元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
北軽井沢番外編・69~シシウド

定年後は再び利用増加も考えられるが、築30年近くにもなると建物の傷みも多く、持ち続けるメリットはまだまだあるが、修繕費などデメリットも増えてきた。色々考えた結果そろそろ潮時かと考え、このたび山小屋を手放すことにした。テレワークスタイルがもっと早く世の中に定着していれば、ここで仕事もできたが、残念ながらそのタイミングではなかった。30年間この山小屋で家族や友人達と過ごしたことは楽しい思い出としよう。
写真は浅間山麓で見られる「シシウド(猪独活)」。セリ科シシウド属の多年草で背丈は2メートルを超えるほどになる。30年前、多摩ニュータウンに転居する10年も前にこの花を軽井沢ドライブ中に見掛け、子供達と『あれは何の花だろう?』と話題になり、その時に山と渓谷社の図鑑『山渓カラー名鑑 日本の野草』を買った。思えばそれが植物に興味を持つようになった原点だったかも知れない。当ブログではこれまで『北軽井沢番外編』や『軽井沢番外編』として色々な高山植物を紹介してきたが、今回でそちら方面の番外編は一旦終了となる。しかしまだ、浅間山麓の“コマクサ”観察が宿題で残っており、いつかまた訪れたい。
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