にゃぁとよべばふりむきます

日々のことつれづれ。更新さぼりがちです。

節分@西落合

2010-02-04 23:45:10 | 壁黒猫&非ナマねこ
毎年節分の日にだけご開帳される秘仏「猫面地蔵」に会いに…。
自性院』(新宿区西落合)の節分祭に行ってきました。

14時に到着したときはすでに地蔵堂は開放されていて、ご住職らしき方がマイク片手に縁起
を解説中。
「撮影禁止」の貼り紙はあるものの、何もおっしゃらないのをいいことに、みんなして離れたとこ
から望遠レンズでバシバシ撮っていた…アタシも便乗…ごめんなさーい。(数年前までは堂内
に入っての撮影もOKだったらしい~残念なり~)

◆地蔵堂の内部

◆左(左):江戸時代中期に神楽坂のすし職人が奉納した猫面の地蔵
    ある貞女の誉を後世に伝えるために猫の地蔵を掘らせて、すでに当時から猫にゆかりの
    深いこの寺に奉納したということですが、何故に猫?なのかは謎のまま…。家内安全&
    商売繁盛でブームになったらしい。
◆左(右):秘仏の「猫面地蔵尊」
    室町時代後期の合戦の際に、太田道灌の命を救ったといわれる猫面地蔵。ご利益を求
    める人々に撫でられ過ぎて顔面ナメらかになちゃって、ねこだかなんだか分かりません。
◆中:お顔でなく「光背にねこ」の菩薩さま(?)
    ポルシェ座りを正面からとらえたデザインのねこが色違いで配置されてます
◆右:これって芸者猫?

来場者は大きくわけて3タイプ。近隣住民の方々、望遠レンズ装着で渡り歩くカメラマン、
猫モチーフを身にまとう猫マニア(帽子にジャケットにかばんに…とオール猫尽くしなツワモノ!)

七福神のお練りのスタート前はMC坊主が「ハイ次ぃ、○○神のゲンさ~ん」と呼び出し。担い
でる太鼓の紐が切れちゃって…太鼓を後ろ手に持って再開。なかなかハプニング続出だ。

年男の扮する七福神や、学童の扮する小鬼
の行列が町内を一巡するお練り。その一行
が戻ると、お堂では護摩焚きが始まる。

このときお供えしてある節分豆とおみかん後ほど降り
注ぎます。子供向けにボールも配ってるらしかった。



纏(まとい)の招き猫もラブリー♡

七福神と共に年男・年女も桟敷に上がって豆まき。
母親が年女なのか、子供の絶叫が響く

「おがーざーん、みかんー こっちぃー」

ちゃんとキャッチできたんかな。


猫守とねこ地蔵尊縁起、福豆3袋&みかん
2010年の節分祭のタイムスケジュールは・・・
 14:30~ お練り
 14:50~ 護摩焚き
 15:15~ 豆まき(5分)
 15:20   終了(地蔵堂も閉鎖)
「ねこ地蔵尊縁起」無料配布もあり。トイレ・休憩場所あり。ふるまい甘酒もあったみたい。
なんと太っ腹なお寺~♪ラストは拍手で締めくくられアットホームな節分祭でした。