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コウバイ

 今日は第7回目になった東京マラソンの日。私は第4回(2010年)と第5回(2011年)に走ったが、今回は申し込みをしたものの抽選に外れてしまった。この時期になると、 『もう一度、東京を走ってみたい。』 という気持ちが強くなるが、それ以外の時期は 『もうあんな苦しいことは二度とやりたくない。』 という気持ちで、心の葛藤が一年中続く。しかし今年もまた、3回の抽選チャンスがある “東京マラソンプレミアムクラブ(年会費4,200円)” 登録を継続し、次回の出場を秘かに狙っている。
 さてマラソンコースが公認される条件のひとつに、スタートとゴールの高低差が、距離の1000分の1以上下っていないことがある。スタートとゴールが同じ地点なら、どれだけアップダウンがあっても良いが、スタートとゴールが異なる場合は極端な下りコースにならないように定められているわけだ。東京マラソンの場合は、スタート地点である都庁前の標高が40.2mで、ゴールの有明ビックサイトは標高6.4m。その差は33.8mで、フルマラソン距離の42.195kmの1000分の1である42.2m以内になっている。つまり全体的にはなだらかな下りで、好記録が出やすいコースと言える。実際に走ってみて、 “きつい勾配” に感じたのは、36キロ付近の佃大橋だけ。ところがスタート直後から7km付近まで一気に37m下るため素人ランナーではハイペースになり易く、私は2回とも前半にこの罠にはまり、後半のペースダウンを引き起こしてしまった。もし次に抽選に当たることがあれば、この失敗を克服して、5時間切りを目指したいと夢見ている。
 写真は蓮生寺公園の「コウバイ(紅梅)」。いつもなら5分咲きくらいにはなっているはずだが、今はまだ1~2分咲き。去年に続いて、今年も開花が遅い。
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