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毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「中国からの金木犀の便り」 2014年9月30日(火)No.999

2014-09-30 16:37:27 | 中国事情

昨日、我がマンションの玄関先に金木犀の花が咲いた話を書いたら、

江西財経大学4年生の施芳芳さんから金木犀の写真が送られてきた。

金木犀(キンモクセイ)は中国での正式名を丹桂(dangui)と言い、

一般的に桂花(guihua)と呼ばれている。

花の色はオレンジ色(金桂)と薄いクリーム色(銀桂)があり、

オレンジ色の方が香りが強い。

とまあ、事典の受け売りはこれくらいにして

今からこの写真の場所当てクイズです。

(テスト作りの癖が抜けず、すぐ何でも問題にしちゃうのである)。

Q:次の1,2,3の写真はどこで撮ったか、下の語群から選びなさい。

語群:

a麦蘆園キャンパス  b楓林園キャンパス  c林科院

d林科院を出て麦蘆園に戻る途中 

(当てはまらないものが一つあります) 

 

1.(            )

 

2.(                  )

 

3.(                )

 

A:実は私も分からないのであーる。

多分、1-c(林科院)  2-d林科院を出て麦蘆園に戻る途中

    3-a麦蘆園キャンパス  

じゃないでしょうか。

皆さんも考えてみてね。(「なんでやねん!」と言わずに)

全問正解の人には施芳芳さんが何かくれるかも知れません。

「そんなこと言ってないし!」施芳芳の声。

 

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「金木犀(桂花)の香り」 2014年9月29日(月)No.998

2014-09-29 20:27:36 | 日記

鼻水もおさまった。喉の痛みもほぼ回復。

外は秋晴れだ。

引き籠りを脱して、郵便受けチェックとゴミ出しに1階に降りた。

あら?なんかいい香り……。

プラゴミを持って外に出ると、

マンションの玄関脇の金木犀(桂花)が花開いていた!

 

去年の今頃、今の4年生に連れられて浙江省杭州~紹興を旅した時にも、

そこここでこの香りに遭遇した。

旅行から戻ると、なんと麦蘆園の校庭にも桂花の香りが満ちていたのには驚いた。

4年目で初めて気が付いたとは、我ながら迂闊だった。

日本名:金木犀(キンモクセイ)は中国南方が原産で、

日本には江戸時代に伝わってきたという。

昨秋、桂花茶(金木犀の花を蜜で煮たもの)を買って飲んだけど、イマイチだった。

(自分で作ったら美味しくできるかも)。

それにしても可愛い花だなあ。

 

今夜はなめこ汁。中国を思い出してクコを入れてみた。

見た目も味もとても似合っている。

 

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「日本と他国の報道に差がありすぎる・・・」 2014年9月28日(日)No.997

2014-09-28 12:48:22 | 日記

いろいろな情報を知れば知るほど、

日本のメディアと海外との報道の落差に暗澹たる思いがするのだが、

(やっぱり!見る人は見ているんだ!)と意を強くしたのが下の記事だ。

これは私が勉強のためにボチボチ読んでいるネット英語ニュースの一つである。

こんなところからも日本政府による情報操作が見てとれる。

NHKに受信料を払っている人は、

このような(政府の言いなりの)報道姿勢に賛同していると思われるだろう。

(この記事を書いている八木 翼 さん

mag2 0001162214 <mailmag@mag2.com>は、

TPP賛成の立場の経済人であり、安倍政権の全てに反対と言っているのではない。

いや、他の人たちも皆、安倍だからダメではなく、

彼のしていることがヒドイから反対しているんだけど。蛇足でした)。

-------------------------------------------------------------

〈その1〉NHK―9月27日

【毎日1分!経済英語NEWS!】2014_09_27 

「日本と他国の報道に差がありすぎる。。。」

先日のニュースで、日本のインフレが明らかに鈍化しており、
日本の将来が心配であり、様々な金融緩和策が必要であると
述べているREUTERSの記事に対して、
NHKは全然そんなこと書いてないんですw

明らかに安倍政権にマイナスの情報は書かないようにしていますね。

こんな媒体に受診料取られるなんて。。。w

ニュースを見てみましょう

■■英語原文
(Consumer prices rise again) (消費者物価は再び上昇)

Japan's consumer price index in August was up 3.1 percent compared to a year earlier.
(8月の日本の消費者物価は、昨年と比べて、3.1%上昇した。)

----------------------------------------------------------------

〈その2〉REUTERS―9月26日

【毎日1分!経済英語NEWS!】2014_09_26 
 
「日本はインフレも止まってしまった」

安倍政権の目標であった、デフレ脱却は達成できていません。

インフレが止まる。しかし、石油などの輸入製品の価格は上昇する。

これがまさにスタグフレーションです。

安倍政権は、日本経済を最悪の状態に導きました。

ニュースを見てみましょう。

 ■■英語原文
(Japan inflation slows, threatening economic policy agenda)
(日本のインフレは鈍化、経済政策アジェンダが危機)

(Reuters) - Japan's annual core consumer inflation eased in August in another sign that the Bank of Japan could eventually be forced to take additional easing steps to meet its 2 percent price goal sometime next fiscal year.                             

(ロイターによれば、8月の日本の年間コア消費者インフレ率は、弱まっており、これは、日銀が、来年度に2%のインフレ達成を満たすために、最終的に追加緩和策を行わなければならなくなる可能性がある。)

--------------------------------------------------------------------

 

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「風邪を引いて忌野清志郎を読む」 2014年9月27日(土)No.996

2014-09-27 20:10:32 | 

何なんでしょうね。

日本に戻ってから仕事もしていないというのに、

いつもバタバタと忙しい。

家に引きこもっている時にも、

(今日は洗濯して、スーパーでポイントゲットして…)などとあれこれ計画を立てている。

風邪を引いたときくらい、無目的的に本を読もうとベッドに持ち込んだうちの一冊が、

「瀕死の双六問屋」(忌野清志郎;小学館文庫)だ。

小説なんだかエッセイなんだか……。おそらくその混合体だろう。

清志郎さんの感受性が投影されている文と言葉が私はとても好きだ。

全四十三話のそれぞれに関連CDアルバムの紹介が付いている。

例えば、第五話「悪い星の下に」…YOUNG RASCALS『GROOVIN’』

第十五話「本当に必要なものだけが荷物だ」…OTIS REDDING&CARLA THOMAS『KING&QUEEN』など(どう関連しているかは、本を読んでね)。

彼の好きなミュージシャンの曲が、

私が自分の人生で選ぶともなく選んで聞いてきたのと

大いに重なっていることがまことに嬉しい。

 

今思えば、日本に戻る前、『COVERS』のCDを半ば無理やり厳先生にプレゼントしたが、

『SUMMER TIME BLUES』とか『サントワマミー』とか、

意味分かってくれたかちょっと心配だな。

ムズムズと付け足しの解説をしてあげたい気持ちが湧くが、

今さら余計なお世話というものだろうな。

 

本の中には、珠玉の名言が随所にある。

以前に湯川れい子さんが衆議院選挙のときのラジオ番組で忌野清志郎さんの

手紙を紹介されていたが、それもこの本の末尾にある。

(その手紙文は下の私のブログ[2012年12月16日]にも掲載↓)

http://blog.goo.ne.jp/bluehearts_10_11/e/bff293cc0cca2f43c1022d9ed38205aa

今日は次の言葉を、紹介させてもらう。

心からの共感を持って……。

―――――――――――――――――――――――――――

第二十三話『様々な制約と規制の中でがんばれ外資系の会社よ!』より

 ・・・俺は右翼かも知れないと思う。

丹下左膳のかっこうをして刀を差していると、そんな気にもなる。

志をつらぬくという気持ちを日本人が持っていたら、

すばらしい世界が来るんじゃないかと思う。

俺は右でも左でもかまわないんだ。

そんなことどーでもいいんだ。

右にどんどん行ってみろ。やがて左側に来ているのさ。

地球は丸いからね。

それよりも二人並んでいると、俺の右側は君の左側だったりもするのさ。

そんなことより俺は、人々の心の中に芯が一本通っていりゃいいんだ。

それが一番大切なことだと思っている。・・・・・・

 

関連CD『Little Screaming Revue 冬の十字架』(忌野清志郎) 

――――――――――――――――――――――――――――――

 ちょっとだけ付け足すと、このとき忌野清志郎はたいへんに怒っていたはずだ。

なにしろ自分の『冬の十字架』に「君が代」(パンク風アレンジ)が入っていたことで、

1999年、8月ポリドールから発売予定だったこのCDは発売中止になってしまったのだ。

清志郎は言う。

――――――――――――――――――――――――――――

俺たちの『冬の十字架』をぜひ君の店に置いてくれないか。

外資系のレコード店だってことは分かってるけど、なにもビクつく必要はないだろう。

大丈夫だよ。もう、法律で決まったことだ。

これからはどんなアレンジでも国歌を自由に歌えるようになったんだよ。

ここで敬遠のフォア・ボールはないだろう。

堂々と直球で勝負する場面だぜ。

外資系の会社って、そんなに日本では肩身が狭いのかい?

ポリドール君も外資系だけどね。

社長は、

「うちは外資系だから…、何しろ外資系なんでね…、その、つまり外資系なので…」

としか言わなかった。

そんなこと繰り返されたって俺には分かんねえよ。

いったい何のことを言っているんだい?

あんた日本人なんだろ、筋を通すってことくらい知ってるよな。

――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

 

 

 

 

 

 

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「日本経済を支えたくてもお金がない」2014年9月25日(木)No.995

2014-09-25 20:28:12 | 日記

「日本経済はアベノミクス効果で順調に回復」、

「消費税10%値上げも粛々として行う」、

とつい最近まで言っていた閣僚や、

それを支持する経済アナリストの話が微妙にスライドしてきた。

今年4月の消費税増税(8%)以降、景気は落ち込んだままだ。

国内経済に非常なる影響を与えるのが消費者の動向である。

4月以降、一旦落ち込むのは想定内で、

雇用が増え、給料が上がれば、国民はどんどん買い物をするようになるだろう、と

為政者たちは説明していた。

しかし、この期に及んでも消費は上向かない。

だって、買いたくてもお金がないから買えないのだ。

雇用が伸びただの、給料が上がっただの、それどこの話?

雇用ったって、伸びているのは非正規雇用ばっかじゃん。

国民生活はじり貧状態だというのが私の肌で感じる現実である。

一体、アベノミクスで上向き&回復しているという

経済利益はどこにどう配分されているのだ。

一般庶民にはおこぼれすら回ってこないじゃないか。

 

こうなったらしかたがない。

お金を使わない工夫をすることが私のような貧民にできる対策である。

〈その1〉

靴下が破れても買わないで繕う。

なんか(あら、すてき!)と思いません?

「繕う」というのは刺繍に似ているのです。

これは貧民の楽しみになりそう~~。

 

〈その2〉

花も買わない。その辺のツユクサとエノコロ草で侘び・寂びを演出する。

これもなかなかシブいじゃないですか。

ムラサキツユクサは水の中で根を伸ばし始めてきたので、

植木鉢に移して観葉植物にできる。

こうすると、楽しいかな、貧民生活も。

日本経済に資するほど財力のないワタシとしては、

お金を使わないで済む生活の方が、よほどのんびりして楽しい。

 

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「現代日本の報道の自由度」2014年9月24日(水)No.994

2014-09-24 08:34:17 | 政治

22日のブログ文に対して中国から『ちゃんぽんくん』さんがコメントを寄せてくれた。

「中国は、日本の憲法21条に保証されているような表現の自由がない、

中国の憲法35条で定められているが、政府はそれを守る気配もない」

とのこと。

確かに日本と中国を比較すると、言論の不自由さのレベルが違うと思う。

中国当局による私のexciteブログの実質的閉鎖によって、それはしみじみ感じた。

(私のブログの影響力など、ほぼ無いに等しいのに……)

だからと言って今の日本で、

「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」

という、この日本国憲法21条の条文が制限なく施行されているかと言うと、

きちんと日々の事態を見ている人ならみんな、「NO!」「んなわけない」と言うだろう。

日本で暮らす人々の多くは、未だかつてない危機感を抱いている。

その危機感は今の安倍政権の行政に由来し、

メディアが政権に飲み込まれていること、

国民も、テレビ、新聞しか見ない人の多くは、

その報道を鵜呑みにしてしまっているという現状を見るにつけ、その感情は増幅する。

それでも、twitter(世界的なソーシャル・ネットワーク・サービスの一つ;

中国では見られない)では、

例えば、上杉隆さんというジャーナリストが発した「上杉隆のニッポンの問題点」の紹介などが

自由にできる。それに対する意見交換も。これは譲れない一線である。

 

ちなみに、下の8番の石井孝明という人は反対意見を言っている(これも言論の自由)。

しかし、この人はきちんとグラフの根拠を検証することなく、

「このグラフは上杉隆といういい加減な野郎、

並びにそのグループ『国境なき記者団』が勝手に作ったものなので信用できない」

と暗に述べている。

この人のように冷静に物事を調べず、

社会の支配的な雰囲気・感情に流されて、とっさに「意見」を言う愚か者が

増えているのも、今の日本の憂うべき現象である。

このグラフは確かに、

約80か国の記者が参加している「国境なき記者団」が発表した

「世界報道の自由度ランキング」を根拠にしている。

↓下のサイトにアクセスできる人は見てください(中国からは無理かも)。

http://ecodb.net/ranking/pfi.html

180か国中で、

日本は59位、台湾50位、韓国57位、香港61位、中華人民共和国(大陸)175位、北朝鮮179位。

 

しかし、世界に130もの支部を持つ『国境なき記者団』を、

簡単に『上杉隆の一派』となで斬りにするのも、

日本国内からの、ある立場、ある視点のみで見た、

たいへんに主観的で自己中心的な観点である。

今の日本が世界からどう見られているのか、井の中の蛙状態から脱して、

それこそグローバルな視点で見なければ、安倍政権の操り人形―烏合の衆になってしまう。

(実はネットだけでも信用できない。

図書館で過去の新聞等の記事を丹念にチェックして初めて分かることもある。

私は戦時中の慰安婦連行に関する吉田証言については、

信頼できる大手図書館で過去諸新聞のチェックをすれば、

もう少し当時の報道の全体傾向が見えてくると思う。

恐ろしいことに、それほど今のメディアは政府によってコントロールされつつある)

 

―――「日本の報道の自由度の推移」についてのtwitter記事

松野大介@daisumatsu 9月20日

報道の自由度ランキング見ると、これも鳩山政権が潰された理由の1つとわかる。安倍政権は前回に増してひどいし、朝日叩き利用して報道を「アンダーコントロール」ね。

 
  • 9. 検察「サンケイ新聞」の翻訳者にも名誉毀損適用検討 2014-09-21
  • 10.  犯罪者集団・統一教会自民党政権だから59位以下なんだよな! 
  • 11.9月22日  北朝鮮よりは好いんですよね。
コメント (2)
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「香港で大学生8000人が授業ボイコット」2014年9月22日(月)No.993

2014-09-22 22:08:47 | その他情報

今から書く文は中国では見られないかも知れない。

この文が見られないだけでなく、

これからこのブログには永久に近づけなくなるかもしれない。

なぜなら、

4年前、中国に渡ってまもなくノーベル平和賞を授与された劉暁波さんについての報道が、

中国国内のテレビで全くされていないことを、

当時使っていたexcite blog「毎日がちょっと冒険」に書いたために、

私は中国では自分のブログにアクセスすることができなくなった。

現在のgoo blogは、その後スタートしたものである。

言葉と内容を選ぶくせがこのときからついた。

今回、敢えて、危険に挑戦する。

金盾(Great Firewall)がこの出来事を国民に伝えるのを良しとするかどうか実験でもある。

中国の人々が、同じ国である香港の事情について知らないならば、

それは不幸・不合理というものである。

日本国内で福島の子どもの小児がん発生率について日本人が知らない不幸・不合理と同じだ。

もし、中国で無事にこの文を読めたら、知らせてほしい。

そのことで、中国政府の度量の大きさが量れる。

今日のAFP,REUTERS,RECORD・CHINAなどの記事である。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

17年香港長官選の民主派排除、大学生が授業ボイコットで抗議

AFP=時事 9月22日(月)18時34分配信

↑2017年香港行政長官選挙をめぐる中国政府による事実上の民主派排除に対し、香港中文大学(Chinese University of Hong Kong)キャンパスで授業のボイコットを開始した大学生たち(2014年9月22日撮影)。

 

AFP=時事】2017年に行われる香港(Hong Kong)行政長官選挙をめぐり、

中国政府が事実上の民主派排除といえる方針を示したことに対し、

香港では22日、大学生らが抗議の意思を示すために1週間に及ぶ授業のボイコットを開始した。

中国政府に「不服従」、黒い布掲げデモ行進 香港

 中国の全国人民代表大会(National Peoples Congress、全人代、国会に相当)常務委員会は8月、17年に行われる香港行政長官の次期選挙について、中国政府寄りの「指名委員会」が選んだ2~3人の候補者以外の立候補を認めない方針を示している。

 高度の自治権を認められている香港では、民主派の団体「オキュパイ・セントラル(Occupy Central、中環を占拠せよ)」を先頭とする民主派連合が、この中国の方針を「偽りの民主主義」と批判し、香港の金融街・中環(Central)の封鎖などを含む抗議を行うと警告している。

 香港の学生グループらが22日に開始した授業のボイコットは、この連合に参加する勢力の中で初めて一連の抗議から直接行動へと動いたものとなった。

 香港中文大学(Chinese University of Hong Kong)のキャンパスでは22日朝、様々な大学から学生らが集まり、黄色い共通のリボンを身に着けて、所属する学部の旗を振りかざした。

 最近、民主的自由の拡大を主張する学生たちが数多く集まっていた同大のキャンパスには、1989年の天安門(Tiananmen)事件の際に学生たちが製作し、武装鎮圧で破壊された「民主の女神像(Goddess of Democrac)」のレプリカがある。

 香港の学生運動は、12年に行政府が「親中」的な内容の「国家教育」カリキュラムを導入しようとした際、抗議運動の前面に立ってこれを撤回させた。

 しかし、共産党政権の一部は香港の民主化運動を国家全体の統治に対する潜在的脅威とみなしており、政府側に譲歩する気配はない。【翻訳編集】 AFPBB News

 

香港学生が授業ボイコット、行政長官選挙での民主派排除に抗議

ロイター 9月22日(月)16時15分配信

9月22日、中国が香港の次期行政長官選挙で民主派候補を事実上排除する決定を行ったことに抗議するため、香港の大学20校以上の多数の学生は授業のボイコットを開始した。香港中文大学で20日撮影(2014年 ロイター/Bobby Yip)

[香港 22日 ロイター] - 中国が香港の次期行政長官選挙で民主派候補を事実上排除する決定を行ったことに抗議するため、香港の大学20校以上の多数の学生は22日、授業のボイコットを開始した。

学生らは香港中文大学に結集。ボイコットは1週間続く見通し。
香港の次期行政長官選挙をめぐる中国の決定については、活動家団体が金融街を占拠して街頭活動を行うと警告している。
香港を代表する大学教授らは学生の授業ボイコットに支持を表明しており、一部は参加できない授業の講義を録画してインターネットで公開することを提案している。
ボイコットは香港大学生連合会などが呼びかけた。

 

 

香港の24の大学で授業ボイコット、行政長官選挙めぐり―マレーシア華字紙

 

Record China 9月22日(月)19時8分配信

 

 

21日、香港行政長官選挙の問題をめぐって、香港の大学24校が学生8000人による1週間の授業ボイコットに突入した。無期限ストに発展する可能性もある。写真は香港大学の掲示板に張り出された授業ボイコットの張り紙。

 

2014年9月21日、マレーシア華字紙・光華日報(電子版)によると、香港の行政長官選挙をめぐって、中国政府が民主派の立候補を事実上締め出す方針を導入したことに反発し、香港の民主派学生団体、香港大学生連合会は22日から学生8000人による1週間の授業ボイコットを行う。


ボイコットは香港大学や香港中文大学をはじめとする24の大学で行われる。香港大学生連合会の代表者と中文大学学生会の代表者はラジオ番組で、授業ボイコットと反対抗争の準備が整っていることや、中文大学だけで2000人の参加者があることを明かした。学生によるボイコットとしては香港史上最大のもので、今後参加者が1万人を超す可能性や、無期限ストに発展する可能性もあるとしている。

また、大学教職員や著名人の間でも学生の行動を支持する動きが強まっており、枢機卿でもあるカトリック香港教区の陳日君(チェン・リージュン)司教や元立法会議員の呉靄儀(マーガレット・ン)氏、公民党の李志喜(グラディス・リー)氏なども支持を表明。陳司教は24日に行われる集会で演説を行う予定だという。(翻訳・編集/岡田)

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「淀屋橋の適塾に行った」 2014年9月21日(日)No.992

2014-09-21 21:45:50 | 日記

旅の疲れも取れ、いよいよ10月のTOEIC目指して勉強だ!

と思ったが、その前に

今日は以前申し込んでいた適塾修復記念講演会に出かける日だった。

これに申し込んだ人は適塾を無料で参観できる。

適塾は国の史跡・重要文化財であるが、所属は大阪大学だそうだ。

講演は大阪大学の村田路人さん、大阪くらしの今昔館館長の谷直樹さんが

それぞれ「種痘の歴史の中での適塾の役割」(村田さん)、

「適塾(旧緒方洪庵住宅)の建築について」(谷さん)

について造詣の深いお話をされたが、それも無料だった。

大阪大学、太っ腹だねえ。

 

私の適塾見学はこれで確か3回目だが、何度行ってもいいところだ。

留学生はもちろん、機会がある全ての人に一度は訪れてもらいたいスポットである。

まず、降り立ったのは大阪淀屋橋。

下の写真は淀屋橋の橋の上から撮った土佐堀川。

大阪は多くの堀川(人工の河)があって、江戸時代には町の中心まで船が行き来でき、

活発な経済活動を行ったという。

 

大阪に現存する江戸時代の町屋史跡はこの適塾だけだそうだ。

谷さんいわく、

「大正時代に道路拡張のため2間ほど削り取られて、表口がみっともなくなった」

とのこと。

 

入口を入ってすぐ左の玄関部屋。

 

順路に沿って行くと、玄関部屋の次は教室で、その奥に小さい中庭がある。

福沢諭吉や大村益次郎、橋本左内がこの庭を眺めていたんだなあ。

 

さらに奥には、応接間や客座敷がある。間口が狭く、奥深い建築だ。

 

さらに客座敷の奥に前栽(せんざい)と言われる中庭よりもっと広い庭がある。

前栽の向こう(屋敷の一番奥)には蔵がある。

 

以前、冬に訪れた時、台所を見て(八重さん、こんな底冷えのするところで毎日、

水を汲んだり、お米を研いだりしていたんだ…)と思った。

今日も、16歳で緒方洪庵のもとに嫁いできた優しく美しい八重さんが

写真の中で微笑んでいた。

 

水貯めと調理台か。水はどこから?

2階に上がる階段。

これ、階段と言えるか?というほど一段いちだんが高い。

パンフレットで測ると一段が38cmあまり。

「男性ならいいかも知れんけど、女性は着物着てこんなとこ、どうやって登ってたんやろ?」

と、恰幅のいい年配の女性が手すりにしがみつきながら2階に上がっていた。

下から階段を見上げたところ。

 

階段の上から。段の幅はとても狭い。

江戸時代には手すりやストッパーなどついていなかったはずだから、

きっと塾生は何回も落ちたことだろう。

この階段、忍者屋敷みたいで私は好きだ。

 

一冊の貴重な蘭和辞典を奪い合うようにしながら、この大部屋で塾生は

ひたすら学んだ。成績のいい者から自分の居場所を指定できる制度だったそうだ。

梅雨時、暑い夏、寒い冬など、塾生たちは場所によって快適さの明暗を分けるので、

さらに勉強に拍車をかけたのであろう。福沢諭吉は、およそ勉強については

「この上にしようもないほど勉強した」とのこと。この言葉は胸を打つなあ。

できたら、この大部屋で講演会とかしてもらえたら嬉しいんだけどなあ。

 

部屋の中心の柱には塾生がつけた刀傷がある。

なぜそんなことをしたのか。当時、刀は武士階級しか持てないはずなので、

武士出身以外の者は、すぐ傍に帯刀した者がいたらおちおち勉強できなかったのでは?

と、いろいろ想像する。

この部屋に入ると、たった一冊の辞書を、コピー機もない当時、

ひたすら自分で書いて写した塾生たちの姿が浮かんでくる。

それにしても、男の子ばかりだったのだ。

どんなにか勉強したかった女の子だって、たくさんいただろうに。

当時、女に生まれ、人生を過ごした人たちのことも知りたく思う。

 

塾生の大部屋の窓から外を望む。江戸時代とは異なり、今はもうビルしか見えない。

 

外に出ると、入れ替わりに何組かのグループが続々と入口から入って行った。

この入口を大阪くらしの今昔館館長の谷さんは、みっともないと言う。

そう言われたら、だんだん、そんな気になってくる。

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「留学生の日本での生活」2014年9月19日(金)No.991

2014-09-19 23:19:55 | がんばれ留学生

江西財経大学日本語学科で日々学んでいる学生から、

「ずっと以前から、今年、日本(岡山の提携大学)に留学しようと思ってきたが、

今になって、多くの時間とお金をかけて行く甲斐があるのだろうか、と踏ん切りがつかない」

とメールが来た。

留学のためには何十万円もお金がかかり、

家族は親戚から借金をしてお金を準備してくれる家庭が多い。

気楽に決心できない事情があることはよく分かる。

 

今年3月末に岡山商科大学に留学した学生たちは

今、どう過ごし、何を考えているのだろうか。

8月に送ってくれた王聡ゆさんの日記を読んでみる。

彼女は、文にあるようにアルバイトと大学の勉強を両立させながら、

大学院進学の準備をしている。

毎日が楽しいという訳では決してない雰囲気が漂う文だ。

家族の絆が強い中国の子どもたちにとって、

故郷を遠く離れることは、日本人が想像するよりずっと孤独で辛いはずだ。

それでも、少し先の自分の人生を自分自身の力で切り開こうとベストを尽くしている。

 

―――――――――――――王聡ゆ

今日は八月二日です。

旧暦では七月七日、つまり、中国の七夕です。

日本ではすべての祝日は新暦で行われています。

 今日は岡山市の人々にとって重要な日です。

なぜならば、今日は一年一度の花火大会が開かれる日からです。

あいにく、台風が北上したせいで、雨が降ってきました。

そして、今日はバイトがあります。

雨の日には、いつも左手で傘を差しながら、右手で自転車のハンドルを握って、バイトに行きます。

今日もそうでした。規則によると、これは禁止されています。

交通事故にあう恐れがあり、危ないからです。でも、仕方がないのです。

以前はレインコートを着てバイトに行きました。

でも、結局何も役に立たなくて、バイト先に到着するまでに、もうびしょびしょになってしまいました。

だから、私は少しずつ傘を差して自転車に乗る練習をしてきました。

最初はすごく怖かったです。

特に、赤信号に合ったとき、一度止めて、もう一度走り出すときは難しかったです。

 今はもう慣れました。 

  この花火大会にはおよそ岡山市の三分の一の人が見に行くそうです。

これを聞いただけで、このイベントがどれだけ盛大か想像できます。

道はとても込んでいます。

駅の近くはとりわけにぎやかです。

人混みの中で、私は自分がとても小さいと感じます。

そして、その人混みの中で自転車に乗るのは無理です。

だから時々、自転車から降りて、押していきます。

バイトに行く途中で、浴衣を着ている人たちがよく散見されます。

中には、女同士やカップル、子供を連れている夫婦もいます。

みんな話しながら歩いていて、常に笑い声が耳に入ります。

(なんだか幸せそうだな)と思います。

そんな時、(幸せと言うのは何だろう)と自分に問います。

そして、(今の私は幸せだろうか)と。私には答えられません。

毎日、勉強とアルバイトに一日の時間を費やし、くたくたに疲れて寝ます。

ロボットのように同じことを繰り返しています。

でも、これが平凡でふつうの生活なのでしょう。

 

 幸せと言えば、もう一つのことを思い出しました。

それは一昨年だったか、 中央電視台(CCTV)で、

「あなたは幸せですか(你幸福吗?)」と言う調査が行われた時のことです。

その簡単な質問の後には、

普通の中国人が今の政治、経済、自然環境などについてどう考えているかの質問も含まれています。

この素朴な質問は人々の注意を引きました。

ある出稼ぎ労働者に聞いたとき、まず、彼は

「私はただの出稼ぎ労働者なので、私に聞かないでください。」

と答えました。その記者が諦めずに、もう一度聞くと、

「私の苗字は曾です。」

と答えました。この答えでみんな大笑いしてしまいました。

中国語で『你幸福吗』(あなたは幸福ですか)の発音は「ni xingfu ma」で、

『你姓福吗』(あなたの姓は福ですか)と同じであり、聞き間違ってしまったのです。


 

 今の世の中では、みんな生活のために忙しくかけまわっていて、

幸せを追うどころではありません。

物欲に満ちたこの時代の中で、人々はお金のために働き、行動しています。

これは避けがたい現実です。

中国でも日本でも、どこでも同じです。

 

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「楽しんだ知床の味のいろいろ」2014年9月18日(木)No.990

2014-09-18 14:23:49 | 日記

 本州(関西)に住みなれて、たまに帰ると故郷の様々なおいしい味に再会し、

(ああ、今までこの味を忘れてよく平気で生きてきたもんだなあ)と思うことがある。

例えば下の食品たちである。

 

まず、飯寿司(いずし)。

 

 上はほっけの飯寿司だが、鮭や秋刀魚など何でもいい。

もし、地元で買うなら、「道の駅」(お土産やさん)ではなく普通のスーパーがお得。

下は斜里のスーパー「みたに」で撮った写真だが、道の駅のより100円程安かった。

 

下は美幌の「マルワ食品」製麺。

細くてチュルチュルッと吸い込めるこの麺が私は大好きだ。

塩ラーメンによく似合う。ラーメンの素はベル食品の缶が好きだ。

 

斜里の道の駅で買った。500円か600円。

そのまま青紫蘇の葉にのせて食べるとたいへん美味しい。

 

これは帰りの女満別空港でつい買ってしまった大好きなウニの塩漬け。

網走の「北斗」という店が昔からこれを販売している。

でも、こんなちょっと(中身60g、重いのは瓶ばかり)で2300円もするのだ。

買うにはとても勇気が要った。 

 

滞在中、一度くらいは贅沢をしようと、

斜里市街(この言葉は全く実態にそぐわないが、地元では皆そう言う)に

散歩がてら2人の甥、娘、孫娘と総勢5人で繰り出した。

下のイクラ丼は撮影後、4等分され、みんなで仲良く食べた。

だってこれだけで、1980円もするのである。

 

北の海でとれる魚のお刺身。

皿の後ろには北海道のお酒「男山くーる」と「SAPPOROビールCLASSIC」が控える。

 

お金を出して買う食品の最後に、兄が運営している共同作業所「ひどり窓」の

「しれとこピュアー・ポーク」もおまけで紹介させていただく。

手作り、一袋152gで400円。道の駅でも売られている。

親戚の間では評判がいい。

 

さて、次は非売品の部。

この鮮やかな飲み物は長女自家製の紫蘇ジュースである。

疲労回復やら何やらに効くとか。炭酸で割ると、と~~っても!美味しい。

という訳で大阪まで運んできた。

紫の紫蘇で作るそうだ。自分でも作ってみたいが、いつとは言えない。

 

全部姉の菜園から採りたての野菜たち。

写っている姉の手は、病気で入院した時の痕が痛々しい。

それでも野菜や花の世話が大好きで、「菜園は私の生きがいだ」という。

そろそろ来年の作物のために準備を始める頃だろう。

 

ミニトマトも、枝豆も大好きな孫娘だが、最大のお気に入りは

ずっと自分で持って食べられるトウモロコシ。

一口かじるたびに「うーん、うんうん、うううううーん、うんうん」

とこぶしをきかせて唸りながら、芯だけになっても離そうとしなかった。

翻訳すると「うまーい、うまうま、うんまーーーい、うまうま」ということか。

畑から採ってきて、即座に食べられることは、豊かな食生活でなくてなんだろう。

 

 

写真に収めず、すぐさま食べてしまった次女の知床・ウトロの海の味覚もあり、

今回、ほんとうにありがたく知床の味をいただいた。

(しかし、斜里のスーパーで「知床、しれとこ~!」

と喜び勇んで鱒の刺身を買おうとしたら、娘に

「お母さん、それ、チリ産やでえ」

と指摘された…。知床半島にもグローバル化の波は押し寄せている。とほほ)。

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「我が心の北海道―オホーツク海」2014年9月17日(水)No. 989

2014-09-17 17:49:57 | 日記

私が生まれたのは斜里岳と藻琴山の間の厚生開拓村だが、

小学校3年生の時に斜里町郊外のに引っ越した。

北海道では行政区画に「」という名称があり、本州で言う「村」規模の集落を指す。

高校卒業後、関西に出てきた当時は「問題研究会」という看板を見て、

「過疎地の問題を考える研究会」だと思っていた。

若くて未熟者丸出しの頃の話だ。

(かと言って今熟成しているかと問われると頭を垂れるしかない。歳だけは十分重ねているのだが)。

 

引っ越した学校は以久科(いくしな)小学校と言った。

ちなみに「以久科」や「斜里」(しゃり)は元来アイヌ語であり、

「以久科」(「幾品」とも書く)は「それを突き抜けている」という意味だとか(「それ」が何を指すかは不明)。

「斜里」は「サル」=「葦の繁るところ」の意味である。

以久科はビート(甜菜)、ジャガイモを中心にした畑作地帯が広がっていた。

今、作物の種類はもっと多様化しているかも知れない。

小学校のある場所から子どもの足で1時間ほど歩けばオホーツク海に出る。

小学校3年生の春の遠足の目的地がオホーツク海の砂浜だった。

今回、東京から帰京した甥の晋也君と我がデコボコ3代女達が共に海の傍のお墓にお参りし、

車で5分ほどの以久科の浜辺まで足を延ばした。

あらら、ここも世界自然遺産のエリアだったのか、と看板を見て初めて知った。

 

そこは昔と変わらずハマナスが群生していた。

花の盛期は6月後半から8月初め頃だったはず。

ビッシリと実をつけていたので、一つ食べたら予想以上に甘くておいしかった。

(すいません、この時点では自然遺産だとはつゆ知らず、エヘヘ(^_^;))

 

 

まだつぼみも少し残っている。

 

散る寸前の花。子どもの頃は棘があるので好きな植物ではなかったが、

今は特別な思いが湧く。

 

ハマナス以外にも多種類の植物が生息している。

 

このブッシュを越えると海だ。

 

この小道は砂地なので、都会育ちの我が娘は「足に砂がついて汚い感じ」と言う。

私は今まで一度も砂が汚いと思ったことはない。

 

 

ジャーン!海が開けた。遠くに知床連山が見える。

 

波穏やか。

 

孫娘はオホーツク海で海デビューを飾った。

 

娘はこの(下の)写真を見て、

「私たち母娘は孤独な二人組だけど、がんばって生きていこうね」

と物語を作っていた。

やはり沖縄の青い海とは雰囲気が違う。

北の海は地味で厳しいムードが漂うのである。

『津軽海峡冬景色』がオホーツク海の仲間である。

 

オホーツク海の浜辺、甥と私たち以外に誰もいなかった。

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「道東は広い!空気もいい」2014年9月12日(金)No.988

2014-09-12 21:25:04 | 日記

昨日9月11日

女満別空港から迎えに来てくれた兄の車で斜里の兄の家に向かった。

網走ー斜里間のまっすぐな道。

交通量が少なく、つい速度を上げたくなるが、

あちこちに警察による「ネズミ捕り」があるので、地元の人はとばさない。

夏の交通事故は、道外からの観光客が法外なスピードを出すために起きることが多いという。

 

道路の左側にはオホーツク海。もちろん冬は沖まで氷に閉ざされる。

 

 

斜里の隣の小さい駅「止別(やむべつ)」は、なんと駅構内が、と言うより

駅そのものがラーメン屋さんになっている。

ここで塩ラーメンを食べた。

昔、道東で「塩ラーメン」と言えば透明な汁だったが、

この日のは塩醤油ラーメンみたいな・・・。麵はシコシコして美味しかった。

 

昔懐かしいストーブがあった。

食べているときに、

『網走ー知床斜里』間を走る一両編成のディーゼル機関車が窓外を通過し、

汽車に乗っていた知らないおじさんがこちらに手を振ったので応えた。

駅前のコスモスの花の前で楽しそうな孫娘。

 

今日、9月12日

兄も姉も家に庭がある。大阪に住む私が花を育てられるのはベランダだけだ。

下は姉が一人で作り上げた菜園兼花畑。プルーン、ブルーベリー、グッズベリーの木もある。

あじさいが咲いているのが北海道的。手前はダリア。

ズッキーニ。

 

今晩は、上の長姉の野菜にウトロの次姉の野菜とチカ・鮭の白子の煮付けも加わり、

さらに兄も唐辛子を採ってきて、泣くほど嬉しい食卓だった。

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「明日、北海道に帰る」 2014年9月10日(水)No.987

2014-09-10 11:36:00 | 日記

地元の高校を卒業して以来、圧倒的に本州(関西)暮らしだ。

数年に一度ポツリ、ポツリと帰っていた若い頃。

父が亡くなり、母親だけになってから、急に足繁く大阪と道東(斜里)を往復しだしたが、

それも母が亡くなって途切れた。

今回は6年ぶり、葬式以来初めての帰省だ。

母の7回忌に、私、娘、孫娘の三人が列席する。

突然の大風呂敷に聞こえるかもしれないが、人類の歴史を思う。

また、孫娘が、我が亡き母に、顔と言い、仕草と言い、何かしら似ている気がするのである。

なので、孫の両親がいないときに、

こっそり、孫を「ばあちゃん」とか呼んでみる(完全に無視されるが)。

何しろ私は、頓珍漢で、非論理的で、常識はずれの母が、かなり好きだったのである。

 

さて、帰るに当たって飛行機代をチェックしてみた。

関空から女満別までの直行便はそう多くない。

そして、アンビリーバブリー、高い!

関空―千歳まで飛行機で、その後札幌から長距離バスで網走まで行こうかと

思ったが、そんなことは若いもんができることであって、

5000円安くなるだけなのに、ヘロヘロで到着したくはない。

目を皿のようにして「格安航空券」を検索すると、

¥34300(もちろん片道だよ!)が一般的な格安料金だったが、

一つ、沖縄の「格安航空券のさくらトラベルに片道¥30900のがあったので、

迷わずそれを購入した。

往復で6800円も差があるのだ。

しかも、沖縄だ。これからもこの会社のを買おう!(安ければ…)と心に誓った。

後で、娘から

「もっと安くて、¥24000のがあったでえ~」

と言われたが、私は後悔していない。

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「ちょっと遅いけど尼崎庶民のハナ・マダン」2014年9月9日(火)No.986

2014-09-09 23:24:29 | イベント情報

『ハナ〈一つ〉になろう みんなのマダン〈広場〉』(8月31日)

尼崎に住む我が娘が踊るために練習を重ねてきた「ハナ・マダン」の集い。

今年で5回目だという。

日本人全員が頭カチカチの排外主義に陥っているのではないことを

こんな気楽な地元の会は示している。

きっと、ネットの大騒ぎとは無関係に、

全国各地でいろいろな平和友好を希求するイベントが開催されているのだろう。

↓神戸新聞9月1日

写真: 今日の神戸新聞で、昨日のハナマダンの記事が掲載されました(●°ω°●)/

 ハナマダンあまがさきさんの写真 ハナマダンあまがさきさんの写真

ハナマダンあまがさきさんの写真

 

この写真のどこかに我が孫娘とお父さんが…。

(すぐ分かりますね。パズルやらのゲーム屋さんです)

 

この中に我が娘が。一家総出の参加。

韓国・朝鮮の白酒「マッコルリ」。昔飲んだことがある。

ドブロクみたいな味だったと記憶している。

 

これは中国の獅子舞?獅子というよりカワイイ龍みたいだが。

アジアの隣近所の国のこと、いろいろ影響し合っているのだな。

 

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「安倍政権不支持81%の沖縄、支持49.8%の『本土』」 2014年9月8日(月)No.985

2014-09-08 09:09:16 | がんばれ沖縄

沖縄と「本土」との政権支持・不支持をめぐる、このかい離を噛みしめる。

要するに他人事なのである。

自分さえよければそれでいいのである。

しかも恥さらしの極致であることに、

安倍政権につき従う右翼団体が、辺野古までノコノコ出かけて、

日の丸の旗を打ち振り、弁当を立ち食いして沖縄の地元民に呆れられたという。

(日本では食べ物の立ち食いは粗野な行いと見做される(^_^;))

下の写真、手前右は、

まさに右翼(今、右翼はほぼヤクザと似ている)の定番的凄み・ポーズをとる男性。

彼は日の丸の旗の意味を身を持って示している。

どうしようもないヒトたちである。

しかし、49.8%の安倍政権を支持する人々は、

この右翼団体の人たちと自分が100%違うと言えるのか。

 写真は「お墨付き!」さんのブログhttp://osumituki.com/event/16766.htmlより。

 

「本土」という言葉にも引っかかる。「本土」の人間が平気で「本土」と言えるのか?と。

北海道には本州方面を「内地」と呼ぶ言い方があった。「内地」に対しては「外地」が対語だ。

また、「標準語」という言葉も本州の、東京の、山の手が

日本の言葉のスタンダードであるということである。

「本土」「内地」「標準語」……地域と政治と言語との関係を示している。

そこには差別がある。

 

以下は私が知った情報源「ニュース・ワーカー2」さんのブログより一部転載。

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地元の世論の8割が「反対」の意思表示をしている事業が、

それでも国家によって強行されていくケースが日本でほかに見当たらないとすれば、

これは沖縄に対する「差別」とみるほかないと思います。

安倍政権の支持率については、本土メディアが継続して行っている世論調査では、

例えば共同通信が8月上旬に実施した調査では「支持」が49・8%なのに対し、

沖縄ではボーリング調査を開始した姿勢に対しては「不支持」が80%超であることに対して、

琉球新報の解説記事は「政権の評価をめぐり全国との乖離が出ている」と指摘しています。

本土の日本人と沖縄の人々の間の意識に「乖離」がみられる状況下だからこそ、

今回の世論調査は本土で広く知られていいのではないかと考えています。

f:id:news-worker:20140901091558j:image

【写真説明】8月26日付の琉球新報紙面

http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20140901/1409530794

ニュース・ワーカー2

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