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日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

白菜値段高騰、キャベツ高騰、生活疲弊、それでも政府は消費税を止めず

2024-05-17 13:48:06 | 街角

 

上の写真は2日前、近所の業務スーパーのもの。

業務スーパーと言えば西日本では格安スーパーの代表に挙げられる食品小売店舗だ。

小規模飲食店を経営している息子はコロナ以降仕出し弁当の製造販売で糊口をしのいでいる。

その息子に写真を送ると、

「何とかメニューを工夫する努力をしてみる」とのこと。

長引く物価高騰で収益は確実に減っている。

これでは弁当箱のサイズを小さくするか、食膳量を少なくするか、

もしくは弁当代を値上げするかしかないと私は思うのだが、

息子は職人のプライドからか、そういうことを良しとしない。

弁当を買ってくれている作業所の人たちは量と品数の多さを何より喜んでくれるのだそうだ。

コロナ勃発でとことん困った店が、何とかやってこれているのは

作業所が仕出し弁当を注文してくれるようになったからで、

息子はそのお得意さんをとても大切に思っている。

ケチな私は心中(このハンバーグ大きすぎるんじゃないの)とかブツクサ言っているが、

まあ、元気になった息子が頑張っている限り、応援するしかない。

こんな時、消費税をなくしてくれたらどれほど現政権の株が上がるだろう。

しかし、あの人らはそんなことしない。庶民など人間だと思っていないのだから。

「政府に頼るな、まず自分たちで自助努力しろ」(菅首相)

「あなた方は貧乏になる自由と権利がある。成功者の邪魔するな」(竹中平蔵)

庶民はなぜこういう立場の政治家を支持するのだろう。意味わからん。

・・・・・・・・・・・・

新婦人の会尼崎支部東園田班有志は5月12日に17回目の「食のおくりもの」を行った。

「政府が十分な対策をしないからみんな困っている。困ったときはお互い様。

コロナ不況が収まるまで続けられたら…という思いで始めた」

と創始者の一人であるNさんは語った。

今、コロナの疫病は一応落ち着いたかに見えるが、

不況はさらに、どんどんエスカレートしている。

お金や物品の寄付で成り立っているこの活動だが、

米を寄付してくれていた農家さんが廃業するなど、

本当にいつまで続けられるか分からない状況だ。

有志の人たちも身体のあちこちが痛む中、それでも淡々と続けている。

コロナワクチン接種直後に亡くなったメンバーもいる。

 

それでも、弁当を受け取った女性が「本当に助かります」と言ってくれたと喜ぶ有志たち。

国民が這うようにして助け合っているからと言って、

政府はいつまでも調子に乗らないでもらいたい。

私は次の選挙で間違っても自民・公明・維新・国民民主・立民には投票しない。

(立民は泉体制がチェンジすれば考えないでもないけどさ)

 

↓贈り物の食品を袋詰めするメンバーたち。すっかり慣れた手つき。

↓頭痛を押して参加したメンバー。ちょっと痛々しい。

 

 

 

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (きんとき)
2024-05-18 19:33:25
息子さん 品数と量を落とさないよう 必死に踏ん張ってはるんやね  お店が苦しい時に 注文してくれた作業所の皆さんが楽しみにしてくれてるから 頑張ってはるんやね 

お商売している人たちの努力に報いる手立てをしない、庶民の暮らしを守らない政治家なんて要らないわ
 
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きんとき様 (ブルーはーと)
2024-05-24 20:36:34
店がどん底のときに毎日まとまった数のお弁当を注文してくれるようになったのが、地域のB型作業所さんでした。本当に「おかげ様」です。
「助けてくれた地域の人たちとずっとお互い助け合いながら一緒にやっていきたい」と息子が言うのを聞いて(一時期精神的に相当落ち込んでいたので)安心している今日この頃です…。
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