迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

031・夕陽。[沖縄、夏。]

2008年07月03日 | 旅する。
7月3日

結家に帰って、潮のひいた海でシュノーケルの練習をする。

フィンは付けず、ライフジャケットなしで浅い海を泳いでみる。

夕食にはカツヲとアボカドのサラダを作る。

スーさんに力さん、haruさんもやって来て、「アニキの宿」みたいになり、チーム・アルも帰還してキッチンが賑やかになり、新しいゲストが到着し、やがて夕陽が沈んでいった。

今日の夕陽は、丸いままの太陽が、ジュッと音を立てて海の向こうに消えていったそうだ。

030・お出かけ。[沖縄、夏。]

2008年07月03日 | 旅する。
7月3日

〈大家(うふやー)〉へ。

エリィ、スーザンと一緒に出かける。

大家定食、1050円。滝のそばの席が取れたので、涼しい。

食後は敷地内の山に登り、滝を巡る。

名護のジャスコに行き、ユニクロでスーザンと一緒にTシャツを買う。2枚まとめ買いなら1500円が1400円。

結家備品のお買い物に付き合い、今晩の夕食メニューを考える。

私の希望で今帰仁城跡の売店に寄る。

「スイカ太郎」のCDはなかったが、みんなでおっぱジェラートを食べる。

この間まで、こんな風に暮らしていたなぁ。

懐かしい日々、愛おしい日常。

029・いのち。[沖縄、夏。]

2008年07月03日 | 旅する。
7月3日

みんなで屋上に上がる。

「こんな景色を見たら、死ぬことなんて、考えないよね」

大きな空、大きな海、照りつける太陽。

静かに寄せる波、白く流れる雲。

63年前、ガマの中で「集団自決」を迫られた人たちが、
「死ぬ前にせめて一目、海を見てから死のう」
とガマを出て、実際に青く広がる海を前にしたら、死ぬ議論を忘れた…………という話を思い出していた。

「屋上マジック」は、たとえば人を素直にする。

あるいははしゃぎ、あるいは黙り込み、あるいはただ波音を聞く。

028・朝。[沖縄、夏。]

2008年07月03日 | 旅する。
7月3日

目が覚めたので、朝日を見ようと外に出た。

日の出には遅かったが、朝焼けの名残りがきれいだった。

読谷の職場に出勤する玉ちゃんを見送る。

朝早い出立もまた、切ないものがある。

二度寝したら、出遅れて、三線の朝練習はなし。

太陽が上にかかると、日陰がなくなるのだ。

027・透明なサンダル。[沖縄、夏。]

2008年07月03日 | 旅する。
7月2日~3日

夕食の人数が増えてテーブル3台。初結家の方々が、おかず交換会方式夕食のあまりの豪華さに魅了されてしまったみたい。

今日は力さんのバリカンを借りて断髪式。

まずスーさんの生え際剃り剃り。

エリィとスーザンと私でよってたかって仕上げる。

スーザンはザビエル風に頭頂部だけ丸く剃る。

ついでに私も自分で剃りあげる。

ちょっと唄三線して、24時の消灯のあと、9人で夜光虫シュノーケルに出発。

今日はさらに夜光虫が多くて、黒っぽいTシャツで海水を掬うと、まるでラメのように光る。

「サンダルを落とした!」

しかも透明だって。

ライフジャケットを外して潜ってみようとする。

人って、なかなか沈まないんですね。

サンダルはスーさんが奇跡的に発見して、全員が無事に帰還。