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ヒメムツオレガヤツリ

 堀之内東山そらみの森緑地の野原に生育する「ヒメムツオレガヤツリ(姫六折蚊帳吊)」。カヤツリグサ科カヤツリグサ属の一年草で草丈は50~60センチ。東南アジア、オーストラリア、アフリカ、南北アメリカなどが原産地で、昭和59年(1984年)に横浜市で帰化が確認され、その後、各地で発見されている。“六折”とはイネ科のムツオレグサ(六折草)に由来していると思われるが、ムツオレグサは穂が成熟すると折れてバラバラになって落ちるようだ。
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アマチャヅル・8~長池公園

 長池公園“第2デッキ”でキツリフネに絡んでいる「アマチャヅル(甘茶蔓)」。ウリ科アマチャヅル属のつる性多年草で雌雄異株。写真は雄花で花径はわずか5~6ミリ。花色が地味で目立たないが、藪で特徴的な鳥足状複葉に気付くことがある。しかし個体数がはるかに多いヤブガラシも鳥足状複葉なので、見つけたと思ってもほとんどがヤブガラシ。アマチャヅルは冬の枯れ野の果実のほうが良く目立っている。
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