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ミズタマソウ・4~花

 長池公園“第2デッキ”で見られる「ミズタマソウ(水玉草)」。アカバナ科ミズタマソウ属の多年草で、花後に出来る果実を水玉に見立てている。子房にはカギ状の毛が密生しており熟すと“ひっつき虫”になる。同属のウシタキソウにそっくりだが、ミズタマソウの萼片には毛が無い。また茎の節は赤みを帯び、その葉は長卵形で基部は凹んでいない。
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ウシタキソウ・1~日影林道

 アカバナ科ミズタマソウ属の「ウシタキソウ(牛滝草)」。多摩ニュータウン界隈では長池公園などで同属のミズタマソウが多く見られるが、ウシタキソウは見たことが無くここ裏高尾“日影林道”でようやく出会えた。花はミズタマソウにそっくりで2枚の花弁の長さは2~3ミリ。ミズタマソウの萼片は無毛なのに対して、ウシタキソウの萼片には細かい毛がある。草丈は40~50センチになりミズタマソウの茎の節が赤みを帯びるのに対してウシタキソウは赤くならない。わかり易いのは葉の形で、ミズタマソウは長卵形になるが、ウシタキソウはハート形に近く葉の基部がやや凹み気味。名前の由来は牛滝山の地名や果実を牛のよだれ(シタキ=東北方言)に見立てたなど諸説ある。
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センボンシメジ

 小野路城跡付近の山道で見つけたキノコ。これはおそらく「センボンシメジ(千本占地)」の幼菌だろう。キシメジ科シメジ属のキノコで、傘の直径は1~1.5センチ。この丸い傘が密集している様子ををお釈迦さまの螺髪に見立てて「シャカシメジ(釈迦占地)」の名もある。
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