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ヌルデ・4~ゆるキャラ

 “くまモン” や “ひこにゃん” など “ゆるキャラ” が大ブーム。 “せんとくん” を初めて見たときは、 『こんな気味が悪いものは絶対に流行らない。』 と思っていたが、時が経ってみると、なかなか可愛らしくも見えてくる。全国のゆるキャラの数はせいぜい100体くらいだろうと思っていたら、何の何の “ゆるキャラランキング” なるものかあり、そこには865体も出てくるのでビックリ。
 ゆるキャラの火付け役は、漫画家・エッセイストのみうらじゅん氏で、2002年にゆるキャラショーを開催し、2008年には新語・流行語大賞にもノミネートされ、その言葉自体も商標登録されているらしい。
 ゆるキャラには
『郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること』
『立ち振る舞いが不安定かつユニークであること』
『愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること』
という条件が定められており、その基準に合った新顔が今でもどんどん出てきているようだ。
 東京都には “すがもん” “稲城なしのすけ” “戸越銀次郎” など39体のゆるキャラがいて、わが八王子市にもちゃんと “たき坊” がいる。このたき坊は、八王子の滝山に住む妖怪ダヌキで、年齢はだいたい400歳。しかし人間でいうと8歳のいたずら小僧らしい。2012年の人気投票では全国ランキング58位、東京都の中では3位という好成績だったようだ。
 さて写真はどこかのゆるキャラぬいぐるみの顔にも見える「ヌルデ(白膠木)」の葉痕。笑い顔だけでなく、その下には左右の握りこぶしがあり、『イェーイ!! おいら、ヌルモンだぜ~!』 と踊っている。ヌルデはウルシ科ヌルデ属の落葉小高木。
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