「今も名を呼んでます」 高橋まつりさん母、命日に手記
「広告大手、電通の新入社員で3年前のクリスマスに過労自殺した高橋まつりさん(当時24)の母幸美(ゆきみ)さん(55)が、まつりさんの命日の25日にあわせて手記を公表した。「長時間労働とパワハラがなければ、(まつりさんは)今も元気で働き、大声で笑っていたはずだ」とし、「大切な娘を守ることができなかった私の苦しみは消えることはありません」とつづる。」
痛ましい事件から3年が経った。
その間、長時間労働の是正やパワハラの防止など、種々の法規制等が検討された。
だが、過労死・過労自殺やパワハラはずっと昔からあった。
特にひどくなったのは、1990年ころ以降のことである。
当時の社会風潮を端的に示しているのが、「リゲイン」のCMである。
「24時間戦えますか」というフレーズを誰もが口ずさんでいた時代である。
ところが、時代は変わる。
「24時間戦えますか」で有名なリゲインのCM。ブラック企業の風潮を忖度した結果、エラいことになっていた
「CMはリゲインが2014年から放送しているものだが、CMソングは「勇気のしるし」のまま。しかし、歌詞が「24時間戦うなんてしんどい」や「それぞれのエナジー」とされ、歌詞も8分の1から6分の1の労働時間である「3、4時間戦えますか」となった。」
今や、「3、4時間戦えますか」という時代になったのである。
「広告大手、電通の新入社員で3年前のクリスマスに過労自殺した高橋まつりさん(当時24)の母幸美(ゆきみ)さん(55)が、まつりさんの命日の25日にあわせて手記を公表した。「長時間労働とパワハラがなければ、(まつりさんは)今も元気で働き、大声で笑っていたはずだ」とし、「大切な娘を守ることができなかった私の苦しみは消えることはありません」とつづる。」
痛ましい事件から3年が経った。
その間、長時間労働の是正やパワハラの防止など、種々の法規制等が検討された。
だが、過労死・過労自殺やパワハラはずっと昔からあった。
特にひどくなったのは、1990年ころ以降のことである。
当時の社会風潮を端的に示しているのが、「リゲイン」のCMである。
「24時間戦えますか」というフレーズを誰もが口ずさんでいた時代である。
ところが、時代は変わる。
「24時間戦えますか」で有名なリゲインのCM。ブラック企業の風潮を忖度した結果、エラいことになっていた
「CMはリゲインが2014年から放送しているものだが、CMソングは「勇気のしるし」のまま。しかし、歌詞が「24時間戦うなんてしんどい」や「それぞれのエナジー」とされ、歌詞も8分の1から6分の1の労働時間である「3、4時間戦えますか」となった。」
今や、「3、4時間戦えますか」という時代になったのである。