おちよな毎日2

続「おちよな毎日」。

待ち時間で読書

2022-02-06 10:14:16 | 
2月5日(土)

下瞼の内側がなんかごろごろして外側まで赤くなっちゃったので眼科に行ったら、ものもらいだと言われて抗菌剤やステロイド剤の目薬と軟膏が処方されました。いつも行く乳腺外科や婦人科も大変混んでるけれど、眼科もいつも混んでるなと思いました。本はよく読めるけれども、待合室が混むからコロナも心配だし、もう行かずに済めばいいんだけど。


今週は以下2冊の本を読みました。

「アンソーシャル ディスタンス」(金原ひとみ);彼氏との関係やコロナ禍やらいろいろこんがらがった状況の中で自分がどこに向かおうとしているのか、自分の存在価値が信じられず何かに依存せずにはいられない女性の短編5つ。どれも生々しくてヒリヒリする話だったので、時々本を閉じて休憩しながら読みました。自分よりだいぶ年下の恋人ができたから美容整形にはまっちゃうという話では、自分ももし同じ立場になったらそうするかもって思いました。

「硝子戸のうちそと」(半藤末利子);夏目漱石の孫で、半藤一利の妻のエッセイ。前半が祖母の鏡子(漱石の妻)や彼女の周りの人々にまつわる思い出、後半が夫の晩年についてでした。彼女の本を読むのは初めてだったので、鏡子のことについては自分の思っていたイメージとだいぶ違っていたなあと思いました。彼女のエッセイを他にも読んだ後、また「吾輩は猫である」を読み直すとまた違った味わいがありそうです。夫との暮らしとその看取りについては、他人事とは思えずしみじみしました。


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