毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

夏ですが黒豆を煮てみました

2024-08-30 22:31:17 | 自分事情

⤴トカゲの子。毎日裏庭でちょろちょろと動き回っています。親はどうしたのでしょうか、ちっとも見ません。

 

ついに連日36℃~37℃の暑さは台風とともに過ぎ去ったようです。

ふう、やれやれ。

昨年に続き、エアコンを使わず扇風機の風だけで過ごしてみました。

今夏は昨年同様か、或いはさらに猛る暑さの日々でしたが

実感として昨年よりずっと楽にやり過ごすことができました。

身体の細胞が自然に暑さに順応したのでしょうか。

もちろん扇風機以外にも、

ガラス戸に遮光シートを張って午前10時半以降は戸を閉め、

さらにカーテンでガラス戸を完全に覆い隠し、室温は戸外より数度低く保ちました。

⤴遮光シートの端切れで、襖ふうに模様をつけてみました。

薄暗さは否めませんが、暑いよりましです。

ガラス戸4枚、窓ガラス2枚で6000円ぐらいかかりました。

⤵和室の分まで足りず、仕方がないので新聞紙でカバーしました。

(天星人語さんのブログで紹介されていたので真似てみたのです)

天星人語 (goo.ne.jp)

なんかビンボーくさいです(笑)。

しかし、私は実際ビンボーだし、明らかに熱を遮るのでよかったです。

 

昨年より暑さへの抵抗力を身につけた私は、真夏に黒豆を煮てみました。

なぜそんなことをしたかと言うと、昨年末に友人から贈られた黒豆が

この暑さで劣化するのを恐れたためです。

結果、煮物は冬に似合うものだと再確認しました。

何時間もコトコト煮ているとその熱が部屋に充満しました。

無謀でした。

しかし、冷蔵庫で冷やした黒豆はなかなか美味しいスウィーツでした。

鉄くぎがなかったのでホイッスル、セロテープのカッター、

何か知らない輪っかをよく洗って使いました。

黒くつやつやに炊けたのできっと役に立ったのだと思います。

 

⤵尼崎市の天気予報です。

もう35℃を超える日はないかも知れません。

一仕事終えた気分です。

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近所のスーパーから米が消えたんだが

2024-08-29 01:02:17 | 反戦平和

 

2週間ほど前から近所の業務スーパーから米が消えている。

売り場には「昨年の猛暑の影響で収穫量が減少して品薄状態」

と書いてあるがそれは大嘘だ。政府農林水産省が

「収穫量の標準を100とした場合、昨年は101だった。十分な量だ」

と発表しているではないか。

南海トラフ地震の影響で買い貯めに走った人たちのせいにする意見もある。

それもちょっとはあるかも知れないが、主たる原因ではない。

なぜなら、米の価格値上げ・品薄は地震以前から始まっていたからだ。

仕出し弁当屋をしている息子の店では

3月時点で、それまで6,200円だった米が9,200円になり、

4,5月はそのまま推移、

6月は9,600円になって、

7月は19,200円に跳ね上がった。

銘柄もそれまでと違うものを買うしか選択肢はなかった。

お米屋さんも必死で卸売業者からかき集めてくれたのだから文句は言えない。

 

6月11日の参議院農林水産委員会での坂本農水大臣の答弁は

「価格値上げは、昨年比で+10%ほどで著しい上昇にはなっていない」

「卸売業者の転売が米穀店の価格全体に影響してはいない」

「多くの販売店で欠品になっている状況にはない」

「中には入手できず困っている人もいるかも知れないが、役所の相談窓口に相談してくれれば」

などと、いかにものんびりしたものだった。

    ↓      ↓      ↓      ↓

 

今、市井は冒頭の写真の有様だ。

メルカリなどで高く転売してあざとく儲けている人もいる。

政府は十分な備蓄米があるのだから、こういう時こそ放出しないでいつするんだ。

備蓄米はいつまでも備蓄していたら古米、古古米になる。

米の価格が下落するのを防ぐために放出は慎重にするとのことだが、

6,200円が19,200円にまで高騰している今、

日本の消費者は主食のコメが食べられずに四苦八苦しているというのに

自民党政府は総裁選で忙しいから国民の事なんかどうでもいいのだろう。

一体、あの人らは何のために政治家やってんのだろう。

安全保障でアメリカからポンコツ武器を買い、

自衛隊を米軍の下請けに引きずり回している間に国民は飢えて死ぬっての。 

まず、食糧安全保障が一番だろう!

 

〈付録〉裏庭の今日

⤵私が近づいたのに驚いてメダカの水槽の浮草に飛び乗るヤモリの子。溺れずに間もなく脱出しました。その間、浮草の葉はピクリとも動きませんでした。

 

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日本の南の美しい島に戦雲が・・・映画「戦雲」を観た

2024-08-26 23:34:17 | 反戦平和

「また戦雲が湧きだしてくる 恐ろしくて眠れない」

石垣島に住む山里節子さんが冒頭で歌う映画「戦雲(いくさふむ)」を観てきた。

昨年、6年ぶりに作った三上智恵監督渾身のドキュメンタリーだ。

米軍と自衛隊による南西諸島の軍事要塞化についての情報は5年ほど前に

小西誠さん(あの60年代反戦自衛官だった)のブログやSNSを見たのが初めてだった。

今、日本で、

人間の命を潰す計画が、注意しないとスルーしそうなレベルの報道で、

しかし、確実に進められている。

ヤギが草を食み、海でカジキが撥ねる平和な日常の小さな島々で。

そのことをこの映画「戦雲」は一つ一つ、シビアに映像で確認していく。

 

与那国島(台湾から110㎞、日本の最西端の島)

2016年自衛隊基地誘致、当初圧倒的に反対だった島民は次第に容認と諦めに…。

その後、島民の誰も知らないまま、突然防衛省がミサイル部隊配備を発表。

与那国町長が「町長権限で認めた」と。

これには自衛隊駐屯容認派の町民も憤る。

配備当初自衛隊の経済効果を期待した人たちも多かったが、

7年後の今も生活は苦しく、島は疲弊している。

宮古島(沖縄本島と石垣島の間に位置する宮古諸島の中心島)

2017年ミサイル基地工事着工、反対の声虚しく2019年基地駐屯地完成、

2021年、ミサイル、火薬を保管する弾薬庫を備える保良訓練場完成。

サトウキビ畑の道路を通る工事トラックの前でののんびり牛歩、

訓練場入り口での座り込みなどできる限りの抵抗をするもミサイルは運び込まれた。

カメラを向けると警察は乱暴しないという話を信じて、もみくちゃにされながらも泣きながら携帯で撮影を続ける12歳の少女……。

石垣島(八重山諸島の中心島。西表島、与那国島を含む)

ミサイル基地が作られる計画、

それに対する若者を中心にして14,000筆も集めた住民投票実施要請、

石垣市議会による投票条例案の握り潰し、その後、市条例から住民投票条文を削除。

2019年、基地建設着工。

戦後本島で米軍に土地を奪われ移住した人たちが石ころだらけ、

マラリアが蔓延する土地を豊かな農地に作り上げた誇りを持つ島民の一人は、

「若者と仕事を作って一緒に協調して暮らせる静かな環境を渡したい」

と反対運動を続ける。

 

⤴ネットから借りました。

与那国島のハーレー(舟漕ぎレース)、圧巻だった。

自衛隊員も漕ぎ手として参加し、練習当初は「自衛隊さん」としか呼ばれなかったが、

ずっと一緒に練習する中で一人の人間として

名前を呼んでもらえるようになったと感激する自衛隊員、

本州から来て「与那国島、だーい好き!!」と叫ぶ自衛隊員の小さな男の子、

一年半後にはこの島を離れるという。

平和な日常と豊かな海山に包まれた人々の暮らしの中に一人の人間として入ったことは

自衛隊員の心にどのように収まるのだろう……。

有事にはこの島の人々は九州のどこかに避難させられ、島は無人になるという。

自衛隊は「島と島民を守る」と言って配備されたはずだが、

現実は島民を騙して追い出すことになっている。

 

ハーレーの他にも、映画では宮古島のマストリャー(エイサーに似た踊り)、

石垣島の八重山民謡「ゆんた」やトバラーマ(即興的抒情詩の唄)など、

滔々と歴史の時を経て島の人々が紡いできた歌や踊りが登場する。

この豊かさが戦で二度と帰らぬものとならないように、

絶対に、戦争を始めてはならない。

そのために今、私たちができることをしないと。

 

 

 

 

 

 

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高石友也さん逝く

2024-08-23 23:43:48 | 反戦平和

     

私の想う高石友也さんは若い青年の姿をしている。

1960年代末、私の高校(北海道の東の端にある高校)にギターとともに現れて

体育館で歌ってくれたあの姿だ。

当時、労音(全国勤労者音楽協議会)が斜里にもあって

動労(国鉄動力車労働組合)がその主軸を担っていたというかすかな記憶がある。

それまで歌声運動みたいな合唱団を呼んでいたらしいが、

私はさっぱり関心がなかった。

当時は、フォークブームが北海道の地の果てにも確実に影響を与えており、

兄がジョーン・バエズ、ブラザースフォー、アニマルズなどのレコードを

朝っぱらから目覚まし代わりに家の古い蓄音機で鳴らすので、

私も中学生の頃から「雨を汚したのは誰」「朝日の当たる家」なんか好きだった。

また、オールナイトニッポン、パックインミュージックなど深夜放送の電波が

北京放送局やロシア語放送などに混じって本州から切れ切れに届くのをほぼ毎晩聴いていた。

親はてっきり勉強しているとばかり思っていただろう。

いや、勉強も少しはしていたのだ。   

「オールナイトニッポン」月曜のDJ糸井五郎さんが面白いテープがあると言って

「帰ってきたよっぱらい」をかけたとき、たまたま私は寝ないでいた。

次の日は当然、中学校で「ちょっとあれ聴いた?すごいね」と

先進的(笑)な深夜族の友人と興奮して騒いだものだった。

フォーククルセイダーズも好きになった。

ずっと後の年、

中国帰国者の中でほぼ同年代の方本人から

同じ時期、中国では文化大革命の嵐が吹き荒れ、

自分や兄弟姉妹の命を守るために必死で

学校どころじゃなかったと聞いて愕然としたことがある。

当時、中学生だった私にとって他国の争い事は

自分と関係ないよその国のできごとだった。

・・・・・・

1960年代末期の北海道の知床半島の根本にある小さな町の社会的ムードは

労音をして歌声からフォークへと招く対象に変化を与えた。

高石友也の名は町の中学・高校では音楽好きな子たちに知られており、

労音のポスターを見て私たちは色めき立った。

そういうことで当日の夜は夢のような時間を過ごしたという訳である。

それだけでも一生残る思い出だったのに、

高校三年の先輩にかき口説かれた高石さんは翌日、斜里高校にやってきて、

昼休みに体育館のステージで5時間目が始まるまで歌ってくれたのだ。

その時、そこにいた私たちは全員、

この度の高石友也さんの訃報を聞いてこのシーンを想ったはずだ。

 

その数か月後、労音は今度は岡林信康さんを呼んだ。

私の芯に歌を友とする人生が刻印された次第である。

 

「春を待つ少女」「私に人生と呼べるものがあるなら」「陽気に行こう」e.t.c.

高石さんの歌でよく口ずさむのはこんな歌だが、

今日はこれをハーモニカで吹いて高石さんを送りたい。

高石さん、本当にありがとう。

「ランブリング・ボーイ」元々はトム・パクストン(Tom Paxton)が1964年にリリースした曲。高石友也さんは彼の「学校で何を習ったの」なども和訳して歌っていました。

 

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「退屈だから撃った」ガザのイスラエル軍の驚きの行動

2024-08-21 17:56:27 | 中日(日中)交流

⤵ 武器を持たず歩く複数のパレスチナ人が

イスラエル軍により突然ミサイルで爆殺された。

さらに別の人も足を撃たれ這って逃げている所を爆殺された。

完全に頭がおかしくなっていなければできないことだ。

イスラエル国民は同国軍のパレスチナ民間人への容赦ない攻撃を圧倒的に支持しているという。

国を挙げて脳みそが麻痺している。

かつてナチスドイツや日本がそうだったように。

欧米に庇われ、支援されているイスラエルが、パレスチナで今も毎日続けているのは

人類史上最も堕落した非人間的な犯罪だ。

人間がここまで残忍になるのを目の当たりにして苦しくない人はいないのではないか。

 

Xにはイスラエル兵による次の映像が投稿されていた(笑い顔マークとともに)。

全裸で両手両足を縛られ、拷問を受け、スプレーで身体に番号を書かれているパレスチナ人。

こんな惨い写真は見たくない。しかし、イスラエル兵が日々していることに

目をそらし続けていたら、早晩ナチス以上のことまでするだろう。

このブログの監修に引っかかってカットされるかも知れないが、とにかく載せる。

 

何よりも憤りを覚えるのはアメリカ、ヨーロッパの❝民主主義❞国家が

このイスラエルに支援金や武器をドバドバ送り続けていることである。

19世紀の帝国主義列強がそのまんま今の世界に蔓延っている。

最新のアメリカの停戦案はイスラエルがガザに駐留することを認める内容だという。

なんじゃ、そりゃ!ふざけるな!!

 

下はクーリエ・ジャポン(Courrie.jp)の今日8/21の写真・冒頭記事の引用である。

↑ガザ地区との国境近くで軍用車両に乗るイスラエル兵たち Photo: Amir Levy / Getty Images

発砲規則は事実上存在せず 

「退屈だから撃った」元兵士が証言するガザのイスラエル軍の驚きの行動

ガザ地区のイスラエル兵は好きなだけ撃ち、家に火をつけ、死体を道に放置していく──実際に戦場に派遣されたイスラエル軍の兵士たちがイスラエル・パレスチナ合同独立系メディア「+972マガジン」とイスラエルの独立系メディア「ローカル・コール」に証言したのは、規則や自制もなく、ただ好き放題に振る舞うイスラエル軍の姿だ。

複数の証言者によると、兵士たちは明らかに何も制限を受けずに、日常の兵務の憂さ晴らしや退屈しのぎのために民間人を撃っていた。
〈続きは下のサイトで読んでください〉

英文記事:‘I’m bored, so I shoot’: The Israeli army’s approval of free-for-all violence in Gaza (972mag.com)

日本語記事:https://courrier.jp/news/archives/373614/?utm_source=daily+item+announce&utm_medium=email&utm_content=post-373614&utm_campaign=2024-08-21-13739&courrier_mail_session_id=13739

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歌っていいな、(人間もいいな)と思えるから

2024-08-19 23:49:13 | 反戦平和

↓8.16Hey輪ライブの出演者の皆さん(Facebookより拝借)↓

(左から敬称略)びとうゆり・おーまきちまき・KING中村・田中じゅんじ

(同じく)アカリトバリ・川口真由美・岡大介・こむら潤

びとうゆり:尼崎市在住のミュージシャン。こんな輝く人もいるんだ、尼崎って。また店に歌いに来て欲しいな。

おーまきちまき:何十年も前から知っている歌人(うたびと)なので、ただただ懐かしく、可愛く、目を細めて聴きました。ちあきなおみの「喝采」やキャンプソングの「遠き山に日は落ちて」などをさらっと選曲するところが大好きです。

KING中村:息子から「きよひと君」という名前で聞いていました。尼崎のロックグループ〈シェイク・オブ・ロック〉の主宰者。普段は介護職関係の仕事人らしいですが、ブルースハープの演奏の見事さに口あんぐり(いや、実は私も数か月前からハーモニカを自習しているので)。波乱万丈の人生を昨年終えたKINGの「おかん」の歌が沁みました。

田中じゅんじ:以前ロックバンドやっていたけど、今は尼崎市議会議員(みどりの未来)。以前コロナワクチンの副作用被害について市議会で発言した動画を見ましたが、この日はギターで参加。今斎藤知事問題で活躍している丸尾マキ県議と連動しつつ、市民が政治を担うために奮闘中です。

アカリトバリ:福島県出身のアカリ(うた・三味線)と箕面出身のトバリ(ギター)
のユニット。まず福島の海の音(箱に何か入れて動かしていた)で聴衆の心を鎮めてくれ、終始なんかいい人たちでした(ごめん、隣の人と喋るのに気を取られていた)。

川口真由美:「世界でとんでもないことが起きているのに、自分はただ見つめるしかできない。でも、歌っている時は私もそこにいる」と、戦争の渦中、と言うか殺し合いのただ中にいる兵士たちの家族や、皆殺し攻撃の下のパレスチナの人々をオリジナルの歌詞で歌う真由美さん。

チェ・ゲバラ達ボリビア革命戦士たちはいつも歌を友としていたという。沖縄辺野古の座り込みでも、必ず誰かが拡声器を握って歌っていた。「歌で何が変わる?何も変わらんよ」という人もいるけど、そんなわけない。人間の心が変わる、人間の心の奥底を支えてくれるんだ。

岡大介:東京から来てくれた大介さんは高田渡さんのおっかけで、そこから添田唖蝉坊にたどり着いたというシンガーソングライター。今の世の「のんき節」「オッペケペー」をかんから三線で披露し、ドルメン&遊の聴衆を大いに沸かせました。明治の自由民権運動が店内に蘇った感じでした。本『カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する』を出版しています。下は、大介さんの歌が途中で聞ける動画です。

こむら潤:地元尼っ子。祖父母の代からの八百屋さんで、大企業優先、中小の店は自己責任という政策をずっと見てきた彼女は、バリ舞踊のインストラクターから政治家になりました。尼崎市議(日本共産党)を経て今は国会議員になるため奮闘中です。この人はいいな、正義の心がしっかりしている、と思えました。

 

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8・16「HEY輪 ライブ」ドルメン&遊に川口真由美・おーまきちまき・岡大介などなど

2024-08-17 23:21:18 | 反戦平和

ラインの連絡を見たのが当日昼とあって、取るものとりあえず駆けつけました。

息子の店の催し物なのに何でこんなスゴイ顔ぶれのイベント知らなかったわけ?

と、自分でも意味不明ですが、ま、参加できてよかった、実に!!

主催者はシェイク・オブ・ロック(兵庫尼崎 不動のバリアフリーバンド)。

出演順:びとうゆり、おーまきちまき、KING中村、岡大介、川口真由美、アカリトバリ

錚々たる顔ぶれの皆さんがよくこんな小さい店に来てくださったもんだ。

主催シェイク・オブ・ロックの代表KING中村さんの呼びかけ力炸裂です。

私は川口真由美さんの「ケサラ」を辺野古で聞き、山城博治さんはじめ、

座り込みのおじい、おばあたちが目を細めて心と体で歌を受け止めている姿を見ました。

忘れられない光景でした。

闘いに何よりも歌を大切にする博治さんが

「沖縄にケサラが来た!私たちは勝てるぞ!」叫んだとか。

川口真由美さんは

アジア映画祭で受賞までした有名人なのに、

大観衆の前で歌い慣れている人なのに、

こんなちっぽけな店の聴衆数十名を前でも全力で歌ってくれました。

「アメリカの兵士も、韓国の兵士も、中国の兵士も、ロシアの兵士も、みんな家がある。

痛かろう、冷たかろう、帰りたかろう、

国のために死んでいっても戦争は終わらない

ただ小さな家の灯が消えていく」(『兵士の家の歌』)と彼女は歌います。

「ガザの親たちが子どもの身体中に名前を書いている。

死んでも何とか見つけ出せるように。

異臭を放つ瓦礫の中、子どもを探す親たち、

別れる時間もなく、空爆で手足がちぎれ道路に転がる子ども。

必死に子どもを探し当てても、見送ることもできない」

(『苦いコーヒーと甘いデーツ』)

最後の歌『ケサラ』を聴いて、

毎日諦めと絶望が同居する状況の私の心にジワッと何かが染み入りました。

真由美さん、ずっと、歌い続けてきたんだ……。

 

他のミュージシャンについても次回続けて書きたいと思います。

 

下の動画は2022年5月3日全国憲法集会(東京有明防災公園)でのものです。

「ケサラ」歌詞

抑えきれない怒り こらえきれない悲しみ

そんなことの繰り返しだけど

決して負けはしないさ

ケ・サラ ケ・サラ ケ・サラ

僕たちの人生は

平和と自由もとめて 

生きてゆけばいいのさ 

泣きはらした夜 迎える朝のまぶしさ

涙の乾く時はないけど

決して倒れはしないさ

ケ・サラ ケ・サラ ケ・サラ

僕たちの人生は

平和と自由もとめて 

生きてゆけばいいのさ 

 

〈付録〉Facebookのシェイクオブロックの記事を転載します。

Hey輪!!2024 vol.2
平和、人の命、安心で豊かな国、それを当たり前に発信し続ける歌い手たちと駆けつけてくれた仲間たちで作るイベントHey輪!!今年もその想いは途切れる事なく奏られ会場が一つになった。
今回は元尼崎市議こむら潤氏、現尼崎市議田中じゅんじ氏、も駆けつけて平和についてなど舞台挨拶していただきました。弱者、命、健康、文化芸術、平和と、その人の立場に立って身を削って日々活動されてる。名前だけでも覚えていただけたら嬉しいです。
次世代、我が子に何を引き継がせるかは私たち大人の責任、子どもたちを被害者にも加害者にもさせないために、私たちは声を上げ続けてる。
出演、KING中村、川口真由美、岡大介、アカリトバリ、おーまきちまき、びとうゆり
舞台挨拶、こむら潤、田中じゅんじ
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岸田首相今ごろ首相辞めるってよ

2024-08-15 23:43:36 | 反戦平和

⤴岸田首相の写真は忌々しくて載せたくないので代わりに裏庭のミミズ

 

この人の耐えられないほど軽い脳みそと口で

どれほど日本が危うくなってしまったか

日本に住む1億2000万人の今と未来にタダならぬ暗さと不安を刻印したロクデナシ。

日本国総理大臣の意味わかってるのか、岸田文雄。

アメリカ従属の軍事同盟によって日本の自衛隊は米軍にこき使われる存在になり果て、

国会にかけず勝手にウクライナに大金つぎ込み、

能登地震被災者は半年超えてもほったらかしだ。

裏金自民が生まれ変わるために首相を辞めるだと??

なに意味不明なこと言っているんだ。

首相という権力を使っていくらでも改革しようとすればできたはずだ。

自分にできることは唯一辞めることとは、どこまで無能力なんだ。

 

それにしてもメディアは競馬中継みたく次の総裁は誰だ、かれだとうるさい。

都知事選のときもそうだ。

政策なんか関係なしに、口調やムード、イメージで選ばれてしまう。

私は自民党の誰が総裁になっても何の期待もしない。

ていうか自民党は腐れカボチャと同様、政権握るなど百害あって一利なしだ。

いっそ党ごと消滅してほしい。

 

昭和天皇の玉音放送で敗戦が知らされた79年前の今日8月15日、

アッツ島で「玉砕」させられた従軍兵たちの命(玉砕かる、桜散る…こんなの言葉のまやかし)、

沖縄の渡嘉敷島で集団自決を命じられ、父親の手にかかって死んだ幼子の命、

あまりにも無駄に殺された命たちを想い、

今、この時期に首相を辞めるというあの男のために怒りが二重に増幅する。

国のリーダーがドあほだと国民の命がいくつあっても足りないのだ。

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アメリカ大統領選 人殺しを選ぶか強盗を選ぶか

2024-08-10 22:43:50 | 反戦平和

アメリカの大統領選、トランプかハリスか。

言い換えれば、人殺しを選ぶか強盗を選ぶか。

アメリカの若者たちの討論動画で、どちらも選ばないという一人に

他の一人が「強盗でも殺人者よりましだと思って、私は投票する」と言うシーンがあった。

ハリスはトランプよりちょっとはマシかも知れないが五十歩百歩だ、と

トランプ、ハリス二人の発言を少し聞けば誰しも分かる。

私はカマラ・ハリスの選挙ラリーに「イスラエル支援を止めろ」と圧力をかけるのは

非常に大切だと思う。

彼らに投票してもらうために、

ハリスが少しでもパレスチナの明日につながる約束をすれば

その行動は奏功したと言える。

 

下の動画はアリゾナ州フェニックスの様子。

親パレスチナの人々がカマラ・ハリスの選挙ラリーのスピーチ中に

アメリカのイスラエル援助を止めるよう要求して

「フリー、フリー、フリー、パレスチナ!」と叫び続け、

ハリス支持者が「カマラ!カマラ!カマラ!」と大声をかぶせる。

民主党支持の人々の多くがイスラエルの「自衛」を支持している。

それでも直接に演説会場に出向き、パレスチナ支援の立場を明言する人も多い。

日本でここまでやれと言われても私は頑張れないだろう。

アメリカの人々の暮らしに直接民主主義の草の根がガッツリ張っているのを

羨望の思いで見る。

 

ミシガン州 8月7日

親パレスチナグループのシュプレヒコールがカマラ・ハリスの演説にかぶさる。

「カマラ、カマラ、あんたは隠せてないよ。

私たちはジェノサイドに投票しない」

カマラ・ハリスも言い返す辺りがボーッと立ち尽くすバイデンやブリンケンと違うところだ。

「民主主義を信じているから、私はここにいます。

一人一人の声は大切です。しかし、今は私がスピーチしているんです。

今は私が話すときです。」

攻防は続く。

 

〈付録〉下の動画は神経質そうに黙ってしまうブリンケン。

ネットではブリンケン=イケメンという項目があって、ちょっと可笑しい。

 

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原爆の日―対照的なヒロシマとナガサキ、厚かましいにもほどがあるG7の威嚇

2024-08-09 22:49:56 | 反戦平和

8.6ヒロシマ

松井広島市長は

ガザやヨルダン川西岸でパレスチナ人の子どもも大人も皆殺しを続けるイスラエルを招待し、

式典の邪魔になるからと

昨年まで自由だった市民のプラカード、横断幕、ゼッケンなどを全て禁止して

これまでにない制限付きの記念式典を行った。

平和宣言で松井市長は核抑止力に頼る政治からの転換を訴えたが、

アメリカ、イスラエルをはじめ、参列した核保持国の代表者は

この言葉に少しは感銘を受けただろうか。んなわけないわ。

 

8.9ナガサキ

欧米"主要6カ国”(自分たちで主要国と言っている)+EUが

「イスラエルを招待しないと俺らも参加しないからな」と威嚇する中で、

被爆二世の鈴木長崎市長は、イスラエルを招待せず淡々と式典を遂行した。

そもそも原爆を投下して民間人の子どもや大人数十万人を殺戮したアメリカは

ただの一度も謝りもせず、

あれは正しかったとことあるごとに厚顔無恥、人でなしの発言を繰り返し、

2016年、オバマが参列して以来さらにどんどん調子に乗って、

核保持O.K.、またそのうち使うかもねといった態度で

何よりも腹立たしいことにこの記念式典の参列国の顔ぶれにまで

口出しするようになった。

「おう、おう、俺らの身内も入れろよ。入れないと式典ボイコットするからな」と。

なんだ、これは。お前の式典じゃないだろう。

寛容に参加を許してやったあげくにこれだ。

鈴木市長は

「本来ならばむしろロシア、ベラルーシ、イスラエルなど紛争当事国こそ呼ぶべきだと思う」

と述べた。私も全世界の争っている国々がヒロシマ・ナガサキに来て

核兵器が人間をどうしてしまうか、しかと見定め、反省するべきだと思う。

しかし、諸般の事情でロシア、ベラルーシを招待できないなら

当然イスラエルも無理だ。

長崎市は「式典実施への支障はない」と判断し、

駐日パレスチナ常駐総代表部に招待状を送った。

私は鈴木長崎市長はできる限りのすばらしいことしたと思う。

↑長崎市長の平和宣言に引用された詩の作者福田須磨子さん

「原爆を作る人々よ!
しばし手を休め 眼をとじ給え
昭和二十年八月九日!
あなた方が作った 原爆で幾万の尊い生命が奪われ
家 財産が一瞬にして無に帰し
平和な家庭が破壊しつくされたのだ
残された者は無から起ち上がらねばならぬ
血みどろな生活への苦しい道と
明日をも知れぬ原子病″の不安と
そして肉親を失った無限の悲しみが
いついつまでも尾をひいて行く

・・・・・・

原爆を作る人々よ!
今こそためらうことなく
手の中にある一切を放棄するのだ
そこに初めて真の平和が生まれ
人間は人間として蘇ることが出来るのだ」

↓下の長崎平和宣言を開くと最後に「この平和宣言に賛同される方は〈賛同〉をクリックしてください」とあります。私は即賛同しました。

長崎市│長崎平和宣言 (nagasaki.lg.jp)

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維新の兵庫県議岸口みのる・増山誠に投票した人、これ見てください。

2024-08-05 17:49:49 | 地方自治

(維新の会は古い日本の政治風土を刷新して、何か新しいことをやってくれる)

こんな根拠のないイメージが日本社会に蔓延していた。

いや、過去形ならいいが、実は多くの人にとって未だにそうなのだろう。

兵庫県議会86人のうち、維新議員は21名、

本家大阪では過半数を維新が占めて百条委員会も開けないので、

我が兵庫県としてはギリギリセーフだった。

兵庫の維新県議たちは、

公益通報の告発を「嘘八百」と決めつけ、退職させず告発者に報復懲罰を与えた斎藤知事を

何としても守ろうと(斎藤氏は維新・自民推薦で知事になった)、

第三者委員会の立ち上げ・百条委員会の開催に反対し続け、

いざ、百条委員会が開かれたら、一つひとつ因縁つけて足を引っ張り、

W元播磨県民局長(7/7自死)の告発文を

7月末の百条委員会でまだも「告発文か怪文書か(知らんけど)」と貶めている。

「新しさ・爽やかさ」の維新のイメージの真逆を行く実態が

下の動画で観られるので、ぜひごらんください。

特に、維新に投票した人たちに観ていただきたい。

岸口みのる・増山誠両議員の発言のエグサ、ごね方は

神戸大学大学院や早稲田大学を出たことと人格が立派になることとは

ま~~ったく関係ないことを見事に示している。

次回、この二人は落選させたい。

他の発言議員

竹内英明議員:ひょうご県民連合

丸尾まき議員:無所属(緑の党)

庄本えつこ議員:日本共産党

 

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アメリカ議会、ネタニヤフ演説にスタンディング・オベーション

2024-08-02 15:07:09 | 民主主義について

7月24日イスラエルのネタニヤフ首相はアメリカ連邦議会で演説し、

ガザの戦闘はイスラエルとアメリカ共通の利益になると強調した。

そのとき議員たちのほとんどが立ち上がり、顔を輝かせて拍手した様子が

忘れられない。

拍手した議員たちは下の写真の有様を称賛したのである。

Image

 

しかし、ハリス副大統領を含め、民主党議員の約半数は欠席し、

議会の外ではイスラエルとそれを支援するアメリカ政府に抗議して

何千人もの人々が議会を包囲した(ユダヤ教のグループも)。

そこが日本とは違うところだ。草の根民主主義が根付いているっていうか。

動画では警察は暴徒でもないただの抗議者たちの顔めがけて催涙ガスを直撃するなど

とんでもないことをしていた。

デモをする権利はバイデン大統領も認めているのに。

アメリカのみならず、

パレスチナ支援デモ参加者に対して欧米諸国は力づくで大弾圧をしている。

しかし、ジェノサイド攻撃が続く限り、パレスチナ人への連帯行動も収まるはずがない。

欧米のイスラエルへの肩入れがどれほど間違っているか、世界市民は知っている。

このアメリカ訪問後、

ネタニヤフの戦闘部隊はイランにまで出かけていってハマスの最高指導者を暗殺した。

事態はさらに悪化するしかないのか。

 

コメント (1)
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