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オグルマ・2~せせらぎ緑道2

 せせらぎ緑道の水辺で見られる「オグルマ(小車)」。キク科オグルマ属の多年草で北海道~九州の湿地や田の畦などに分布している。7~9月に茎の上部に直径3~4センチの頭花を数個付ける。カセンソウに良く似ているがカセンソウが陽当たりの良いやや乾いた土壌を好むのに対して本種は湿った場所に咲く。
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スズサイコ・12~若い果実2

 多摩川土手で小さな群落を作っている「スズサイコ(鈴柴胡)」。キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属の多年草で陽当たりの良いやや乾いた草地などに生育している。花期は6~8月で茎の上部に集散花序を付け直径1センチほどの星形の花を咲かせる。花は夕方開花し陽が当たると閉じてしまうので開いた花を見るのはタイミングが難しい。蕾や閉じた花の形を“鈴”に見立て全体の様子がミシマサイコに似ていることから名付けられている。茎の下部には長さは7~8センチの二股の若い果実が出来ている。熟すとキョウチクトウガガイモのように中から種髪を出す
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番外編・12~多摩川羽村堰

 多摩川河口から約54キロ遡ったところに“羽村堰”がある。写真の上方が多摩川上流で本流は左側から下流に向かう。中央の取水口から玉川上水が始まり右下に向かって流れていく。この取水口と玉川上水は江戸時代に建設され1653年(承応2年)に完成した。玉川上水は当時爆発的に人口増加した江戸の住民のための上水道で羽村堰から取水して四谷大木戸までの全長約43キロになる。高低差はわずか92.3メートルしかなく、これは100メートル進むと21センチ下るという極めて緩い勾配になる。現在とは比べものにならないほど測量技術が低かった時代にここまで緻密に設計されたのは驚きではある。
 この日は猛暑日予想だったが、午前8時に自転車で自宅を出発。国道16号線を北上し拝島橋を渡ってから多摩川沿いのサイクリング道路を遡る。水鳥公園、福生南公園などを通過して羽村堰に到着。自宅からは約22キロになる。この後狙いのカワラニガナを撮るためにもう800メートルほど進み花を撮ってから帰路についた。午前11時には自宅に戻り往復約45キロのサイクリングだったがしっかり日焼けした。ちなみに八王子市の最高気温は37.2℃だった。

♪♪みどりの風も さわやかに
  にぎるハンドル 心も軽く
  サイクリング サイクリング
  ヤッホー ヤッホー
  青い峠も 花咲く丘も
  ちょいとペダルで 一越えすれば
  旅のつばめも ついてくる ついてくる
  ヤッホー ヤッホヤッホー ヤッホー
  行こうよ君と どこまでも
  はずむ銀輪 リズムに乗って
  サイクリング サイクリング
  ヤッホー ヤッホー
  波もささやく 浜辺の道を
  若い歌声 合わせて走りゃ
  潮のかおりが 夢を呼ぶ 夢を呼ぶ
  ヤッホー ヤッホヤッホー ヤッホー
(『青春サイクリング』 作詞:田中喜久子 作曲:古賀政男 歌:小坂一也
(JASRAC許諾第J210129422号)
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