ビスタ~リ通信

山のこと日常のことを、思いつくままに。

夏の思い出づくり BBQ編

2014-08-28 | 山のはなし
夏といえばBBQ!BBQ!
ということで京都の花背にある、手ぶらでおkなBBQ場まで行ってきました。
BBQ、超久しぶり。人生で2度目かもしれん。

Kさんご夫妻も誘おう!ってことで、
お誘いしたらすぐさまおkのお返事をいただきました。
わたしとわい氏の2人でBBQは、さすがに寒かろう。


火をおこしてくれているだんなさんをおいて、
奥さん、わたし、わい氏の3人でビールで乾杯です。


今年のこの天候不順。会話はやはり夏山総括的な流れになりました。

今年の夏山もう終わってしまうんか?
また暑さがぶりかえすんかなー。
このまま涼しくなったらええのになー。

8月1日 水晶岳~赤牛岳~読売新道~奥黒部ヒュッテ

2014-08-26 | 山のはなし

水を節約しなければならない日に限って
キーマカレーと麻婆豆腐丼という、その逆をいくチョイス。
4時に出発すべく、ほとんどの方が就寝中のなか、下駄箱カウンターで飯炊き。


結局出発が4時半になっちまったい。


水晶岳(黒岳)5時到着。朝焼けが素晴らしい。
鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳、そして槍ヶ岳。


北の方向は赤牛岳、立山、剱岳、そして後立山連峰。


水晶岳からはガレ場の急な長い下りで、怖かったです。
そこからは、稜線の東側、西側につけられた登山道を
マーキングを見落とさないように慎重に歩いていきます。
太郎平小屋でルートミスに気をつけるようにと、念押しされていたところです。


近くに見えてかなり遠い赤牛岳。


高天原温泉への分岐である温泉沢の頭。やったー、線がまた繋がった。


砂礫の広い道や、大きな岩の重なる道。変化がある道です。


8時40分、赤牛岳山頂に到着。わいはん嬉しそうやな。


サンドのランチもこれが最後。
ところで、昨日ワリモ北分岐周辺で採取した水ですが、
少しお腹が痛くなりました(わいはんはなんともなかったよう)。
沸騰させてお茶を多めに飲みました。


さーて、赤牛岳から先はぐいーんと標高を下げますよー。
山頂からは、しばらくザレザレの急な下りなのでとにかく慎重に!


読売新道では、距離の目安として8/8からはじまって、1/8の標識が設置されています。
森林限界ラインまでは名残を惜しむように歩きます。


2200m付近。この先は樹林帯となりました。
ここからは早くヒュッテに到着したい、その一心で歩きました。
木の根が這う急な下りで、何ヶ所かフィックスロープや梯子が設置されています。
ここは登りたくないわ。


13時20分、奥黒部ヒュッテ到着。
明るいうちに、キャンプ場の端にある平ノ渡方面への登山道を確認しておきました。
最後の晩飯は、インスタントのカレーうどん。
ああー、野菜不足!!

夏の思い出づくり バウルーホットサンド編

2014-08-24 | 山のはなし
縦走の話しの途中ですが
お盆期間中に行った山の話しです。


物欲大魔神わいはんがバウルーを買ったので
山に持って行って色々作ってみました。

ちなみに、大魔神は北アルプスの縦走で
やけど(日焼け)を負って帰ってきたので
さっそく、日焼け対策ウエア各種をお買い上げになった模様。
あれ、絶対来年には日焼けしたことすら忘れて
箪笥の肥やしになっているのに1000ペリカ。


バウルー!バウルー!ホットサンド!!

今回は以下のものを試しに用意。写真はミートソースの。

ミートソース&シュレッドチーズ&しいたけ
アボカドと海老のレモンマリネしたやつ&レタス
コンビーフ&きゅうりのピクルス&マヨネーズ&しいたけ
あんこ&みかん缶(満腹でできなかった)


風が強くて10分くらいかかった。
家のコンロでは片面2~3分づつでおkとのこと。


まな板持っていけばよかったなり。きったない断面図。

しかしパンはサクサク、具材は蒸し焼きでいい塩梅ですぞ。

最初のミートソース&シュレッドチーズ&しいたけが一番よかったかな。
チーズってやっぱりサンドにはあうんやな。
あと、レタスは加熱したらよくない。要らない子だった。


淡々とこなす夏の思い出づくりその2。「弥次喜多」で白玉宇治金時を食す。
やっぱりかき氷はたべとかないとなー。
でもこの半分の量でいいよ。


7月31日 黒部五郎小舎~三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶小屋

2014-08-22 | 山のはなし

昨日に引き続き、朝から炊飯。わいはん、今度はちゃんと米を浸水してから寝たみたい。
親子丼と野菜あんかけ丼のレトルト。


6時に出発。もっと早く出発したいのですが、
なんやかんやで遅くなってしまいます。今後の課題やな。


小屋から黒部乗越まですんごい虫にたかられた。


虫がすごいので休憩もそこそこに。


わーい。晴れてきたよー。




8時ごろ、三俣蓮華岳に到着。
しばしぐるぐる回って360℃のパノラマビューを楽しみます。


三俣蓮華岳から三俣山荘まで下ります。
わいはんと二人して水をぐびぐび飲みます。


山荘前で休憩をしていると槍ヶ岳も雲から出てきました。


鷲羽岳への長い登りをゆっくりと歩いていきます。




10時40分、鷲羽岳到着。


水晶岳(黒岳)方面。鳥さんがいた。


魚にソ、自家製ピクルス、あと色々テキトーサンド。
パンはタカキベーカリーの。長期縦走にはスーパーで流通しているメーカーのが
腐敗やカビの心配が要らないのがよいですね。添加物の威力発揮。


ワリモ岳へといったん下って登ります。
ワリモ岳はピークを巻いて行きます。


ワリモ北分岐付近。ここから下った所に水場があるので
4Lほどわいはんに汲んできてもらいました。スマヌ、、わいはん。
自炊に次の日の長い行動時間、あと水晶小屋では水の確保が難しいだろうと見越してのことです。
水場の明確な指示は無く、雪渓の溶けた水を汲んできてもらいました。


分岐から水晶小屋に至るまでの道はお花畑でした。
全体的に花が少なかったのでお花畑に遭遇することも稀でした。


雷鳥も見たし、満足。


13時50分、水晶小屋に到着。


ビールで乾杯。
水晶小屋では、天水を有料で頂けますが、量が限られていました。
読売新道に行くなら一人1Lまで、とか行き先によって量が違いました。
わいはんと私で行動用と自炊分を含めて2Lでは足りないので
水を汲んできて正解だったようです。
水晶小屋泊まりなら、各自で水を確保しておくことが賢明かと。


立て替え前より大分広くなったようですが、やはりスペースが限られていた小屋内部。
自炊はどこですれば?
そう、土間の宿泊者の登山靴が入った下駄箱の上がカウンターになります!
においは全然大丈夫でした。不思議ー。面白い。

ぶにゃぶにゃパスタ製作に取りかかる我々を、のぞきにくる人が絶えず落ち着きませんでした。
まあ、狭いですから仕方ないですよね。

7月30日 薬師峠~北ノ俣岳~黒部五郎岳

2014-08-20 | 山のはなし

前夜から米を水に浸さなかったことが発覚、「あかんやん!」と叫ぶわいはん。

今なんて言った?
あかんやんって、私を非難しているように聞こえますけど?
おいふざけんな。炊飯はわいはん担当。
酔っ払って何もせんと寝ただと?馬鹿野郎。


「今日は行動時間も長くないから、30分くらいなんとかなるやろ。今から水に浸し」


ほかほかご飯と麻婆春雨の出来上がり。
うわー、この写真だと不味そう。どう画像調整してもムダだった。
でも美味しかったです。


と言う訳で、準備から完食までおよそ1時間かかりましたが
ゆっくりめの朝食を終えて7時前にキャンプ場出発です。
ああ、もうすっかり太陽が高くなってます。


小屋に向う途中で咲いていたニッコウキスゲ


小屋の前ではJK軍団が薬師岳に向う所でした。
引率のガイドさん、超ウキウキやろなー


薬師岳と小屋を振り返る。


目指すは北ノ俣岳。おっ、なんかゆるーりと登る感じで楽勝ではないかい?


そんでまた薬師岳を振り返る。
ここでわいはんから衝撃のひと言。
「あれ、小屋ってどこの小屋泊るんやった?」
え、昨日私が散々携帯でやりとりしてたやんか。
そもそもこの山行の立案者は誰やねん。
怒りとかそんなのを通り越して色々と不安になってきました。
もやもや、たんたんと黙って登っていきます。


急坂を登りきったら山頂かと思いきや、まだ先でした。
緩やかに見えて結構しんどかったです…。


山頂手前では雪渓が残っていましたが、お花の方は少なめ。


9時頃、北ノ俣岳到着。


行動食のマストアイテム、黒糖かりんとう。


赤木岳に向います。あの赤木沢の源頭部にあたるピークです。


赤木岳ピークには登山道がなく、巻いていく感じですが、わいはんはピークに登っていました。


赤木岳を過ぎるとだんだん黒部五郎岳が近づいてきます。
中俣乗越で少し休憩しましたが、他のグループが小屋のお弁当らしきものを食べ始めました。
どうかなー、と思ったのですが、黒部五郎岳へ登り始めます。


いったん登ったところで見晴らし台のようになっている岩場で、
お昼を食べる事にしました。
わいはん、お腹空いていたのかちょっとつらそうです。
私もしんどい。魚肉ソーセージのカットが雑。


あとは、たんたんと登っていくのみ。
足を進めていけば、いつか山頂につくよー。


いつか山頂につくよー。


山頂の肩にザックを置いて空身で山頂へ。12時50分着。


カールを通って下ります。山頂部から小屋を見てあまりの遠さにわいはん驚く。
いや、大丈夫やでー、ちゃんとコースタイム通りに歩けてるし。
などとテキトーに励ましながら下っていきます。


カールを下る途中で山頂部を見上げる。


わいはんばて気味なので大休止。沢の冷たい水を浴びてリフレッシュします。
ちゃんと日焼け止め対策しろよなー、バテて当然やで。
日焼けしたら、水泳部の顧問から鬼の形相で叱られたことを思い出した。
あれは何十年前の夏?(遠い目)


黒部五郎小舎にやっと到着。15時半ごろ。


夕方にざーっと雨が降ってすぐ止んだ。明日も天気やろか。
晩ご飯はインスタントのカレーうどん。相変わらず美味しそうに見えない。ぐぬぬ。

7月29日 折立~薬師峠~薬師岳往復

2014-08-17 | 山のはなし
今年の夏休みは黒部源流域の山旅です。
2009年の夏に4日間ずーっと雨にやられたエリアであり、
その雪辱を果たそうとするわいはんと、
私の案は却下された挙句、何度も行っているエリアにまたか、と
若干テキトー気味な私なのでありました。

7月29日(火)折立~薬師峠~薬師岳往復~薬師峠キャンプ場
7月30日(水)薬師峠~北ノ俣岳~黒部五郎岳~黒部五郎小舎キャンプ場
7月31日(木)黒部五郎小舎~三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶小屋
8月1日(金)水晶小屋~水晶岳(黒岳)~赤牛岳~奥黒部ヒュッテキャンプ場
8月2日(土)奥黒部ヒュッテ~平ノ渡場~黒部ダム


一日目に薬師岳を往復したいので、夜行バスで寝不足の体に鞭うち
キャンプ場まではサクサク歩かなくてはいけません。
折立へは、富山駅から直通バスを利用したのですが、
もともと富山駅発6:20で予約していました。
ところが、夜行バスが予定より早く着き、直通バス乗り場に行くと、
停車していた1本早い5:40発に乗せて頂くことになりました。
折立登山口に7:40着で、8時ごろ出発。
これはもういかなあかんやろって状況になってしまいました。


展望がひらけてきました。カンカン照りなのに涼しいわー。
夏の低山での登山と、高山での縦走とどっちがしんどいやろ。


周りの景色はいつしか高原ふう。あ、高原かー。本物。あまり普段見ない爽やか過ぎる景色にタジタジ。


薬師岳。遠っ。一応、これから往復する予定…


太郎平小屋に到着ですよー。12時着。まあまあの時間なので薬師岳往復はなんとかできそう。


太郎平小屋で登山計画書を提出すると、計画を意外と入念にチェックされ、
この計画じゃダメです、って計画書をつき帰されないかと、受付前でしばしひやひやする。
ダメだしは食らわなかったけれど、3日目の水晶小屋は予約をしてください、と言われました。アウトー。
小屋の周辺で予約の受付先の三俣山荘に連絡ができますよー(※ただし茸に限る)って。
いや、残念ながら禿なんすけどね。まっ、なんとかなるやろ。


薬師峠に向かいます。木道を歩いて少し下ったところです。
テントの受付は現地の管理棟でお願いします、とのことでした。


テントを張って、雨具、飲料水、地図、行動食を持って出発。
若干雪が残る登山道でした。


スゴ乗越小屋→薬師岳→薬師峠を歩いたときはやたら長く感じたくだり道も
荷物が少ないとすごいラク!!


雪渓の近くにあったお花畑。


薬師岳山荘。あろうことか、入れたはずの水筒が無い!
不思議なことに、水が無いとわかったとたん、のどの渇きを体が強く訴えやがる。
しょうがないので小屋でポカリ(650円)購入。
わいはんに値段を言うと、650えん!?650えん!?って2度も連呼すなやー。
だいたいやな、あんさんに渡したはずなんやけどな、水筒。


小屋からはジグザグにつけられた瓦礫の登山道をたんたんと登っていきます。
このあたりから息がはっはっと小刻みになります。


ケルン到着。山頂はもうちょっと先でした。


ほとんど高低差のない道ですが、結構きついです。


カールが見えてきました。


14時半ごろ、薬師岳山頂到着です。なんとか登頂できて一日目のミッションを終えひと安心です。
で、ダメもとで携帯の電源をつけましたら、アンテナが立ちました。
あらかじめメモっておいた三俣山荘の携帯の番号にかけ、
水晶小屋の予約を取ることができました。
3日目の寝床の確保という2つ目のミッションも完遂し
あたかも縦走を完遂した気になりかけましたが、ところがどっこい。


さ、キャンプ場まで下りましょう。


雪渓のお花畑と山頂。




16時半ごろ、キャンプ場に帰ってきました。


2分でゆで上がる○・マーのスパゲティとガッテン流の水パスタの合わせ技で見事に失敗。
ぶにゃぶにゃの麺になりました。まっずー。

伊吹山 夜間登山

2014-08-04 | 山のはなし
Kさんご夫妻に誘われて7月26日(土)から27日(日)にかけて、伊吹山に夜間登山に行ってきました。
29日から夏休みで、北アに縦走に行ってきたのですが、その時はまだ用意すらできていないのに、喜んで行ってしまいました。面白そうやったので、つい。

だいたいはしょって以下参照。手抜きすんまそん…

22時の登山口で30度位?当日も安定の熱帯夜
夜間でも生ぬるい風
夜間でも汗だらだら
山頂に着いたとたん冷たい風に晒されて体感温度急低下
その風の中シュラフカバーだけで川の字野宿決行
※Kさんご夫妻はダウンシュラフをしっかり携行されています
当然眠られる訳が無く
一時トイレで暖を取る
あきらめて目を閉じるだけ
ザワザワし出したのでシュラフカバーから抜け出る
多くの登山者が東方向に集結
こっちが東側と豪語したのに実は南向き
雲の中でご来光拝めず

22時   登山口
0時20分 山頂
1時頃  就寝
4時頃  起床
6時頃  下山開始
8時20分 登山口


蛍光塗料の看板が闇に浮かぶ。
夜間登山が盛んな伊吹山ならでは


撮るものが無いからまた看板。


五合目にある自販機も夜間営業しとります


おおー、iぽんで夜景撮れたわ。フォトショで自動レベル補正


寝ていた場所の正反対で日の出を待つ人々。あれだけの人数が、どこから現れたのか謎。小屋に泊まっていたんかいな?


山頂標識の撮影も順番待ち


湿った空気に滲む太陽。うむ、これがご来光としよう



お花は、あまり咲いていなかったような。
イブキネームではトラノオぐらいしか見つからなかった