にゃぁとよべばふりむきます

日々のことつれづれ。更新さぼりがちです。

レトロな目医者さん@北千住

2009-09-30 08:01:45 | でかける・都内

とってもレトロな建物ですが現役の目医者さん(ほんとにこの建物で受診)
内部の装飾も素敵で(物見高く受診しちゃいました)、ランプ風のライトとか
ステンドグラス風のガラス採光窓とか受付の木枠とか真鍮の手すりとか…
写真撮りたいくらい(いやいや、病院で写真はアカンよね。「何でも撮りたい
病」を治してもらえって)


北千住駅前の商店街に建ってるので、接近しないと見えません。
隣にミスドとかあるし。思いっきり普通のごちゃごちゃっとした商店街。
しかもどうやら建物自体は昭和50年代後半のものらしいのです。

なーんだ、新しいのかー つまんねぇ
と思うことなかれ。

大正時代からあった洋館のイメージを残したいがために、何年もかけて
都内で取り壊される洋館があると聞けば建築材料を集めに足を運び、
建て替えに臨んだと聞きました。

目医者さんの待ち時間なんて楽しいものじゃないはずなんだけど、
内装の細部を見てると待ち時間もあっという間に経つのが不思議。
(実際そんなに混雑する時間帯に行ったことないんだけど)

しかしここ、人通りも車通りも多くて、落ち着いて写真を撮るチャンスなかなか来ない。
私が撮っているあいだも、通りすがりのカップルが写してた。

ねこパト@西新井大師

2009-09-18 09:43:16 | ねこばんざい


友人のリクエストにより西新井大師へ。
大師さんにお詣りというよりは、境内の
縁結びスポットへ案内をしに。

山門を入ってすぐ、塩地蔵さんの脇に
屋台出してる指輪屋さん←(お大師さんと
まったくの無関係)
は、色んな雑誌が取材
を受けてる縁結びスポットらしい。

あいにくこの日は(というか平日はどうやら)屋台
は閉まってるので、貼り紙の案内に従って電話
連絡。電話したら第一声が「はーい指輪でーす」。
直球どまんなかだなー。近所のマンションの一室
へ通される。

お坊さん登場でなにやら唱えつつ、水晶球に手
をのっけるよう言われる友人。干支によって違う
らしいお守り札とシルバーの指輪を受け取り、
2~3お言葉をいただいて終了(三千円也)。
幸い、先行きの明るいお言葉でした。ほっ。

なんかふっきれたのかとっても喜んでいたので
案内してよかったよかった。私は付き添いとして
高見の見物を決め込んでた。

塩地蔵さんはイボとりに霊験あらたかな
お地蔵さま。お塩いただいて帰り、功徳
があれば倍量のお塩を納めるシステム、
と説明にありました。




寝起きをすみませんね…て焦点が…
なかなか定まらないまんまのようです。ぼけ~~っっ


植え込みで行き倒れ…じゃぁありません。眠くてたまらないご様子。


香取神宮@千葉

2009-09-17 00:19:54 | でかける・関東
鹿島神宮からあんまり離れてないけど、香取神宮は茨城県ではなく
千葉県にある。

最寄駅は香取駅。でもお隣の佐原は水郷として名高くレンタサイクルもあって、香取
神宮まで行けるので佐原駅で降りる。
レンタサイクル(ママチャリタイプで前かご付)でいざ出発。寄り道しながらだから正確な
時間は分からないけど、佐原駅から片道20分くらい?で香取神宮に到着。


なぜか鹿島神宮と香取神宮はセットでお参りしなさいと言われるー。
(鹿島神宮と香取神宮と息栖神社で東国三社っていう別格ユニットらしい)

そしてこちらの要石にももちろんお参りします。

香取神宮が凹なら鹿島神宮は凸だから対とみなされてる。
奥宮を探す頃には激しい夕立が!ずぶ濡れ~ん。狐の嫁入りのように空が明るくて神様に
からかわれている気分。

 佐原の町並みに戻るときはもうお天気は
 ケロリンパ。町並みも素敵でした。
 観るには時間がちょいと足りなかったの
 が残念。
[2009年9月現在]佐原駅前観光案内所 ホームページhttp://www15.ocn.ne.jp/~skk/
           レンタサイクルは1回300円(9時~16時30分)
           観光地図は有料(20円)→
           HPから無料でダウンロード可能なので印刷して持参が賢い!
鹿島神宮駅はSuica未対応改札なので、切符買って乗り込むのが一番です(佐原駅は
対応)。Suica等だと場合によっては超不機嫌な駅員による手精算で説明も一切なくて
精算が済んでも入場情報の消去がされません。次回別の駅でSuica使って乗るときに、
鹿島神宮駅での精算時に手渡された紙切れを持参しないと、自動改札でひっかかり、
手間取ります。紙切れはその時に提出するモノですが、渡されるときはそんな説明な
かったので…。単なる領収書だと思って捨てちゃわないように注意!

鹿島神宮@茨城

2009-09-13 16:59:24 | でかける・関東
神無月でも先生でもありませんが出番です。
鎮めの儀式をしに鹿島神宮へ。
←うそ。
電車を乗り継いで鹿島神宮へ。すでにこの時点で濡れネズミ。
まずはボランティアガイドさんに申し込む。
(受付時間:午前9時~午前11時30分)

あんまり参拝客もおらず専属。「大学生かなんか?」って聞かれまして…
「あ゛ー…その倍くらいは生きてますねーっ」って答えるしかないじゃないかっ!
なんだか色々説明してもらえて、ずっしりとした「参拝したぞ」感が味わえます。
ボランティアガイドさんになるには半年くらいお勉強するんだって。
大鳥居
鹿島神宮の鳥居の特徴:笠置(上の横棒)がまっすぐな丸柱で、貫(下の横
棒)が突き抜けてる角柱
楼門
朱塗りが鮮やかな楼門にかかっている「鹿島神宮」の額。香取神宮とともに
東郷平八郎氏の書で名が記してあったが、天皇の鹿島神宮御行幸の際に
不敬にあたるからと消したそう。
右:香取神宮の額には「伯爵東郷平八郎謹書(花押)」
ご神体の武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)は雷の神様。

で、ひとかたまりに見えるけど実は手前から拝殿→幣殿→本殿に分かれて
いて、本殿の屋根で男の神様なのか女の神様なのか見分ける方法を教え
ていただく。

千木(屋根の端っこの飛び出ているバッテン)の先端切り口が垂直方向=
男の神様、水平方向=女の神様をお祀りしてるらしい。それは鰹木(屋根
の上にのっかってる丸太)の本数でも表していて、奇数=男の神様、偶数
=女の神様なんだそうーな。

本殿うしろにそびえるのはご神木の太郎杉。


いよいよご登場の「要石(かなめいし)」。
地震を起こす大ナマズの頭を押さえてると言われる霊石。
第一印象は「小っちゃっ…」。バレーボールとかと変わんないくらいに。でも
水戸黄門が命じて掘らせたら深く根を張ってるので、掘っても掘っても石の
根っこが見えず諦めたと言い伝えられとります。なんてったって地震の多い
今日この頃ですから、お参りしとけば大難が小難になるかなーとの下心を
もって…。
奥宮は徳川家康が本殿として建てたんですが、息子が新たに
建てて奉納したから奥にひっこめられちゃった。おいおい。

ひっそりしていい感じなんで私は好きですが。むかしは伊勢神宮みたいに20
年おきとかに建て替えてたそう。今はお金もかかるし…で何十年かおきに。
そういうときに本殿お向かいの「仮殿」が本殿機能を果たすとのこと。
ここまで高い木立に覆われた奥参道を歩きます。天気の悪い日の昼間だか
らか、ひと気もまばら。参道が平らでないのは、流鏑馬(やぶさめ)神事のと
きに馬が走る側に土を盛るから。
鹿島神宮の神様のおつかいは鹿

ここの鹿は春日大社と違ってケージ飼いで完全防御される箱入り鹿。なんと、
奈良の春日大社の鹿は、鹿島神宮から派遣された鹿なんだそうです。半年
かけて引っ張ってって。残念ながら途中で斃れた鹿を弔った地「鹿骨(ししぼ
ね)」が、江戸川区を始めとして街道沿いに何ケ所かあるそうな。


一番お気に入りの場所は御手洗池。なんつったって水がきれい!

七不思議として、大人が入っても子供が入っても水の深さが乳を越えない、
とかなんとか。その話が示すとおり入るのです「大寒禊」。真冬にふんどし
一丁で100名以上が。
「そんとき鯉は…?」「一緒に入ります」 うげぇー、鯉もたまったもんじゃな
いだろうなぁ。
最後に。摂社である須賀社脇に立つ石灯篭(?)。
正面からみるとなんてことないんですが、よこから見たらハート
型とあの超有名なねずみのシルエットにくり貫いてあるぅ!

マジすか。てか古いもんなんすかね!

で。香取神宮編に続く。