京王堀之内駅付近の歩道脇で見られる「セイヨウザイフリボク(西洋采振木)」。バラ科ザイフリボク属の落葉小高木で、6月に果実が熟すことから「ジューンベリー(Juneberry)」と呼ばれる。果実の直径は1センチほどで、酸味は無く甘くて美味しい。一方、在来種であるザイフリボクの果実は秋に熟す。
南陽台“夾竹桃公園”付近の道路脇に咲いている「ハナアロエ(花蘆會)」。ツルボラン科(←ユリ科)ブルビネ(Bulbine)属の多年草で南アフリカ原産。学名の「ブルビネ・フルテスケンス(Bulbine frutescens)」と呼ばれることもある。アロエの名が付くがアロエとは無関係。これはおそらくこの界隈の民家の庭から逃げ出したのだろう。花は一日で萎んでしまうが、次々に咲く。