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ハンショウヅル・7~冠毛

 小山内裏公園から続く尾根緑道の林縁に蔓を伸ばしている「ハンショウヅル(半鐘蔓)」。キンポウゲ科センニンソウ属のつる性落葉木本で春に半鐘に見立てた赤紫色の花を咲かせ果実は冠毛の付いた痩果になる。花の姿からはセンニンソウの仲間とは思えないが果実はセンニンソウの果実と同じような姿になる。
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オオイタビ・1~若葉台

 稲城市立若葉台小学校の外周壁に生えている「オオイタビ(大崖石榴・大木蓮子)」。クワ科イチジク属の常緑つる性木本で関東地方以西に分布している。茎から出る気根で樹木や岩などを這い上がっていく。3年前にここでは大株に育っていて大きな花嚢がいくつか見られた。そこでまた見に来てみると外壁一面に拡がっていたオオイタビがほとんど刈られてわずかしか残っていない。もちろん花嚢や大きな成葉は見られず幼葉が辛うじて気根を伸ばしているだけ。ここで花嚢が見られるまでに育つのは何年も先だろう。
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