ＪＦＬはあと２節

Ｊリーグも大詰めですが、ＪＦＬは早くも今季残りは２試合のみ。というわけで今現在の状況をおさらい。
Ｊ２への昇格に関しては今年は鳥取１チームのみになりそうな気配。もう一つ昇格の可能性を残す松本山雅は昇格条件を達成するための４位Ｈｏｎｄａとの勝ち点差が６。つまりＨｏｎｄａが連敗、山雅が連勝するしかない。しかも５位長崎にも残り２試合を１勝１分以下になってもらわないとダメという超他力本願な状態。そして残り２試合の対戦相手を見ると

４位ＨｏｎｄａＦＣ　　　（勝ち点５５、得失点差＋８）：ＦＣ琉球－流経大ＦＣ
５位Ｖファーレン長崎（勝ち点５０、得失点差＋１２）：ホンダロック－ジェフリザーブズ
６位松本山雅ＦＣ　　（勝ち点４９、得失点差＋７）：鳥取－ソニー仙台

と上の２チームが２連敗や１勝１分以下というのは、かなり可能性が低い。まぁ松本山雅にとっては地域リーグからＪＦＬに昇格するまでに３、４年も費やして、ＪＦＬからＪ２への昇格はたったの１年、というのもいかがなものか少し疑問を感じるし、ここは厳しいようだけどもう１年ＪＦＬでしっかり戦えっていうことじゃないのかな。
そしてＪ２への昇格争いと同時に地域リーグへの降格争いがあるのもＪＦＬの特徴。その下位に目を向けると、このままＪ２への昇格が１チームのみだと最下位が地域リーグへ自動降格。よって流経大ＦＣの降格はほぼ決定。そして１７位のチームが入替戦へ。その１７位争いも現在し烈な状況で可能性を残すのは３チームに絞られた。

１５位アルテ高崎　　　（勝ち点２９、得失点差－２１）：秋田－佐川印刷
１６位栃木ウーヴァＦＣ（勝ち点２７、得失点差－３７）：ソニー仙台－横河
１７位ジェフリザーブズ（勝ち点２６、得失点差－２５）：びわこ草津－長崎

と残り２試合を見ても３チームとも勝ち点を奪うにはいずれも厳しい相手。このうちどこか１チームは地域リーグ決勝大会３位との入替戦に回る。栃木なんかは１年でまた地域リーグに降格したくはないだろうね。
でも見る側からすると入替戦のあの雰囲気はたまらない。昨年の「ＦＣ刈谷×ツエーゲン金沢」も観に行ったけど、あの独特の緊張感は入替戦ならでは。今年も上の３チームは関東近辺だから観に行けそうです。
そのＪＦＬを目指す地域リーグ決勝大会の１次ラウンドもいよいよ今週末から開幕。これから年末に向けてまた個人的にも忙しくなりそうだ。