にゃぁとよべばふりむきます

日々のことつれづれ。更新さぼりがちです。

赤猫のまち@臼杵

2011-05-11 21:20:20 | 壁黒猫&非ナマねこ
季節はずれの、しかも曇天で肌寒いリゾート地”住吉浜(杵築)”の朝を散策する。
(あ…今回長いっす。生きた猫も出てきません。先に白状しときます)
わんこは後ろにしか興味ないようでおばちゃんの進みたい方角に尻を向ける。おばちゃんは何度も立ち止まり
とくとくと諭していたが、ちっとも歩みは進まない(笑)。
二日目は杵築から臼杵へ移動。
臼杵石仏は、15年前と比べ物にならないほど周辺が整備されていた。カンベンして~な傾斜角だけど、予想に
反して登り降りしやすい階段。右の写真の石仏さまは、以前クビが落ちていたお方です。
 そしてシメに臼杵市街へ。

 この日から赤猫まつりなるものが開催されていた。
 だが同行する旦那ファミリーはみな筋金入りの犬派。
 立ち止まる気配もなくスルーされたのであった…

 福良天満宮で開催される赤猫まつり、歴史はまだ
 浅いよう。ちびっこが扮装して練り歩くらしい。
 右の写真はその一環として配置された”赤猫石”。
 見つけるとイイコトあるらし。
散策中にみつけたカフェにて休憩。大林宣彦監督ゆかりのカフェ「クランク・イン!」。
ちょうど大林監督が尾道三部作を手がけていた頃、住んでいた町に近い都市でロケが行われていた。カドカワ映
画が封切られるたびに友達と出かけた尾道は「転校生」のロケ地。撮影を見に行った知人からやっとの思いで
”生写真”を入手したり、同級生がエキストラで出演したりと思い出深い「時をかける少女」。父が気に入って毎週
毎週ビデオ見せられ食傷気味になった「さびしんぼう」。(新・尾道三部作の頃は洋画にうつつ抜かしてた)

この臼杵で「なごり雪」「22才の別れ」が撮られたのをきっかけに出来た店らしい。
駐車場にされかかっていたところを監督により命拾いした建物は、修理され作品の資料を公開する場として生ま
れ変わった。だが運営は厳しく一時は立ち行かなくなり閉じられた時期もあったらしい。現在の店長(男性)さん
が名乗りを挙げてボランティアで通いながら再開したそうだ。コーヒーもとても美味しかったよー。
「もっと広く知って欲しい」とおっしゃっていたので、臼杵にいらした際には皆さんぜひ、行ってみてください。

  大林宣彦&臼杵・映画の名残館
「クランク・イン!」
  所在地:〒875-0041 大分県臼杵市臼杵掛町513番地
  営業時間:10:00~18:00(水曜日定休)      いただいたパンフレットより(2011年5月現在)

ブスかデブか、それが問題だ @大分県臼杵市

猫の塚

2010-03-14 03:47:27 | 壁黒猫&非ナマねこ
 捻挫した足首も天気さえよければ調子がだいぶ
 よいので3週間ぶりにリハビリがてらのお出かけ
 をしてみました。まだまだひょこひょことゆっくりし
 か歩けませんでしたけど…f(´-`;) 。

 ← 天王寺(谷中)境内にて


トイレの脇にある高橋お伝の墓。存在は知っていましたが、 
説明板を読むのは初めて。たしか悪女として名高いけど、
なぜ「希代の」がつくのかかつてはさっぱり分かんなかった
人物。今改めて調べても、やはり分からんが。
うーん、もっと悪どい女はたーくさんいるじゃん。どうやら
日本女性で最後に斬首刑に処せられたことでも名を残した
らしい。(クリックで拡大表示→)

と、目にとまったのはラストの辺りに出てくる 
猫の塚」。
なになに谷中三崎町」にある?

 AQ寺(台東区谷中4)

 結局のところ、すごいかいつまんで話すと、この高橋お伝の
 死後すぐに、彼女の事件をスキャンダラスに脚色した作品
 『高橋阿伝夜叉譚』を書いたのが、戯作文学作家の仮名垣
 魯文
(かながきろぶん)。彼女をモデルにした芝居が大当たり
 したので、三回忌には魯文が世話人となり墓を建立。希代の
 悪女に仕立て上げた罪悪感があったのかも…。
 
 
 この魯文、この寺に埋葬されお墓もある。かなり
 の猫好きだったそう。夫妻の飼っていた猫の供養
 に建てられた「山猫めをと塚」がコチラ↓。


 


「猫々道人記念碑」とある塔
(猫猫道人とは魯文の別号)
丸い穴から覗くとしっぽのなが~い猫が寝てる 

猫塚の碑

(←クリックで拡大表示)
ちょっと怖いけど、魯の字
で作った顔のパーツ


普段と違う速さで歩いてみるのもいいもんです。そしてご近所でこんなすてきな光景にも遭遇
 ねこ桶~ わ~お♪

ねこがねむる寺

2010-02-16 01:43:48 | 壁黒猫&非ナマねこ
 JR日暮里駅北改札を出てすぐ、御殿坂沿いにある
 本行寺
 かつては「新堀」と表していたのこの地は「風光明媚
 で一日中過ごしていても飽きない里」の意味を込め
 ひぐらしの里=日暮里とその名を改められました。
 本行寺は、その日暮里の月見の名所として別名
 「月見寺」と呼ばれたそうです。

 月はともかく(夜は閉門しちゃうからねー)、春には
 シダレ桜が見事。
 そんでもって、いつも見上げてばっかりだったんで
 気づかなかった((((;゜Д゜)))猫好きなのに…

ざぶとん猫の供養塔

本行寺の門をくぐってすぐの所に
ありました

こちらのお寺、石碑が多いわりに
看板類があまりないので、由緒の
あるものなのか新しいものなのか
は分からないのですが…

石像なのに座布団を敷いてるあた
りに、猫への愛情がにじみ出てい
ます。

ペットは立派な家族の一員!


節分@西落合

2010-02-04 23:45:10 | 壁黒猫&非ナマねこ
毎年節分の日にだけご開帳される秘仏「猫面地蔵」に会いに…。
自性院』(新宿区西落合)の節分祭に行ってきました。

14時に到着したときはすでに地蔵堂は開放されていて、ご住職らしき方がマイク片手に縁起
を解説中。
「撮影禁止」の貼り紙はあるものの、何もおっしゃらないのをいいことに、みんなして離れたとこ
から望遠レンズでバシバシ撮っていた…アタシも便乗…ごめんなさーい。(数年前までは堂内
に入っての撮影もOKだったらしい~残念なり~)

◆地蔵堂の内部

◆左(左):江戸時代中期に神楽坂のすし職人が奉納した猫面の地蔵
    ある貞女の誉を後世に伝えるために猫の地蔵を掘らせて、すでに当時から猫にゆかりの
    深いこの寺に奉納したということですが、何故に猫?なのかは謎のまま…。家内安全&
    商売繁盛でブームになったらしい。
◆左(右):秘仏の「猫面地蔵尊」
    室町時代後期の合戦の際に、太田道灌の命を救ったといわれる猫面地蔵。ご利益を求
    める人々に撫でられ過ぎて顔面ナメらかになちゃって、ねこだかなんだか分かりません。
◆中:お顔でなく「光背にねこ」の菩薩さま(?)
    ポルシェ座りを正面からとらえたデザインのねこが色違いで配置されてます
◆右:これって芸者猫?

来場者は大きくわけて3タイプ。近隣住民の方々、望遠レンズ装着で渡り歩くカメラマン、
猫モチーフを身にまとう猫マニア(帽子にジャケットにかばんに…とオール猫尽くしなツワモノ!)

七福神のお練りのスタート前はMC坊主が「ハイ次ぃ、○○神のゲンさ~ん」と呼び出し。担い
でる太鼓の紐が切れちゃって…太鼓を後ろ手に持って再開。なかなかハプニング続出だ。

年男の扮する七福神や、学童の扮する小鬼
の行列が町内を一巡するお練り。その一行
が戻ると、お堂では護摩焚きが始まる。

このときお供えしてある節分豆とおみかん後ほど降り
注ぎます。子供向けにボールも配ってるらしかった。



纏(まとい)の招き猫もラブリー♡

七福神と共に年男・年女も桟敷に上がって豆まき。
母親が年女なのか、子供の絶叫が響く

「おがーざーん、みかんー こっちぃー」

ちゃんとキャッチできたんかな。


猫守とねこ地蔵尊縁起、福豆3袋&みかん
2010年の節分祭のタイムスケジュールは・・・
 14:30~ お練り
 14:50~ 護摩焚き
 15:15~ 豆まき(5分)
 15:20   終了(地蔵堂も閉鎖)
「ねこ地蔵尊縁起」無料配布もあり。トイレ・休憩場所あり。ふるまい甘酒もあったみたい。
なんと太っ腹なお寺~♪ラストは拍手で締めくくられアットホームな節分祭でした。

くろねこ?@北千住

2009-12-25 18:13:53 | 壁黒猫&非ナマねこ
フニャ~ッ!
北千住のサンロード(?)を歩いて
ると攻撃的な黒猫がっ!

実はこの斜め向かいあたりの店に
リアル猫も。「ちゃいろちゃん」と
呼ばれる子は「エサたくさん売って
るから居ついちゃったのよねぇ」と
笑いながら店主さん。ネコ缶やペッ
トフードが所狭しと並ぶ店内です。
か細い系の泣き声の外ネコで、な
かなか賢いコでした。現在も里親
を募集中だそうです。
写真は逃げられちゃって撮れズ。
『八古屋』古着屋さんらしいっす。
だから858(ハコヤ?)なのかしら。
リアルくろ猫駐在の情報もあるけ
ど年内いっぱいで閉店するらしい。
嗚呼もう少し早く知っていれば!
くろねこ会いたい。

そういえば以前「北千住にはお菓子のアウトレットがある?」というご質問いただきました
のでご報告しときます。

ドンレミー アウトレット北千住』はシティホテル(ココグラン)の1階にあるよ。こう見えてカフェは併設してない
けど店頭にテーブルあり。コンビニやスーパーでよくみかけるスイーツがお安くお買い求めいただけます。
Q.パフェ×2とバナナクレープ(2ケ入り)×1でハゥマッチ?
テッテッテッ♪ A.400円
わんこが日向ぼっこっこ~ 八百屋さんの店先にて。おまえさんはにゃんこかぃ?

※追記…2010年2月4日放送「モヤモヤさまぁ~ず2(南千住#2)」にて、八百屋の段ボールわんちゃん
  して登場。お名前は「ぷーちゃん」と判明。この日は段ボールぢゃなくてパレットケースだったけども(^-^;


壁黒猫分布マップ改定版@池袋

2009-12-19 07:14:43 | 壁黒猫&非ナマねこ
久々に、壁黒猫マップちょこっと改訂版('09年12月バージョン)

あれから継続的に教えていただいた場所を訪ねるけれども…思うように見つからず。
いくつか溜まったらUPしようと思っていましたが、結局9月と今週(12月)1匹ずつ見つ
けただけ。過去に取り上げられた壁黒猫のブログ記事を参考にしながら歩いた結果
分かったことは、流れる時間の早さでした。

このままでは発表の機会を逸してしまいそうだから、載せちゃおう。
(クリックするとMAP拡大)

新顔は池袋駅にぐっと近づいたとこに、うっすらといらっしゃいました。


 南池袋公園に隣接するコインパーキングの塀。

 2コ左隣からのブロックは真新しいかんじ…このパーキング
 つくるとき、実は壁黒猫、存亡の危機に瀕していたのでは?
 『古書往来座』で伺った情報ではかつてはこの近辺に集中し
 て"生息"してたはずなんだけど…時の経過なのでしょうか。

 法明寺(あるいは蓮光院?)墓地の塀(西側)。

 かーーなりやられてます。下半分消えかかってる…。
 足元の真新しいコンクリート塗り替え部分を見ても分かるよう
 に、周囲の景観も大きく変わった様子。でも歩道を新たに敷設
 する際にも「壁黒猫 温存」の方針がとられたらしいことが伺え
 愛情を感じます。
同じ塀の、東通り沿いにもいたらしいのですが、今となっては目印のお店すら存在せず、見当つかずじまい。

はっきりと分かった抹消ポイントを最後にひとつご紹介。
 南池袋公園の南にあるI医院のブロック塀。

 情報を総合すると、かつていらっしゃったようですが…
 円形バルコニーのある面の1階・植え込みの下付近

姿を消してしまった壁黒猫も多いけど、暖かく見守られてる壁黒猫も多いと感じました。
だからといって、これ読んで新たな壁黒猫を増産しないでくださいねー!

おまけ:南池袋公園沿いの新顔ちゃん、角ひとつ曲がったブロック塀には、未知のイキモノの姿が。がおーっ!

ねこ@瀧修行 (動画あり)

2009-10-02 01:01:17 | 壁黒猫&非ナマねこ

ねこはねこでも、YouTube(ユーチューブ動画)なんです…

うちの故ねこたんずは水嫌いだったので、こんなに自分から頭を水に突っ込む
なんてありえませんでした。
なのにウッディったら…河童かっちゅーくらい浴びてる。むにゃむにゃ言うさまが
滝行しながらお経唱えてるナニモノかのよーです。
それにしても…アヒルくらい水よー弾く毛やわー。

画像をクリックすると動画サイトYouTubeへジャンプします



『猫 Woodyのシャワー3 日本に帰国しました(Cat Woody's Shower, now in Japan)
 (43秒)

Cat Shower 1
 (49秒)

Cat Shower 2

 (2分56秒)

壁黒猫分布マップ@雑司が谷

2009-05-25 21:45:32 | 壁黒猫&非ナマねこ
できました!たちまち壁黒猫マップ試作版('09年05月バージョン)



所用で池袋に出かけた帰り道。池袋から雑司が谷って歩けるほど近いのかー。

先日は都電の鬼子母神駅から出発して探したけど、今回は池袋から逆方向で探す。

するとすると。驚くほどあっさり発見!


まずは、法明寺参道の池袋側入り口

これは先日の新聞記事に掲載されてた
カベクロちゃん。アングルが違いますが
威光稲荷神社の鳥居の前です。

それから記事に登場の『古書 往来座
のお店の脇にもひっそりと。
小学校の塀から切り出されたコです。

なかなか他が見つからないので、思い切って『古書 往来座』の店番のおねえさんに
聞いてみる。『こちらに壁黒猫のマップ、あるんですか?』

ホント最近あつかましくなってきたな~って自覚ひしひし感じるよ。オバハン化かなあ。
壁黒猫の分布マップってのは、パンフレットがあるわけではなく地図に印をつけたものでした。親切にも
コピーして下さりそうな勢いだったので、恐縮だから常時持ち歩いてる「マイ地図帳」に書き写させて
いただくことに。「でも、かなり時間が経つのでもう無くなっているものも多いですよ」とのこと。「頑張って
見つけてくださいね~」と励まされて店を後にする私はいったい何者…物好きだわー我ながら。

過去に壁黒猫を取り上げた雑誌なども出して、とっても親切に教えてくださった
『往来座』のお姉さん、本当にありがとうございました!

ここからは地図を参考に。やっぱり見つからないのも多かったけど…。


オリナスふくろうの杜の建物を曲が
って再び路地に入ると…

続いて蓮光院の門前にも!

これは苦労しました。路地のなか
ほどにある駐車場に建ってる
物置に描いてはいかんだろ。


ちょっとした充実感~

おまけ:もしかして、いまねこの間でブームは『ハミべろ』?

壁黒猫を探して…@雑司が谷

2009-05-18 21:02:07 | 壁黒猫&非ナマねこ

 新聞の東京版の記事で雑司が谷の
 壁黒猫
の存在を知る。

 壁や電柱に黒スプレーで描いた猫のラク
 ガキ
なんですが、誰がいつ何のために描
 いたかさっぱり分からないという代物。

 意外と町の人に受け入れられてて、消さず
 に残されてたりするらしい。ひと目でいいか
 ら壁黒猫を見てみたいと思い、用事のつい
 でに足を伸ばしたんですが…

 1匹もみつかんなかったよぅっ!

                くやしーから後日リベンジ。

朝日新聞 2009年5月16日24頁 「東京ネットワーク」の連載記事「山田五郎のワケあり!」
WEB版は ==> asahi.com > マイタウン > 東京 > 壁黒猫(豊島区・雑司が谷)