ドイツとオーストリアとスイスを巡った旅からもう5年も経つのだと知る
そこから旅の日々が続いたのかと思うと、感謝の念が強まるような、何かきっかけとなるようなヨーロッパの旅だった
そこから毎年インドやスイスに行ったり、アラスカに行ったり、多くの人と出会ったりした
そんなことをひょんなことからちょうど5年前が最初だったのだと知る
最近読んだ本で気になるポイントがいくつかあるからメモ書きしておく
イギリス北部 ニューカッスルの文化施策について
英国北東部の経済を、より想像力のあるサービス分野中心のものにする、という長期的なビジョン。
戦略に必要な文化の条件は「われわれの遺産となる独自なもので、市民が参加できる文化。そして、社会の要望に応えてかわることができる持続可能な文化」
フランス マルセイユの工場跡を利用したアートプロジェクト
工場跡のアートの拠点について、
劇場や美術館のようにアートを消費する場所ではなく、アートの創造拠点となっている
横浜 横トリの元となる要素
最初は理解されなくても大胆にやる方がいい。行政がやると、不特定多数の声にとらわれ過ぎてしまうこともある。コンテンポラリーダンスや現代アートはわかりづらい、もっと一般的なものをやって欲しいと。しかし、BankARTの活動は最先端の発信をしたいアーティストをつれてきてバリアを取り払っていった。クオリティをキープし、発進力が強ければ、人は後からついてくる。
創造都市実現という観点からいえば、まちづくりを行うことが最終的な目的で、アートはツールだともいえます。ツールであるからこそアートのクオリティが高くなければいけない。文化政策としてのアートの振興はもちろん、都市政策としてもアートの振興が必要です。だからこそアートの存在意義は重大なわけです。
2006年出版の本なので既に時代はそれらを経てさらに進化しつつあるのだけど、
今いる地点ではこれらの要素を虎視眈々と取り入れて前進すべきなのだと思うのだけど、
彼がアドバイザーになってくれるのであれば当地域にも一筋の希望が刺すのだと思う
長期戦である
間もなく閉校を使ったコンテンポラリーダンスカンパニーのレジデンスがある
今の職場周辺だけが島根ではない
新しい試みとおもしろい粒が着実に芽を出して広がりもできつつある、レジデンスの意義や意味を理解するアンテナのある人も少しずつ協力してくれつつある
外に出てみると老若男女しがらみを飛び越えておもしろいことをしたがっている人たちが大勢いる
長期戦だけれど非常に興味深く、くらいついてみたくなる
笑われてでもいいものだけを選んで、刺激的なものを創る人とつるむ道筋を坦々とつくるように精査していこうと思っている
来年以降そういう人たちだけとからんでいけるように今年は我慢の一年である
長期戦だ
とりあえずは今から飲もう日本酒を