アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

RHM8B 7~50MHz用 ハンディアンテナ 使ってみました

2011年12月17日 20時25分17秒 | アマチュア無線

先日購入したRHM8B、FT-817に取り付けて屋外で運用してみました。

場所はいつもの城山湖。テーブルの上に817を立てて、ショルダーベルトをアタッシュケースに挟んで倒れないようにしてからアンテナを取り付けました。



 

さらにアースを強化すべく、MP-1の付属のカンターポイズの端子をFT-817で踏んづけて接続します。

まずはいきなり7MHz。

カウンターポイズの無い状態で、リグに触れていない時のSWR最下点は、コイルを一番伸ばした時。リグに少しでも触れるとコイルをもっと縮めないといけません。さらにカンターポイズを接続するともう少し縮めた位置でSWRが落ちました。

同調点を探す時にコイルを上下させるのですが、明らかに受信音の大きさが変化するので、アンテナの同調とはなんぞやが体感できる楽しいアンテナです。

受信音最大がSWR最下点と一致するので調整位置は容易に見つかります。

 

 

7MHzでは空いている拡張バンドでCQを出しました。長いことやりましたが空振り続き。近くの周波数でCQが始まったり交信が始まったりと、やはり5Wと小さなアンテナでは苦戦します。飛んでないのかな、と思いつつしばらく続けていると0エリア長野県松本市の局長さんからお声がけがありました。

ヤッターヽ(゜∀゜)ノ

こちらからは59 先方からは 57 シグナルはやはり弱めで53~56辺りをウロウロすることが多いとのこと。

それでもこちらの5W+1.78mのアンテナであることに驚かれていました。先方はフルサイズDPでした。

29MHzFMではあまりSWRが落ちなかったので、アースを外してみたらSWRが落ちるところが見つかったり、リグを触れるとまたSWRが上がったりと敏感です。メインでCQが出たので呼んでみました。交信しながらチェックしてもらうと、アースを外してSWRが落ちた時は信号も強く振って、変調もよく乗るようになったとのこと。さらにリグごと抱えて場所替え。金属製の手すりの上に運んで、リグを手すりと導通するようにがっちり乗せて、SWR最下点を探ると、ほぼ完全に落ちるポイントが見つかりました。信号も非常に強くなり電波の飛びも良くなったようです。

やはりアースは肝心ですね。

さらに2エリアの峠の移動局さんを呼んで呼んで呼んで呼んで呼んで、やっと取ってもらって交信成立。やりました~。

混信がない限りはちゃんと届くようです。

アンテナとしては受信した感じも良好で、同サイズのモノバンドモービルホイップに劣らないと思われます。但し、アースなしでは聞いていても劣る感じはあるので、しっかりとしたアース、カンターポイズの併用が必要でしょう。

というわけで、7MHzSSB、5Wで交信できたことで、実用性は実証できたかな、と思います。

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セラミックマイク アドニス AM-DX1

2011年12月17日 08時56分45秒 | アマチュア無線

最近 AM-DX2 がDX1の復刻版として新発売されたので、セラミックマイクを使ってみたいなぁと思っていたところ、地元のハムショップには生産終了品のDX1が少し安く売っていたので(1と2の差は殆ど無いと思われる)(内需拡大、地元で買い物)ということで購入してみました。一応新品です。

これまでFT-847にはAM-508がつながっていましたのでこれに置き換えてみます。外見はほぼ同じですが、ドーンと大きなセラミックマイクエレメントが特徴です。

PTTスイッチが、昔買った508だとクリック感があって、送信開始時に「カポン!」と響いていましたが、あとから全品改良したのでしょうか、このマイクはクリック感が殆ど無く、カポン!と響く音は解消されていました。

早速いろんな無線機につないで変調の深さなどをチェック。

ローカル局にもモニターしてもらい、音質的にはセラミックマイクらしさはしっかりあるようで安心しました。

DX1の説明書には周波数特性のグラフが出ていて200Hz~400Hzまでが右肩上がり、400~1KHzまでがほぼフラット、1k~2kHzまでが急上昇で、2kHzをピークに急降下しています。まるでイコライザーで2kHzのみを上げたような感じ。これがマイクそのものの特性のようです。

変調の乗り方はリグによってものすごく違いますね・・・。あれこれ使いまわすのは厳しそう。

ハンディ機のC710、VX3、DJ-G7ではいずれも近づいて話すと良い程度の深さ。ボディ内蔵マイク並。少し離れて話すと浅い印象です。

G7の純正スピーカーマイク EMS-62は特別で、とても変調が深くてお気に入りのスピーカーマイクです。

FT817は内部のマイクゲインを50にした状態でも結構変調が深くかかり、FT100では純正ハンドマイク程度までかな。

これだけ違うと常用するリグにきっちり合わせるしかないのでFT847に合わせます。847との相性では充分なマイクゲインが得られているので出力を絞っていく方向で合わせます。

そこで問題が・・・FMとSSBでもだいぶ違うようで・・・SSBで純正ハンドマイク並みのパワーの振れ方をするようにセットすると、FMではかなりうるさい変調に聞こえるみたいです。SSBではALCメーターも殆ど振れないレベルなんですけど。 (゜~ ゜)うーん 難しい

という感じですが、これまで使ったことのないセラミックマイクを楽しんでいきたいと思います。

コメント (2)
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