名古屋でお昼を食べてからは新快速と各駅停車でのまったり旅。いったん大阪のなんばまで行き、そこから阪神電車と地下鉄を乗り継ぎようやく到着。
今日はホムスタではなく神戸ユニバでの開催。あっもうホームズスタジアムじゃなくノエビアスタジアムだっけ。で、この神戸ユニバに来るのも東京が降格した2010年以来だな。
本当は岐阜の大垣でやってた「岐阜×鳥取」戦も降格がかかる面白そうな試合でしたが、J2上位対決のこちらにしました。
試合は前半からアウェーの徳島が攻勢。積極的にゴールを狙う。
そして先に試合を動かしたのも徳島。左サイドのアレックスのクロスから…。
中央に居たドウグラスがスルーして、ファーサイドに居たフリーの宮崎光平がシュート。これが決まって徳島が先制。
さらに徳島がPKを獲得。これをドウグラスが落ち着いて流し込み2-0とリードを広げる。
しかし神戸がここから反撃。徳島ゴール前で両軍の選手が1人づつ倒れて、これで徳島のDF陣の選手の動きが一瞬止まってしまう。まだプレーが切れてなかったところで、かなり距離があったもののポポキャノンが炸裂。不意を突かれた感じでしたが、徳島GK長谷川徹はこのシュートを止められず、神戸が1点を返す。
しかしその後も攻め続けたのは徳島。けっこう追加点のチャンスはありましたが決められず。
前半は徳島が1点リードで折り返し。
バックスタンドから見るとけっこう徳島サポも入ってるね。
後半が始まると神戸が地力を発揮。序盤で立て続けにゴールを連発。
逆転のゴールはFKから。マジーニョの蹴ったボールは直接ゴールに吸い込まれ3-2と逆転。しかし自分も後から知ったのですが、このFK、左の主審の右手が上がっているように間接FKだったんですよね。間接ということは蹴ったボールがそのまま入ってもゴールは認められないのですが、どうやらGK長谷川の手に僅かに触れていたようです。よって公式にはこの3点目はオウンゴールだったようですね。
ってか観客も選手も誰も間接FKだと気付いてなかったんだろうね。間接だったら、キッカーも直接ゴールを狙わないだろうし、GKも触らなくてもよかったんだからね。普通に表記もマジーニョになってたし…。
惜しい、あと34人入ってたらきれいな連番成立だったのに。
けど今日の徳島はこれで諦めるどころか、まだまだ攻め続ける。津田知宏が抜け出しGKと1対1になるも、ここは神戸GK徳重健太がファインセーブ。
そして残り時間は徳重のファインセーブが連発。まずはその1。
その2。
その3。
徳島が攻めっぱなしも追いつけずアディショナルタイムへ。
結局、そのまま3-2で試合終了。神戸が辛くも逃げ切りました。
徳島にとって今日の試合は、東京がよくやる2点差をひっくり返されての逆転負け。選手、監督はかなり悔しいでしょうが、それとは対照的にサポーターはよくやったという表情でした。J1レベルの神戸相手に試合内容では上回ったこと、アウェーの神戸に乗り込んでの試合にサポもみんな戦っていたことなど、試合後のゴール裏はどことなく満足げな雰囲気でしたね。
ただ厳しいことを言うと、これで引き分けで終われない、悔しさよりもいい試合をしたことへの充実感という点からもまだJ2レベルなんだなぁ、という気もします。でもこの日の試合を見る限り、徳島自体はホントかなりいいチームになってきているので、このままプレーオフ圏内を維持して、四国初のJ1というのも期待したいですね。