まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「星に願いを、月に祈りを」中村航

2012-09-19 20:13:03 | 読書のすすめ
今日は気温は上がらなかったけれど 一日中曇ったり雨降ったり 蒸し暑かったです。
明日は暑くなるみたいですが 明後日以降 「本当なの!Yahoo天気予報と詰め寄りたくなるような気温。
まあ もうお彼岸ですから そろそろね。
しかし 最低気温が20℃以下の世界って なかなか思い出せない。

さて 中村航の「星に願いを、月に祈りを」を読みました。

星に願いを、月に祈りを
中村 航
小学館


児童館の集まりでキャンプに来ていた大介と麻里と一学年下のアキオは 
夜中にバンガローを抜け出し 蛍を探しに川へ向かう。
そして 道に迷ってしまう。
アキオが持っていた携帯ラジオから聞こえてくるのは 『星空・レディオ・ショー』
星空に関する話ばかりする不思議な深夜放送。

やがて 三人は中学生となり アキオと大介は野球部に入っていた。
アキオは一学年上の里崎美紀に憧れるようになっていた。



話は 語り手の異なる四章の物語で構成されています。
小学生の冒険から始まる物語は 生と死に触れる。
そして 最後には 胸の奥からこみ上げてくるものがあります。

謎の深夜放送『星空・レディオ・ショー』についても だんだんと読者は分かるようになります。
・・・と 言っても 読み終えた後も 鶏頭の私は 「????」と思う点があるのですが
自分なりの理解は正しいと信じよう。

中村航という人は なんというか あたたかい気持ちを伝えられる人だと思います。

是非 ご一読を。

最初のうち 『星空・レディオ・ショー』で 子供たちの冒険が途切れるたび 「ちょっと」と 思ったけれど すごい伏線がありました。
同じように感じた方も 最後まで 読んでくださいね。

いがぐりおも ラジオパーソナリティ向いてそう。
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