毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「えっ!クルーズ船対応は国がやっているんじゃないの?!神奈川県黒岩知事暴露」No.3796

2020-02-25 23:57:30 | 日本事情

↑ http://健康法.jp/archives/52913より

私は動画で見たのですが、2月24日の

BS-TBS「報道1930」に出演した黒岩祐治神奈川県知事が、

「クルーズ船が横浜港に入港した関係で、最初に対応に当たったのが神奈川県職員だった」
「最初に仕切り始めた人間が、最後までやらなきゃならなくなる」
「国が仕切るべきだと言っている余裕はなく、神奈川県が病院、毛布の手配までして、現在に至っている」

「搬送は主に横浜市がした。我々は現場でバタバタ必死でやっている。
神奈川県がDMATと連携してやった。国や厚労省が仕切るべきところだが、現場は混乱していて、支持系統すら確立しないまま、神奈川県とDMATで連携して頑張った。」

と実態を暴露しています。

厚生労働省の職員や検疫官が乗り込んだのはずっと後のことだと。

私はこんな大事なことは

てっきり最初から政府が仕切っているとばかり思っていました。

パンデミックが勃発するか否かの決定的に重要な局面で

一地方自治体に任せて混乱を招き、

あげくに下船後、そのまま市内で解散してしまったことは

無責任にもほどがあるのではないでしょうか。

満員電車に一人の感染者がいたらその後12万人に感染が広がる

というシミュレーションがあるそうです。

日本人の中には

「中国のような強権的独裁国家だから

都市や交通を封鎖遮断できる。

日本は独裁国家じゃないからだめなんだ」

と的外れなことを言う人もいますが、

イタリアや韓国など多くの国で地域封鎖、学校休校等を

実行しているのですから、

国家の指揮権を発揮するしないは、

独裁制か否かによるのではなく、

専門家(医師)の意見に耳を傾け、あとは決断するかしないかの違いだけです。

 

「クルーズ船乗客はお遊びなんだから国が助ける責任はない」

とネトウヨでレイプ男山口の友人有本香

(自称ジャーナリスト・編集者)はツイッターに書いています。

こうした「自己責任論」は

主権在民の現代日本に蘇る国家主義の亡霊発言です。

同番組に出演した医師の下の発言がすべてでしょう。

上(かみ)昌広 医師「クルーズ船に閉じ込められていた人は、皆さん自分のために閉じ込められたわけではないんですよ。日本国民を守るために閉じ込められたんです。いわば兵隊さんと一緒。こんなことがなければ亡くならずに済んだんですよ。そもそもが元気な80代なんですから。」

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「バイトばかりの留学生、ス... | トップ | 「中国人の恩返し『武漢から... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本事情」カテゴリの最新記事