
今日は、伏見ミリオン座で映画を1本観ました。観たのは、「それでも私は生きていく」です。
この映画は、「未来よ こんにちは」のミア・ハンセン=ラブ監督が、父の病への悲しみと
新たな恋への喜びという相反する感情に直面したシングルマザーの心の機微を、自身の経験を
基に描いたヒューマンドラマということで、ある意味、事実に基づいているといえるので、
観ることにしました。
内容は、シングルマザーのサンドラは、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリの小さなアパートで
暮らしている。サンドラの父ゲオルグは以前は哲学教師として生徒たちから尊敬されていたが、
現在は病によって視力と記憶を失いつつあった。サンドラは母フランソワーズと共に父のもとを
頻繁に訪ねては、父の変化を目の当たりにして無力感にさいなまれていた。仕事と子育てと介護に
追われて自分のことはずっと後回しにしてきた彼女だったが、ある日、旧友クレマンと再会し恋に
落ちる。
日常生活を描いた映画で、大きなクライマックスみたいな感じなものはない。なので、なんか突然
終わってしまう感じ。それくらい、主人公の日常生活に入り込んで観入ってしまう感じである。
介護に子育て、仕事とこなすシングルマザーゆえに、日々の生活が忙しい。そこへ、新たな恋が
やってくる。その相手が妻子持ちだったりするので、余計に大変なんだけどね。精神的にも。
この辺のことで、ちょっと共感しにくいという人もいるのではないだろうか、お相手の妻や子供に
したら災難以外のなんでもないので。主人公に目を移すと、父親の症状が悪化し、家での生活は
難しくなり施設を転々とする。日本では、あまり転々とする人はいないので、この辺は驚き。しかも
施設の都合で転々とするのだから。日本ではありえないことだ。そんな父親にも愛人がいて、母親とは
別れている。病状が悪化しからも愛人だった女性は、顔をみせている。施設で出会う場面も。また、
父親が彼女の名前を呼びながら施設内を彷徨う様子に、自分の将来を重ねてみたりするシーンは印象的。
他にも色々と日常生活のちょっとシーンが印象深く、切り取られ心に残る映画になっていました。

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この映画は、「未来よ こんにちは」のミア・ハンセン=ラブ監督が、父の病への悲しみと
新たな恋への喜びという相反する感情に直面したシングルマザーの心の機微を、自身の経験を
基に描いたヒューマンドラマということで、ある意味、事実に基づいているといえるので、
観ることにしました。
内容は、シングルマザーのサンドラは、通訳の仕事をしながら8歳の娘とパリの小さなアパートで
暮らしている。サンドラの父ゲオルグは以前は哲学教師として生徒たちから尊敬されていたが、
現在は病によって視力と記憶を失いつつあった。サンドラは母フランソワーズと共に父のもとを
頻繁に訪ねては、父の変化を目の当たりにして無力感にさいなまれていた。仕事と子育てと介護に
追われて自分のことはずっと後回しにしてきた彼女だったが、ある日、旧友クレマンと再会し恋に
落ちる。
日常生活を描いた映画で、大きなクライマックスみたいな感じなものはない。なので、なんか突然
終わってしまう感じ。それくらい、主人公の日常生活に入り込んで観入ってしまう感じである。
介護に子育て、仕事とこなすシングルマザーゆえに、日々の生活が忙しい。そこへ、新たな恋が
やってくる。その相手が妻子持ちだったりするので、余計に大変なんだけどね。精神的にも。
この辺のことで、ちょっと共感しにくいという人もいるのではないだろうか、お相手の妻や子供に
したら災難以外のなんでもないので。主人公に目を移すと、父親の症状が悪化し、家での生活は
難しくなり施設を転々とする。日本では、あまり転々とする人はいないので、この辺は驚き。しかも
施設の都合で転々とするのだから。日本ではありえないことだ。そんな父親にも愛人がいて、母親とは
別れている。病状が悪化しからも愛人だった女性は、顔をみせている。施設で出会う場面も。また、
父親が彼女の名前を呼びながら施設内を彷徨う様子に、自分の将来を重ねてみたりするシーンは印象的。
他にも色々と日常生活のちょっとシーンが印象深く、切り取られ心に残る映画になっていました。

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