。花径は1センチほどで花弁は5枚。雄蕊は3束に分かれ9個ある。
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