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ホトケノザ・2~花

 今夜は久し振りの部活。今年の冬は寒さが厳しく、スケジュールが合わなかったこともあって、今年初めての皇居ランになった。私はFM東京B1にあるランナー施設(JOGLIS)を利用しているため、起点は半蔵門。ここから三宅坂を左回りに進み、桜田門付近までが下りの1キロ。そこから祝田橋、二重橋前、大手門あたりはずっと平坦で標高は3メートル程度。気象庁前が3キロポイントで、3.5キロ付近の竹橋から代官町通りがきつい登りになり、千鳥ケ淵付近で一旦、下るものの、半蔵門まで緩やかに登ってちょうど5キロになる。半蔵門の標高は29メートルなので、全体の標高差は26メートル。前半の下りで楽をした分、後半の登りで苦しむことになる。コースでは草木の花はまだまだだが、春にはアブラナ、ハマダイコンが咲き、千鳥ケ淵ではソメイヨシノが美しい。また三宅坂はユリノキ並木で、初夏にはチューリップのような花がたくさん見られて楽しい。
 今日は予定通り2周10キロでタイムは55分54秒(28分45秒+27分09秒)で、後半はまずまず。これで2月までの走行距離計は139キロだが、今年は1~2月が目標に足らず、暖かくなれば早めに挽回して年間1,000キロを継続したい。
 さて閑話休題。写真は日当たりの良い道端に咲き始めた「ホトケノザ(仏の座)」。シソ科オドリコソウ属の一年草で、上部の対生する葉が仏様の台座に似ていることから名付けられている。
 花の構造を見ると、上唇はカブト状になり毛が密生している。下唇は3裂し、中央裂片はさらに2裂し水平になる。この平らな部分は花粉を媒介するハナバチや小さな蝶が着地する場所で、オレンジ色に見えるのが雄蕊の葯。その後方に雌蕊の柱頭がある。昆虫が筒状の花の奥の蜜を吸おうとすると、その背中に花粉が付く仕掛けになっている。
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