駆けぬけた奇跡

久々に読んだスポーツ系ノンフィクションでしたが、すげ～面白かった。
天皇杯のパンフレットで過去の決勝戦の頁を見てると、明らかにあまり聞いたことのないようなチームがあったので気になっていた。ひとつは第６０回の準優勝“田辺製薬”。田辺は当時日本リーグ２部所属ながら決勝まで駒を進めたそうで、当時はこれも凄い快挙だったろう。
そしてもうひとつが第５４回準優勝の“永大産業”。本作はその永大産業の創部から廃部になるまでの物語。チームの立ち上げ、そして県の３部リーグから勝ち上がり、日本リーグ２部、そして１部昇格とまさにサクセスストーリーなのだが、その裏ではちょっとこんなの書いて大丈夫というような、裏工作まであって当時の日本サッカー黎明期の様子が端々に垣間見られる。結局最後は親企業の経営難にあって廃部という数年前のフリューゲルスやＪＦＬに所属していたＮＫＫ、コスモ四日市、西濃運輸と同じような運命を３０年近く前に経験していた一チームの軌跡が非常に精巧に書かれていた。
正直、著者の名前は聞いたことがなくて特別サッカー専門の書き手ではないらしいのだが、よく調べてあるしサッカー好きな人が読んでもまったく不快には思わないだろう。ゴメン、『ヒロミズム』なんかより数倍読み応えがあったし、またひとつサッカーの知識が得られたことでとてもいい勉強になりました。

評価：★★★★★

全国地域リーグ決勝大会

来月２３日から始まる地域リーグ決勝大会の組み合わせが決まりました。ＪＦＬ入りを懸けたこの大会って考えてみると、Ｊ１・Ｊ２入れ替え戦よりも過酷な大会なんじゃないだろうか？　各地域リーグをぶっちぎりで優勝しても全国から集まるこの大会ではまったく歯が立たないというチームもある。それに加え先の天皇杯でそこそこの活躍を見せたＶファーレン長崎やツエーゲン金沢といったチームはこの舞台に立つことさえ出来なかった。
１次リーグそして決勝リーグを戦い、今年は優勝と準優勝チームが昇格、３位が入れ替え戦に回るらしい。

歴史的大敗

昨日の試合後、隣で一緒に観戦してたＭさん、立ち直れましたでしょうか？　自分も昨日は普段は家では飲まない酒を飲みそのまま就寝、そして朝起きて仕事に行くと…。一応日頃から仕事先ではＦＣ東京ファンを堂々と公言しているので、やはりというかさっそく周りのみんなに昨日のクラシコの結果のことを聞かれた。皆様から同情、憐れみ、慰めの言葉を数多くかけていただきありがとうございました。これに懲りず自分は来週からもまた応援していく所存であります。

川崎戦・５

終わってみれば前回以上の記録的大敗。もはや言うこと無し。

川崎戦・４

今日の入場者２８０００余りという発表のあと訂正のアナウンスが…。この誤差は何だったんでしょうか？

川崎戦・３

後半開始早々の赤嶺のシュートが決まってれば…。その後はさらに追加点を奪われ、６点目を決められた時にはゴール裏もみんな座っちゃいました。

川崎戦・２

ひで～０－４、前半で決まっちゃいました。

川崎戦・１

昨日までの雨もあがり快晴の多摩川クラシコ。等々力のときの雨と違って天気もいいし、今日は客の入りもよさそう。あの時の大敗のリベンジを是非したいもんです。

小島よしお

梶山が脅威の回復で五輪予選のサウジ戦に間に合うかも、なんて新聞に書かれてありましたが無理してほしくないなぁ。たしかにカタールに負けて予選突破が微妙な状況なんで焦る気持ちも分かるが、ここは治療に専念してしっかり治してからでいいよ、試合に出るのは。
小島先生も「サウジ戦？　そんなの関係ねぇ！」って言ってやって下さい。

孤独か、それに等しいもの

前に読んだ『九月の四分の一』がかなり良かったので、今回も読む前から勝手に期待値を高めてしまった。これもまた短編集なのだが、本作は女性を主人公にした作品が多くそのいずれもが大変素晴らしい。女性の読者が読んでも共感できるのではないかな、という感じでした。
本作でも著者の才能が存分に発揮されていて、個々の作品はどれも素晴らしい出来だし感動的でもあった。自分は表題作も良かったのだが、冒頭の“八月の傾斜”が一番好きかな。昔の恋人を事故で亡くし、どっちかと言えばせつない話しなんだけどラストのとこなんかは非常にイイ！
でも全体的に見ると『九月の四分の一』の完成度には少しかなわないかも。

評価：★★★★☆

１２月８日は丸亀へ

天皇杯５回戦、順当なら丸亀で新潟との試合。今年もまた地方での開催は覚悟してましたが四国ですか～！　でも行っちゃうんだろうな、また。

今野まで

加地だけでなく今野もかよ～！

福西全治８週間

名古屋戦で負傷退場した福西のケガは予想以上の重傷でした。奇跡的回復で元旦の天皇杯決勝に出場…なんてムリだよな、やっぱり。

来季は新監督？

城福さんのＦＣ東京来季新監督濃厚との見出しが月曜の新聞各紙に載ってました。博実は今季限りですか？　う～ん、今のチーム状況なら俺は続投に肯定的なんですけど…。この話も最初はまた昨年の岡田武史や山本昌邦みたいに論調だけ先走ってると思ってたんですが、サンスポ、スポニチ、報知と一斉に取り上げてるしなぁ…。

名古屋戦・６

試合内容はイマイチでしたがよく勝てたよなぁ。まぁ名古屋のチーム自体も監督交代やらで相変わらずチームの方向性が定まらず、今日のフェルフォーセンの選手起用も？　なシーンもあってその辺も助かった要因ですかね。
東京のほうも前半、赤嶺が１対１のシーンを決められなかったり、福西が負傷退場したりと嫌なシーンが目立ったのも事実。福西のケガの具合はどうなんでしょうか？　でも平山に関しては角度のないとこからポスト直撃のシュートなど積極的な面が見れてよかった！
しかしスポーツニュースとかじゃこの試合、結果だけで終わりってされても文句は言えませんね。