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キヨスミウツボ・4~高尾山6号路

 高尾山“6号路”の登山道脇に生えている「キヨスミウツボ(清澄靫)」。千葉県鴨川市の清澄山で最初に発見され筒状の花を矢を入れる靫に見立てて名付けられている。ハマウツボ科キヨスミウツボ属の多年草で自身では葉緑素を持たずカシ類やアジサイ類などに寄生して養分を得ている。初夏に地面から5~10本の花が束になって出てくる。花後の果実は液果になる
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ジュンサイ・4~蕾

 長池公園”自然館”で見られる「ジュンサイ(蓴菜)」。ハゴロモモ科(←スイレン科)ジュンサイ属の多年草で、先日、雌花雄花の開花ショーを楽しむことができた。写真は蕾の様子でそれまで水中に沈んでいたものが水面まで上がってきた。この蕾は翌朝に開花するようだ。左上には咲き終わった花でこの後水中に沈んでいく。
 ジュンサイの葉の裏面にはヌルヌルとした粘液物質がありまだ丸まっている若芽を摘んで吸い物や酢の物の食材にする。私はジュンサイが大好物で4年前に長池の“かいぼり”で埋土種子からジュンサイが芽生えた時に、園長さんに『食べられるくらいに増えると良いですね。』と言うと、『新聞記者にも同じようなことを言われた。』と笑顔で仰っていた。
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