ビスタ~リ通信

山のこと日常のことを、思いつくままに。

【梅覚書】土用干し

2013-08-17 | 左党・甘党のつぶやき

梅酢から外に出したての梅干し

最後の仕上げの土用干しです。

8月第一土・日曜と第二土・日曜の計四日間、干しました。

一日目は準備に手間取って9時から。
二日目は朝7時には日に当てられるようにスタート。
両日、18時には部屋に取りこんでしばらく冷ましてから梅酢に戻しました。

日が当たるのは7時から15時までで、それからは日陰になるので
これでは時間が少ないと思い、次の週も2日間干すことにしました。

第二週目は記録的猛暑日になりました。
梅はもちろん、梅酢も直射日光に当てます。
最終日は、あまりの暑さに、干し過ぎになってしまうのを懸念して
昼過ぎには部屋に取りこみました。

全部、しっかり塩が吹いている状態でした。

夜に1Lの密閉瓶2個に移しました。
1個は干したものをそのまま。自然に梅酢が出るのを期待します。
もう1個は梅酢を全体にからめてしっとりさせてから。

ここで味見にひとつだけ食べる。
あまりの暑さに塩辛さは感じなかったけど、期待通りの味でほっと一安心。
ちょっと柔らかさが足りないかな。

赤紫蘇は全部細かくして自家製ゆかりに。
梅酢は瓶に移して冷蔵庫保存。

これで全部終わりました。手間はかかりましたが、
長期常温保存できると思えばなんてことはないです。

ゆかりもできたし、私の適当弁当がしばらく華やぎそうです。

梅酢をつけていないそのままの状態で瓶に移した梅干しは
一週間経過した今、少しだけ蜜が出ています。

南ア南部縦走5日目 聖平小屋~聖岳登山口~椹島ロッジ

2013-08-04 | 山のはなし
7月26日(月)聖平小屋~聖岳登山口~椹島ロッジ

最終日は途中から雨が振ったので写真がありません。
横着してカッパを上だけ着て下山したら体が冷え切ってしまった。
反省。
あと、聖岳登山口のバス停では降車のみなので
椹島ロッジまでは徒歩か、通りかかった椹島行きのバスが
拾ってくれるかもしれないのを期待するしかない(絶対に乗れるかは保証できない)。
なんだかんだで早めに下山したので結局歩いて椹島に行きました。
最後は雨でしたが、花は最盛期だったし、
晴れの聖岳に登ることができたので大満足の縦走でした。

南ア南部縦走4日目 百間洞山の家~兎岳~聖岳~聖平小屋

2013-08-04 | 山のはなし
7月25日(日)百間洞山の家~兎岳~聖岳~聖平小屋テント泊

4日目の聖岳越えのコースは長いので3時半に出発しました。
3時に起きて荷物を持って部屋を出て、
自炊室でお湯を沸かしアルファ米に入れお湯が漏れないようにパッキング。
途中で朝ご飯を食べる作戦です。


中盛丸山と小兎岳の中間地点あたりで朝ご飯。5時半頃


小兎岳山頂。中盛丸山を振りかえる


兎岳への急な登り。木曽山脈に朝日が当たり始めます


兎岳山頂。赤石岳方面を見る


兎岳山頂に咲くタカネビランジ


聖兎コルに向けてまたどーんと標高を下げます


コルから登り返し。岩場を登って行くと西側斜面が崩壊している場所に出てきます


ハイマツ帯をじわじわ登っていきます


途中で休憩。4日目にもなるとドーナツも変形してくる


9時頃、聖岳山頂到着!やったー


奥聖岳まで行きます


山頂手前のお花畑。見頃は過ぎていましたがなかなかの美しさ


奥聖岳山頂


たまにはわいはんも撮ってあげるか


聖岳に戻ります


ヨーグルトがなくても楽しい!みかん最高ー


山頂を後にしてガレの急な斜面を下ってきます


浮き石に足を取られないように慎重に


ヤセ尾根


小聖岳。「しばらく待ってたら雲取れるかもー」と言っていたら本当に取れた


南ア名物マルバダケブキの群生地。といってもほとんどつぼみでした


縦走路とお別れして聖平へ


11時50分、聖平小屋に到着


ウェルカムフルーツポンチ!ほんとにいい小屋だなー


テン場でうどんと氷結でお昼御飯


最後の晩御飯は中華丼と牛丼


南ア南部縦走3日目 荒川小屋~赤石岳~百間洞山の家

2013-08-04 | 山のはなし
7月24日(土)荒川小屋~赤石岳~百間洞山の家


この日もわいはんが炊いたご飯。麻婆春雨と。芯はないけどやっぱり固め


微妙な天気予報だったけれど、なんとこの日もバリっと晴れた。テント場から赤石岳を見る


6時頃出発。樹林帯をしばらく登って行きます。テント場を見降ろす


大聖寺平へ。ほぼ平坦な道が続く




大聖寺平分岐付近。振り返って荒川三山を見る


小赤石岳の肩までの急坂を登る


ヨツバシオガマ




肩に乗っかたところ


ミヤママンネングサ


すれ違った方に教えてもらって雷鳥の親子発見!


小赤石岳山頂。寒いのですぐに出発


赤石岳山頂への登り


振り返って小赤石岳を見る


8時20分、赤石岳山頂到着


山頂から聖岳を見る


雷が鳴り始めました


ゆっくり休憩しようと思ったのに。先を急ぎます


ガレ場の急斜面を下り、馬ノ背へ。南の方向から間隔を置いて雷鳴が聞こえてきます


百間平。景色を楽しむ余裕なし。わいはんはえらい楽しそう。なんちゅうメンタル


わいはんに構わずどんどん歩いていきます


百間平から小屋への下り。樹林帯まで下ってひと安心の私。谷から恐ろしい早さで湧いてくる雲


テント場を通って小屋に下っていきます


10時50分、百間洞山の家に到着。本日の小屋泊の一番客


缶チューハイを買う。「わいも買う」ってワインはどうした?


夕食はたらこスパ。食べ終わった4時半頃から雨が振りだした。セーフ

南ア南部縦走2日目 千枚小屋~千枚岳~荒川三山~荒川小屋

2013-08-03 | 山のはなし
百間洞まで行こうと思えば行けるで。
そやけどここはあえてゆっくり行かせてもらうで。と、わいはんをけん制。
初めて歩く山は先を急いでしまいがち。その気持ちはよ~くわかる。
けど南アルプスのでっかさに毎回参ってますんで、そんなんはもう勘弁^_^;

7月23日(金)千枚小屋~荒川三山~荒川小屋テント泊


一晩水に浸して炊飯したご飯とカレーの朝ごはん。できあがりは固め。
だけどカレーと食べるなら全然問題なし。
にしてもご飯の炊きたての香りはたまりまへん。
それだけでお茶碗一杯いけるぜ。食べないけど。
メスティンにカレーをいれるとカレー弁当のよう。


6時出発。時同じくして団体さんも出発。


タカネヤハズハハコ
小屋周辺はお花畑。シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲどっさり。


小屋から20分登ったらこれぞアルプスといった展望が広がっていた。
雲がまとわりついている赤石岳


前に東岳を見ながら千枚岳に登っていきます。風が強くて寒い


千枚岳到着。ここまではらくらくでしたが、この先の岩場は怖いです。気をつけたし!
シロバナタカネビランジが沢山咲いていました


タカネナデシコ


岩場を過ぎると緩やかな丸山への登り


と、そこにおわすのは雷鳥一家!かわゆす!!南アルプスで見るのは初めてっす。
そしてまたしばらく登ると別の一家が!和みモード全開


雷鳥に大いに足止めされたあと、丸山到着。寒くてゆっくり休憩できないのでさっさと先に進みます


東岳への登り。荒々しい景色ですが岩場としてはそんなに難しくないです


ミヤマオダマキ


東岳到着!ヨーグルトがなくても楽しい!
ここから先は2度目の道なのでちょっと一安心


中岳までずどんと下って登り返します


ガレているので慎重に下っていきます


なんか年々下りが怖くなる… 前はすいすい下っていたのが信じられん


鞍部から登り返し。登りは今でも大丈夫


中岳避難小屋。懐かしい~、管理人さんも懐かしい~。今回は通過するだけです


北部の仙丈ヶ岳、間ノ岳までズバッと見えています


中岳から前岳までは距離が短いので寄って行くことにします。
荒川三山やしね


荒川小屋への分岐をいったん通り過ぎて前岳山頂へ


前岳山頂。西側は大崩壊していて崖っぷちです


荒川小屋への下りはお花畑。7月に休みを取ったのはこの為なのだ


クロユリも咲いてる


柵で囲われていました


一面のお花畑


ハクサンイチゲ


ゆっくり堪能した後は小屋に向かって下るのみ


昼前に着いちゃった


ラーメンにキャベツと魚肉ソーセージを入れただけの晩御飯

南ア南部縦走1日目 椹島~千枚小屋

2013-08-03 | 山のはなし
7月21日(水)自宅~畑薙第一ダム臨時駐車場 車中泊
7月22日(木)畑薙第一ダム臨時駐車場~椹島ロッジ~千枚小屋テント泊
7月23日(金)千枚小屋~荒川三山~荒川小屋テント泊
7月24日(土)荒川小屋~赤石岳~百間洞山の家
7月25日(日)百間洞山の家~聖岳~聖平小屋テント泊
7月26日(月)聖平小屋~聖岳登山口~椹島ロッジ

早めの夏休み、わいはんの希望で荒川・赤石・聖岳の縦走に行ってきました。
毎日夕立はありましたが、縦走中はお天気もよく、雨男返上となったわいはん。
なにやら今回は低山での訓練の後、炊飯にも挑戦し、山男力を上げることに成功。
写真も一任して、飯炊きババアはこっから登るからー、そっから下るからー、と
無責任ガイドをするのみでした。


畑薙第一ダム臨時駐車場。まだまだ余裕。ハイシーズンだと満杯になるのでしょうね


臨時駐車場8時発→椹島ロッジ9時着。帰りはここでバスの整理券を受け取らなければならない。
が、まだこの時点でそのことを理解していなかった


ロッジから林道を少し上った先に登山口。千枚小屋までCT6時間


最初は沢沿いの道ですぐに樹林帯の尾根道を登っていきます


いやー、最初から結構しんどいわ。なんか地図(2005年12月調査版)と違うなと思っていたら
岩場の見晴らしのよいところで休憩していた方に尋ねると
「その地図古いでしょ、今ちょっとコース変わってますよ」
うええ、どおりで時間がかかると思った。


というわけであまり休憩をせず歩いていきます。
テンポ悪くなったためか、わいはんの足取りがいまいち。これはザックの中の一升のワインのせいでもある


一日目からハードな登りでしたが、なんとかかんとか千枚小屋まで登ってくることができました。
小屋の近くではオオサクラソウが群生していました。
サクラソウ科アレルギーを発症したKさんの事案があったので私たちは恐る恐るその横を通り過ぎます
みなさんもやたらサクラソウ科には近づかないように!かぶれますよ
なんなん?という方はKさんのブログに迷わずGOだ!
りゅうちゃんの犬日記「三嶽クリンソウかぶれを検証する」


千枚小屋のテント場は、小屋から少し奥まった樹林の中にあり、棚田状になっています
テントの前に投げ出された一升のワイン…


今回は長旅なので食事は最低限にしました。小屋があるのでいざという時はなんとでもなる!
一日目の夕飯はミートスパ。わいはんは翌日の朝に備えて米を水に浸していました
「水少ないけどほんまにうまく炊けるん?」などと飯炊きババアは好き勝手に口を挟みます