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ベニバナヤマシャクヤク・6~高尾山系

 この時期になると気になるのが「ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)」の開花。ヤマシャクヤクの仲間は開花してから3〜4日で花弁が落ちてしまい、近くにあれば毎日見に行くことができるが、山奥に咲くので訪れるタイミングが難しい。麓から急坂を1〜2時間汗だくで登ってみたらまだ蕾だったり既に花弁が散っていたなどということがある。去年(5月30日)一昨年(5月24日)の開花時期と今年の気温の状況、そしてその日の天気予報を判断して、この日高尾山に向かった。朝から気温がグングン上がり汗が噴き出すが、水分補給をしながらそのポイントを目指す。すると予想通りちょうど見頃になったベニバナヤマシャクヤクが綺麗に花弁を拡げていた。あと数日遅ければ花弁は落ちていただろう。やはりこの花は貴重ゆえに毎年見ておきたい。ベニバナヤマシャクヤクはボタン科ボタン属の多年草。
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チドリノキ・7~高尾山6号路

 高尾山“6号路”で見られる「チドリノキ(千鳥の木)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉小高木で雌雄異株。日本固有種で岩手県以南の山地の沢沿いに生育している。葉はカエデのように裂けずカバノキ科のクマシデなどに似ている。写真は果実の様子でこれを“千鳥”に見立てて名付けられたようだ。
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シラホシムグラ・3~開花

 大栗川沿いの遊歩道で咲いている「シラホシムグラ(白星葎)」。アカネ科ヤエムグラ属の越年草でヨーロッパ原産。2004年(平成16年)に帰化が確認されその後日本各地に拡がっている。当地ではこの大栗川沿いや堀之内地区の緑地で確認できる。花径は2~3ミリで花色は純白になる。同属のヤエムグラの花径は1~2ミリで花色はややクリーム色掛かっている
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ヤマムグラ・1~高尾山3号路

 高尾山“3号路”で見られる「ヤマムグラ(山葎)」。アカネ科ヤエムグラ科の多年草で草丈は20~30センチ。本州~九州の山地の林内に生えている。花期は5~7月で茎の上部に直径2~3ミリの花を数個咲かせる。葉は4枚が輪生するが2枚ずつ長さが違うのが特徴になる。
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