さて、このブログに何度も登場したことのある学生に会いました。
韋彤(い・とう)さんです。
2年前山東省・和歌山県共催の日本語スピーチコンテストで
山東省の中でも全く無名の大学「菏澤学院」の学生が
優勝をかっさらったことは、
審判の先生方も「え、どこの大学?」と
耳を疑ったという痛快でおもしろい出来事でした。
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「山東省・和歌山県共催スピ・コンまさかの優勝ww」No.2110
https://blog.goo.ne.jp/bluehearts_10_11/e/09de24d42b3088b67653c75c4aaff2d6
「3年生韋彤さんと和歌山県で会った」No.2197
https://blog.goo.ne.jp/bluehearts_10_11/e/85fc358622ea1a0a8e36ba529ae5a8be
今日はその韋彤さんに夕刻の大阪梅田を案内しました。
昨年9月に留学のため来阪した彼は
西九条の宿舎ー学校ー王将(バイト先)の3点移動だけで
この4か月余りを過ごしており、
大阪JR駅を含む梅田界隈の建物や
建物と建物の間を通る歩道橋に
「さすが大阪!」と感心していました。
スカイガーデンに上ると、ちょうど夕日が沈み始めたときで
多くの外国からの人々が(と言っても百人もいない)
写真を撮っており、
英語・フランス語・中国語が聞き取れましたが、
全く分からない言語も聞かれました。
韋彤さんも
「(江西チワン族自治区に住む)お父さんが
僕の写真を送れとしょっちゅう言ってくるので
この写真は絶対送らないと!」と
ホクホクして何枚も自分の姿をカメラに収めていました。
下は私が撮ったものですが、
あちらを立てればこちらが立たず、
韋彤さんの顔を明るくすると美しかった夕日の色が
冴えなくなりました。
大阪の東西南北が見えるので韋彤さんは、
「ぼくが毎日自転車でバイトに行くとき通る
大阪ドームはあれですか。」と
地上150m以上の高みから自分の生活エリアを確認。
彼は先日京都の大学院面接を終えたばかりで、
結果通知を待っているドキドキ状態です。
どうぞ合格しますように。