薪窯奮闘記

石窯PIZZA 屋台boccheno
薪窯を積んだフードトラックの店主です
スケジュールや日々のあれこれを綴ってます

悲しいニュース

2013年01月11日 10時51分53秒 | つれづれ編

大阪のバスケット部員のやりきれないニュースが日々流れてきます。

 

ずっと違和感を感じていました。

昨日、ラジオから今回の事件について視聴者からの声が紹介されていた

半数近くの人が、「ほどほどの体罰はあってもいい」「自分たちの時代はもっと厳しかった」

「こういう時代では先生も大変だ」「体罰があったので根性が身についた」

という内容だった。愕然として、ネットを見てみると該当の学校の保護者やOBの中からも

体罰とやらを擁護する声も出ていたという。

どうなっているのか。そのことが悲しい。

これは、どう考えても暴行であり、傷害罪であるのに、「体罰」という学校の都合のいい言葉にごまかされて、

しつけや指導の延長線上のように、マスコミも一緒になって取り扱っていることが、腹立たしいし、悲しい。

 

本人、親、学校、友人、保護者たち、それぞれに問題はあるのだろうが、

権力がある人とが一方的に暴力で人を操釣ろうとすることは、絶対的に悪い。

それも教育現場ならなおさらだ。

 

しつけや指導の為なら、暴力は必要だという思想はもうなくさないといけない。

「体罰」や「いじめ」というあいまいな言葉は使ってほしくない。「暴行」「傷害罪」だ。

パワハラやセクハラは、相手が嫌な気持ちになったらそれで成立するのに

なぜ、子どもたちだけ、受けた側の気持ちは尊重されないのか。

 

被害者として法に訴える知恵と勇気、

そして、3.11を忘れてはいけないことを

子供には教えていきたい。