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シマサルスベリ・3~紅葉

 美しいオレンジ色の紅葉を見せている「シマサルスベリ(島百日紅)」。ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木で屋久島や種子島以南の亜熱帯地方に自生しており東京などでは公園樹として見られる。同属のサルスベリは中国原産で日本には江戸時代以前に日本に渡来したとされている。シマサルスベリの花はサルスベリよりもやや小さくまた色は白だけになる。幹はほぼ真っ直ぐに伸びて樹高は20メートル以上になり夏から秋に掛けて樹皮が剥脱して白く滑らかな樹肌が現れる。その葉が晩秋に緑色から黄色、オレンジ色、紅色と変化するさまが何とも美しい。これは昭和記念公園のもの。
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マンサク・4~果実

 マンサク科マンサク属の「マンサク(満作)」。日本各地の山野に分布している落葉小高木で庭木や公園樹としても多く利用されている。花期は2~3月で葉が展開する前に黄色い花を枝いっぱいに咲かせる。果実は蒴果で秋に稔り熟すと乾燥して裂開し種子を飛ばす。写真右の果実は裂開しているが上手く種子が飛ばずに残っている。左側の種子は小さな裂け目が見えるのでもう少しで裂開するようだ。
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