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ヒイラギズイナ

 東京薬科大学キャンパスで見られる「ヒイラギズイナ(柊随菜)」。ズイナ科(←ユキノシタ科)ズイナ属の常緑小高木で、若葉にヒイラギのような棘が出ることから名付けられているが、成木になると棘は無くなり全縁になる。5~6月に枝先にブラシのような上向きの長さ5センチほどの総状花序を付ける。ひとつの花は3~5ミリの筒状で花弁は5枚あり、花弁より長い雄蕊が良く目立つ。
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クマノミズキ・2~長池公園

 長池公園の“築池”畔に生育している「クマノミズキ(熊野水木)」。ミズキ科サンシュユ属(←ミズキ属)の落葉高木で、ミズキよりも開花時期は1~2ヶ月遅い。またミズキの花序が平べったい杯状になるのに対して、クマノミズキの花序はこんもりしている。
 さて従来の植物分類でミズキ科はアオキ属、ハナイカダ属、ミズキ属など雑多な植物の寄せ集めであることが指摘されていた。APG体系では、アオキ属はアオキ科に、ハナイカダ属はハナイカダ科にそれぞれ独立し、旧ウリノキ科ウリノキ属はミズキ科となった。
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キミノクロガネモチ・2~開花

 大塚ぼうげ公園に植栽されている「キミノクロガネモチ(黄実黒鉄黐)」。モチノキ科モチノキ属の常緑高木で、クロガネモチは冬に赤い果実を稔らせるが、本種は黄色い実が出来る。枝が高くトリミングしたが、花は普通のクロガネモチと変わりない。クロガネモチの葉柄はやや赤みを帯びるが、キミノクロガネモチの葉柄は淡緑色のようだ。
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