薪窯奮闘記

石窯PIZZA 屋台boccheno
薪窯を積んだフードトラックの店主です
スケジュールや日々のあれこれを綴ってます

晴耕雨読

2011年03月21日 20時00分42秒 | つれづれ編

久々に雨で出店お休みいたしました。

折角のお休みなので・・・

在庫や調理道具等の整理整頓

ぼっけ号の整備

たまっていた仕事を片づけちゃいました

ブログやHPのチェックも

地震・原発事故の情報も

 

☆そのなかで、素敵なコラムがあったので紹介します

 村上龍のニューヨーク・タイムズへの寄稿文

<抜粋>

私が10年前に書いた小説には、中学生が国会でスピーチする場面がある。「この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」と。

今は逆のことが起きている。避難所では食料、水、薬品不足が深刻化している。東京も物や電力が不足している。生活そのものが脅かされており、政府や電力会社は対応が遅れている。

だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。だから私は信じていく。

富に心を奪われた日本人全員に希望の種が植えつけられることを願う

☆もう一つが

周波数の違いが今の電力問題の弊害になってしまった話

そもそもなんで西日本と東日本で周波数がちがうのか ・・・そんなことだったのか

でもって、西日本から東日本へは電力は送れるの・・・100万kwしか送れないんだって

<抜粋>両周波数間で融通できる最大電力は現状100万kWである[5]2011年3月11日に発生した東日本大地震の折には東京電力を始め、東日本で大規模な電力不足が発生、首都圏では1000万kWの不足が見込まれたものの融通できる電力では全く足りず、東京電力では複数の地域で計画的な停電を故意に順番に実施する輪番停電を実施、電力不足を補わざるを得ず[6]、首都圏の交通網に混乱を来した。

数十年以上前から専門家の間で指摘されていた日本の電力業界全般における根本的な問題が今回の東日本大地震によって広く一般の日本国民にも知れ渡る結果となった

西日本でどれだけ節電しても、たった100万kwしか送電できないとは初めて知りました。

周波数の違いの要因がとっても人間的なことなんですね、なんか皮肉なことです。

電力業界では、こうなることは予測できていたと思うと・・・・

 

無知ほど怖いものはないですね。

<村上龍 抜粋>私よりも専門知識の高いソースからの発表、特にインターネットで読んだ科学者や医者、技術者の情報を信じる。彼らの意見や分析はニュースではあまり取り上げられないが、情報は冷静かつ客観的で、正確であり、なによりも信じるに値する。

まずはニュースソースのはっきりした正しい情報を自ら見つけ出すことから。


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