ある晩、エントランスになんだかわからない小鳥がうずくまっていた。 |
羽根を痛めているのか飛べないようす。 水の入った容器があった。住人の誰か、他にも心配をしているひとがいるらしい。 この場所だと夜のあいだにうっかりナニモノかの餌食にもなりかねない。 とりあえず階段をいくつか上がった階まで連れてあがった。 それにしても、小鳥のくせにやたら指をつかむ力が強いし、気も荒い。 |
鳥には明るくないので、なんのヒナだがさっぱり分からない。だから何の餌をやればいいのかもわからない。 ともかく朝晩みずをマメにやることにした。 仕事から帰ると、たくさんのフンとともに出迎えてくれて…それは、それなりにまぁ、うれしい。 ペット禁止なので(飼っちゃいないんだが誤解されると言い逃れできない)闇に紛れて掃除する日々。 お休みの日、ふと窓の外に目をやると |
あわててカメラを取りに走る。 |
あ! |
「鳩の子じゃん!」(写真は谷中のカァ子さん) 親鳥が餌を口移しで運んでいたのか。道理で水だけにしちゃフンの量が多いと思った。 それからも2~3日は、床びっしりのフンと共に「おかえり」を言ってくれていたが その後、上の階の柵で迎えてくれるようになり、ほどなく姿を見かけなくなった。 孤独の中に在ると、ヒトはフンに出迎えられてもヨロコビをおぼえるものだと知る。 いつか、大きなツヅラと小さなツヅラ持って訪ねてきたら、小さいほう!あれはスズメか。 えーと、部屋覗いちゃダメなのは鶴…ハトは恩返しせんのんかーい! |
金魚品評、金魚コレクション |
ECO EDO 日本橋 ダイナースクラブ アートアクアリウム 2013 ~江戸・金魚の涼~ [会場:日本橋三井ホール,会期:2013/7/13~2013/9/23,HP:http://h-i-d.co.jp/art/nihonbashi/ ] | |
新江戸金魚節 万華鏡「カレイドリウム」 | 巨大金魚撥「大奥」 新江戸金魚節 |
ガラス張りにした天井に魚を放ち、涼をとったという豪商話が好き(たいがい速攻で身代潰したらしいが)。 きれいだけど何がどうなってんのか分からなくて不思議だったが、実物見ていろんな疑問は解消。 壁面の水槽にお魚を泳がせ、白い壁をスクリーン代わりに四季の風景映像を投影するショー。 手前に張った水面にも映像が映りこみ幻想的。 |
絵巻水槽「水中四季絵巻」 | |
会場へ急ぐ私をひきとめたこの日の”罠猫”さん。 | |