ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

進次郎、本当の「国民の為」とは何か?「民主も自民もない」は、まだ早い!!真実を見よ。

2010年06月22日 | 政治

小泉進次郎の演説は素晴らしいし、カリスマもあり、議員になってまだ一年たっていないのにもはや「自民のスーパーエース」、決して「親の七光り」ではなかった。

でも、最近、「話は先へとは進まないのか」と興ざめのこともある。
それは・・・打倒民主というのは、国益や国民の命にかかわることを、売国政策を強制的にすすめるので「民主党を倒さねばならない、参議院戦で過半数をとらせてはいけない」そして「外国人参政権断固反対」「国会法改正案反対」であることから目をそらすのは「国民の為」ではないのである。

進次郎氏の話の導入はよくわかった、また国民にバラマキでなく、たくましく自力で働き、国を豊かにすることもわかった・・・。
言いにくいことを一生懸命に説く姿にフレッシュな魅力と可能性を信じた。

ただ、なぜ「外国人参政権反対」や「国会法改正案反対」を説かないんだ、どうしてタブーのように避けているんだ。
彼が昨夏、インタビューでも「外国人参政権反対」はスルーしていた。
その時は「まだはじめてだから、若いから」と思っていた。
彼だけを責められない、自民のベテラン議員でも「外国人参政権反対」と街頭演説することはなかった。
街頭に立つことすらなかった!

それを堂々と演説したのが平沼赳夫氏と亀井静香氏だった。
民主党はあの松原氏でさえ、だんまりだった。誰も党内で小沢にたてつくのはいなかった。
いよいよ、法案提出で必ず決まる、その時、閣僚の亀井静香大臣がひとりで気炎を吐いていた。
「私が署名しない限り、外国人参政権は通らない!」と堂々と言った。
「これが通れば内乱状態になる」とまで言い切った。
彼がいなければ、売国法案は通過していた。

小泉進次郎は、まだピカピカの一年生だから、誰も期待しなかった。
しかし、普天間問題で北澤防衛大臣、岡田外務大臣、福島大臣、菅副総理らを最年少の進次郎氏が、きらめくような言葉でなぎ倒していった・・・そこで亀井大臣にも「支持率0%の党が何を言う」と迫った。
そこで亀井静香に「支持率で政治を考えたことはない、支持率というものは常に変動するものだ」と切り返されてしまった。
亀井の言うことは真っ当だった。
亀井はネットでも、「ドロ亀」などというありがたくないニックネームをつけて冷笑されたが、自信にあふれていた。
「支持率0%の国民新党が民主党を軽くあしらっていた」状態だったのだ。

平沼・亀井は街頭でも壇上でも「外国人参政権反対」を叫んだ。
平沼氏などガードもいない、かつての名誉も名声も捨てて平気だった。

亀井は時々チョンボ?をした。
天皇に「広島に皇居を遷しませんか?」と言って、小沢とはまた違ったブーイングも飛んだ。
広島は自分の故郷だったのだ。
頭がよくて苦労人、他人の痛みが人一倍わかる議員で、福島大臣が普天間問題で閣僚をやめた時も、「彼女は純粋なんだよな」とかばった。
政策が全く違う福島に、である。

仙石や菅とは激しく怒鳴りあった。大人数の民主党の中に入りこみ、小沢を牽制し、「みんな国民新党の言うとおりになる」と豪語した。
鳩山をかばいながら、好き勝手を通した。

進次郎は亀井氏の前では光を失った。若いのだから・・・と思った。
でも、最近は「進次郎の心の中に拉致被害者や外国からの侵略を助ける外国人参政権問題や、三権分立の上に民主党が立つ国会法改正法案に対する危惧はないのか、否、公務員法強行採決には最年少でありながら一歩も譲らず、節を曲げなかった。
後日、「そこで頑張れたのは、ベテランの議員さんたちのおかげ、私のマイクを奪われないように周りにいて下さった」と普段窓際族のように非難されているベテランに感謝、泣かせた。

平沼氏に「あなたの仇敵の息子、進次郎氏を、もし自民党と共闘ということになればご指導下さい」と訴えたが、そのことに対して返答はなかった。
私はなおもメールで書いた。「タイゾーという間抜けを擁立するのですか、本意とは思えません」
事務所にも電話した。タイゾーについて(中畑もそうだが)平沼・藤井両氏の事務所は困惑しており、与謝野・園田の事務所は
「以前ダメだったからと、今回もそういう目でみるのですか、再出発を認めないのですか!」と強い態度で言った。私は言い返した。「それほど再出発を願うなら、誰にも迷惑をかけない<無所属>で世に問うべきでしょう!」
すると「与謝野の教えでもうすっかり人間がかわったように立派になりました」だと!
動画で見たけれど、目が泳いでいたぞー!


平沼氏は今週発売の著書で「進次郎氏を看板にしなければならない自民党!」と批判的に書いていたときく。
また、その本を買って読みたいと思う。

進次郎よ、「パンダがいる党のほうがいない党よりいいでしょう?」とさわやかに演説の導入部にして、さすが、人をひきつける魅力に感動したものだったが、今では「本当にパンダになっちゃうよ!」と思う。
彼には「本丸」で戦う覚悟が必要になってくるはず、参議院戦で民主党に過半数を与えない、と天下分け目の戦いである。
「民主も自民もない、国民に本当によい政治を」というのは、平時のセリフである。
でなかったら「国民の為に」民主の過半数を阻止するべく売国法案の実態を説くべきである。

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菅総理、あの「強い~」は、... | トップ | 亀井静香を聴いてみる »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見抜かれた進次郎! (vittoria様ヘ  ベッラ)
2010-12-20 09:08:58
なぜ外国人参政権やその他の売国法案をスルーするのか、進次郎を批判したら、橋下知事を非難したように抗議コメントもきました。
でも進次郎はレッキとした議員です。
本職は俳優ではありません。議員なら「国民の盾」になるべきです。
国士ではありません。
返信する
 (ヴィットリア)
2010-12-20 01:47:45
どんなに若くても、政治家として『国を変えていこう』という確固たる信念があれば、小さな光でも見える人には見えていると思います。

小泉新次郎さんは、演説は素晴らしいと思います。が、『芯』というのが私には感じられません。(小泉純一郎首相時代 小泉さんの思想にはやや共感できるところがありましたが、政策に関しては、うーん…?といった感じでした。人気はありましたね)

外国人参政権については、出た瞬間NOでしたす。法案が通れば国が内部からも外部からも崩壊します。
なぜこの考えに至らないのが不思議でしょうがないです。

因みに外国人が嫌いなわけではありません。

 
返信する
もう進次郎のメッキははがれています。 (荒しではありません様ヘ  ベッラ)
2010-12-20 00:03:50
デビュー?したての進次郎はたいしたものだと思っていました。
しかし、外国人参政権その他、国を護らねばならないことに対して、どうしてこうも無責任・無関心なのか・・・私は若いかた、というだけでなく「彼は要領がいいのだ」と思います。
彼のホームページは夏の間、ずっと地元の盆踊りや食べ物でした。
そして秋も野球やレクリエーションでした。
尖閣であんなに世間が騒いでいる時も、やはり街頭にも立っていない。自分の意見も述べていない、これが国会議員か!
俳優だったら「人気に影響する」ことは避けるだろうけれど、彼は国民の税金で養われているれっきとした議員なのです。
「国民の盾」にならない議員は不要です。

ご意見ありがとうございました。  
返信する
お返事ありがとうございます。 (荒らしではありません。)
2010-12-19 22:28:35
ふざけた書き込みになってしまい失礼しました。
ただ、私の拙い批評より上記のコピペのほうが説得力があると思いましたので、あえて書かせてもらいました。
要するに、進次郎はアメリカ様のご意向に逆らわないということなんですね。
後々、意見を翻したと揚げ足を取られないように、面倒な話は黙っておいてやり過ごす。こんな卑劣なことばっかです。
世襲の話も、通り一遍の常套句ばかり・・・。
別に世襲そのものは悪ではないと言えばいいだけなのに、テメエの人気取り、空気を読むことしか考えていないんです。
田母神氏が言うように、親米議員は国を救わない。真の親日しか日本を救えない、という言葉の通りです。
何一つ政策の方向性が見えずに、言葉遊びに興じているだけです。
多くの方が言うように、選挙前から消費税について何も持論を語れない男が、なぜ環境税の話にはしゃしゃり出てくるのか?
自分たちが受け取る政治献金等は聖域で、国民の税負担には無頓着。
金の話だけでなく、核武装に反対したり、騙されてる人たちが本当に気の毒です。
返信する
これは進次郎に疑問を持ち始めたころの文です。 (荒しではありません様へ  ベッラ)
2010-12-07 18:21:08
進次郎はこのころ生き生きとしていました。
でも、私はすぐに彼を「本物のパンダになっちゃった」と思いました。
やがてもっと進次郎を強く批判していく私には、ヒステリーのような進次郎ファンから抗議がきました。
私は夏の間、選挙区で盆踊りとタコ焼きにあけくれた進次郎!と批判しました。

彼は今だけだな、このままだったら。
そして平沼さんに、彼はダメ、全くダメです、とメールし、ついでに城内もダメだ、と付け加えました。
進次郎なんて、すぐにメッキがとれてしまったように見えます。
このころ以後の私の文は、進次郎の批判です。

返信する
なぜ売国法案をタブーにするのか? (荒らしではありません。)
2010-12-07 15:15:19
(´・ω・`)  進次郎って選挙前から消費税のこと隠してたし、外国人参政権もタブーにして隠してるよね

<丶`∀´> 自民党に志願して入ったんだから党と同じ意見の“はず”だろw

(´・ω・`)  でもブログでも遊説先でも国会でも一切喋ってないよ、党の宣伝が仕事なのに

<丶`Д´> どっかで喋ってる“はず”だろ、たしか聞いた“気がする”。いちいちウゼーんだよ

(´・ω・`)  武道館の外国人参政権に反対する一万人集会にも来なかったよね

<丶`∀´> バ~カwその日は講演が入って行けなかっただけなんだよ、しつけーなw

(´・ω・`)  集会は14:00から、講演は16:30から。九段下と三田なら地下鉄で19分、タクシーなら10分だよ

<#`Д´>  いろいろ用事があって忙しかったんだろ!ルーピーみたいに暇じゃねえんだよ!

(´・ω・`)  遊説局次長が保守1万人にアピールできる絶好の集票の場に顔見せすらしないほどの用事って?

<#`Д´>  んなこと知るか!死ね!

(´・ω・`)  12:00からの反対デモにも参加せず、そのくせブログには帰宅直後の20:43に書き込んでるよ

<#`Д´>  ・・・・・・。
 
(´・ω・`)  来れないなら、なおさら話題に入れるのが広報役の仕事なのに不自然過ぎるよね 

<#`Д´>  ・・・・・・。

誰がみても小泉議員は不自然ですよね。
返信する
進次郎さん (ベッラ・カンタービレ はまっこ様)
2010-06-23 18:54:43
さわやかな進次郎さん、いいですねえ、彼を眺めるだけでも私はうれしくなっちゃう、とうぞまたご感想をおきかせ下さい。
民主党に過半数は渡せません、絶対に!!
返信する
お返事ありがとうございます。 (はまっこ)
2010-06-23 18:35:55
ベッラ・カンタービレ様、お返事ありがとうございます。
実際はどうかわかりませんが、民主の支持率が回復してると言われるなか、民主に過半数を取られるのを避けなければいけない事が一番だと思うので、その為の演説で何を話すのが一番いいのかは私には判断できませんが、とにかく民主に過半数を取らせない為に進次郎さんには頑張ってほしいなと思ってます。
明日は見に行ける所で街頭演説があるようなので、行こうと思います。
返信する
進次郎を好きでしたが・・・ (ベッラ・カンタービレ はまっこ様)
2010-06-23 14:49:57
はまっこ様、ようこそ!
進次郎の演説には説得力と情熱があり、そして謙虚でした。
でも、今ここに至って「火事」があるのに「みなさん、水を用意して」という必要があるように思えます。
「民主党も自民党もない、国民にとって良い政治」は究極の「善」と思いますが、彼は本当に
参議院戦で民主党が過半数をとれば、この秋にも売国法案が通過する、という恐ろしくも取り返しがつかないことを説いてほしいのです。
私自身、なぜ保守的な考えになったのかわかりません。私は音楽家であり政治家ではない、でも祖国愛がありのです。私にとっての「入口」は<日本が危ない>という危機感だったのです。
返信する
Unknown (はまっこ)
2010-06-23 12:09:36
はじめまして、興味深く記事を読ませていただきました。
進次郎さんは以前「保守は出口であって入り口ではない、入り口を狭めてはいけない」という趣旨の事をおっしゃっていたので、
あまり保守層狙いの演説よりもなんとなく生きている世代に政治への感心を広げる意味も持ってこのような演説をしているのではなでしょうか。
そして興味を持った方が保守の考え方に近づいていき、民主の危険性を感じてもらえればよいのではないでしょうか。
実際に私もそのような感じで今は自民にがんばって欲しいと思っています。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事