オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

38cmウーハーの20Hzの波形(2231Avs604-8G)

2020-03-25 20:46:24 | スピーカー評価
 低域については色々と調べたがスッキリしないことが多い。RDA520を620A(604-8G)で使っている場合では低域は2231AをRDA520の同軸出力から出してDAC経由でアナログでLP2020A+で駆動している。このパスが謎が多い。(3/26追記:反転するかどうかとディレーもチャンデバで1/2波長分、チャンデバ+DACで1波長分とかデータが評価する毎に違ったりする。私の設定ミスもあるかもしれない。)
 今回は純粋に20Hzレベルの波形が620Aの密閉と2231Aの密閉でトーンバースト波形がどうなっているか興味があってオシロでみてみました。
 これを測っている際にバスレフから密閉にした際に聴感上はベースのピチカートの切れが悪いのが気になって変えたのですがそれをトーンバーストで差が見れるのではと思って3/3にオシロ波形を出してみたのでまたアップします。

 ■1)今回の構成
 今回は波形を純粋に見るためにチャンデバを外しました。

 
 ■2)20Hz1波トーンバースト波形 ~通常聴取位置のマイク位置~
 これは以下です。マイク位置を通常聴取位置にしており、ファーフィールドなので反射等による付帯波が多い。尚620A(f0c=53Hz)も2231A(f0c=40Hz)も密閉化しています。

 ①は620A+2231A(RDA520⇒DAC⇒LP2020A+チャンデバレス正相接続)の1波トーンバーストで②は620Aのみ、③は2231A((RDA520⇒DAC⇒LP2020A+チャンデバレス正相接続)のみ、④は620A+2231A(RDA520⇒DAC⇒LP2020A+チャンデバ経由逆相接続=通常条件)です。
 ②の620Aは三角波に近い形で1波長45msなので22Hzです。③は2231Aですがこれも三角波に近い形で1波長20msなので40Hzですので1波のみを出す場合は620Aのウーハーの方が優秀。

 ■3)20Hzサイン連続波とトーンバースト波形 ~超ニアー~
 付帯波を無くしてユニットの出る波形をダイレクトに見たいので、マイク位置を10cmの距離=超ニアーにしています。

 ①は620Aでやや三角波気味なサインカーブで、②は2231Aですがこれはー側のピークが歪んでいます。でも連続サイン波なので20Hzにはなっています。
 ③は620Aのトーンバースト応答ですが、最初のーピークは周期が短いですがそれ以降は間延びして、+ピークの2発目も周期が短い。不均等な応答です。2周期出ています。1波目=33Hz、2波目=29Hzとなり本来の20Hzよりは~1.4倍高くなる。
 ④は2231Aですが、こちらは620Aよりは均等ですが最初の1波目は2波目より周期が短い。1波目=36Hz、2波目=25Hzでこれも2周期+α出ていますし周波数も20Hzよりは1.3~1.8倍高い。
 連続波は620Aの方が優秀ですが、トーンバースト応答は22231Aの方が良い。
コメント
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