毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「NHKテレビに作文コンクール授賞式が映るそうだが」 2013年12月19日(木)No.826

2013-12-19 20:23:36 | 日本語


『表彰式の様子・12月22日午後6:10からNHKテレビ放送‏』
と、日本語作文コンクール事務局 (jpsakubun@gmail.com)から今日メールが届いた。
以下メール文―――――――――――――――――――――――――――
去る12月12日、北京の在中国日本国大使館にて開催された表彰式の模様が、
来る12月22日(日)午後6:10から6:42のNHK総合テレビ、
海外ネットワーク(WORLD NETWORK)で放送されます。

サブタイトルは、
「日本への強硬な姿勢を貫く報道・国内世論 
民間レベルの交流が続く中 関係改善の糸口は」となっており、
概要は下記のURLでご覧になれます。

中国にいらっしゃる皆様も、日本の友人などを通じて是非ご覧になってください。
又、国内外の友達の方にも是非教えてあげてください。

http://www.nhk.or.jp/worldnet/index.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――

主催者、段躍中さんは、ひたすらメディアに取り上げられるよう、
日本で20年以上努力してきた人なので、このニュースは嬉しいことだろう。
何しろ、添加のじゃない「天下のNHK」なのだ。

しかし、わたしはサブタイトルを見て、なんか嫌な予感がする。
私が覚えている限り(なのでだいぶ以前)、
「クローズアップ現代」以外のNHK番組で時事問題を取り上げる際には、
視点を靄(もや)に包み隠しながら、
結局、核心に最も遠くはずれたところから、
いかにもしたり顔でものを言うのが常であった。
最近は、そのNHKの立場がはっきりしてきたと聞く。
それも、はっきりと政府側に立ったもの言いだそうだ。
この間の環球時報の報道「来年1月に開戦?」について
サンケイですら黙っているのに、このNHKが煽りまくらないか、
それが心配なのだ。

ヘンなところに利用されずに民間交流を続けること、
これは戦いである。
段躍中さん、余計なお世話かもしれないが、飲み込まれないでほしい。

実は昨日、
江西財経大学日本語学科の教師たち(中国人4人、日本人1人)は会議で、
来学期の校内スピーチコンテストのテーマを
『江西財経大学大学生からの平和への提言』と決めた。
「今、平和へのあらゆる努力を怠ってはいけない。
こんな時期だからこそ、積極的に打って出よう。」
というG先生の言葉に皆が頷いたのだった。
日本語学科の教師も学生も、
やるときゃ、やるで!

ところで、22日(日)夕方のNHK総合特集、
日本の誰か、見て内容を教えてくれないかしら。
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2 コメント

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真面目だった (宗純)
2013-12-23 16:38:10
NHK放送ですが、冒頭部分で不用意に中国海警の領海侵犯云々の言葉があった以外は、極めて真面目に良心的に番組が作られていました。
日本版ネオコンの前原誠司の尖閣の中国漁船拿捕事件以前には、我が日本国が領海侵犯を殊更言い立てるなど『ありえない』のですが、今のマスコミでは誰も彼もが言っているのですから情け無い。
ほんの数年で、今までの長年の日本の姿を忘れているのです。
海洋国家である日本は今まで長年『自由航行権』を守ってきたのに、これでは自殺行為ですよ。
国際法上の定義では「領土」や「領空」は、「進入」をもってただちに「侵犯」と解釈されるのです。
ところが「領海」の概念は大きく異なっていて、自国領海内においても外国船舶の「無害でない通航」が保障されているのです。
「領空侵犯」は国際法に規定される法律用語。
対して、「領海侵犯」という言葉は、法律には一切規定が無いが、
外国船舶による航行が「無害でない通航」であることを意味する慣用的に使われているだけの一般用語。
意味がまったく違う「領海侵犯」と「領空侵犯」が不用意に使われる昨今の風潮は困ったことです。
返信する
知らないことが多すぎる…。 (ブルーはーと )
2013-12-23 23:46:15
宗純様
良心的な番組だったとお聞きして、ホッとしました。
NHKだ、読売だ、と十把一からげに言っても、各社には、良心的な職員、記者が少なからずいて、何とか少しでもいい報道をしようと努力していることも事実ですね。そうした良心的報道人の仕事までも否定しないように、そして、彼ら・彼女らが伸び伸びと仕事ができるように応援しなければ、とも思います。
ところで、
「領海侵犯」はてっきり「領空侵犯」と同じだと信じ切っていました。
日本の多くの人たちもそう思っているのではないでしょうか(まさか、私だけ?)。
そういう紛らわしい言葉は、きちんと解説して報道してほしいです。イヤ、メディアに頼るその態度が過ちの第一歩なのかな?
全てを知ることはできませんが、大切なポイントは外さずきちんと知識として保存したいものです。そのためには既製品のメディア情報ではなく、ネットでの双方向型情報交換がますます重要になってくるのでしょうね。
宗純さん、大切なことを教えてくださってありがとうございます
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