なんといいますか、はい
おっさんの写真です
あらためてインドの季節やなぁ
予定も大体決まって、後は宿とか現地で決めることが多いです
どういう風な雰囲気で、そしてどんな風なタイミングで写真を撮るか
今からそんな想像をしております
行ったらその時のタイミングで撮る、というのも大切なんですが
私としては最初に撮りたいイメージを描いておいた方がやりやすいです
時間も無限ではないので、なるべく想像しておきます
そうしておくと、夕暮れの撮影も夕陽が沈む時に慌てないないというか、
ぐへへ、きたきた、大好きよ夕暮れちゃん、君の美しさが美しくあるイメージはあるよ私
はい、だから今から撮るよ
うんうん、よいよ
えへへ、そうか、じゃ撮ってみるよ
という具合の気持ち悪さですが
なんていうんでしょうねそういうの
がちがちに決めているわけじゃないですけど
きっとそこにあるであろう美しげなものに逆らえないというか
きっと逆らえないかなわなさがあって、
撮るしかないのなら、その美しさそのものに近づけるように逆らわず撮るという
でもそんなに美しく撮れたことはいまだかつて皆無だという
がんばらねばな
そういのは私の中で音楽や文章にも同じことを感じることがあります
音や言葉ももうすでにそこにあって、それに逆らわないようにしてみる
習字の時、何も書いてない半紙にすでに文字があって、後は自分がうまく筆を動かせることができる技術や気持ちなぞがあるのかどうか
といいつついつも失敗です
個性みたいなのはその先にある気がするのだけど
いかんせん、焦りや自我が先走り
ははは、まぁいらっしゃいよインドへなんも考えずに
と、言われるような気がしますがおっさんに
そういう頭の準備体操も決して無駄ではないし、無駄にしてはいけないし、できないと思ったりしてまた自意識の回転
自意識を否定しようとして、それを否定できるのもやっぱり自意識だけなのですが、
いや、でも否定はしないのですが
とりあえず、逆らわないように一枚でも多く、そこにある撮りたいものが撮れたらいいですねあなた、私
撮りたい欲の痛点(毛穴くらい)をきっとまた刺激されるんやろうなぁインド
メモ
1月の本
「死者の奢り・飼育」/大江健三郎
「老人と海」/ヘミングウェイ
「潮騒」/三島由紀夫
「先端で、さすわさされるわそらええわ」/川上未映子
「アグニの神」/芥川龍之介
言葉の選びとり方が驚異的に素敵、全員
大江さんは賢くて、芥川さんのはすごい短くて素朴なかんじ