おちよな毎日2

続「おちよな毎日」。

仕事がダイエット

2023-10-25 10:11:13 | 日常
10月25日(水)

先月以来の投稿かなーと思ってたら、8月ぶりでした。月日の経つのは早いものです。

2週間ほど前に誕生日を迎え、ますます還暦に近づきました。思えば遠くへきたもんだなーって感じです。

ここ最近は家事とパートその他でわちゃわちゃしております。
私がフルタイムで働いていた時はちょいちょい買い物や晩御飯作りなどしてくれただんなですが、
もはやそんなことできないし、だんなの身の回りの世話も増えてきたので
いかに家事を省力化するかが課題です。

介護パートは絶望的な人手不足で一旦出勤すると目の回るような忙しさですが、
おかげでどんなにダイエットしても減らなかった体重と体脂肪率が
すとーんと落ちました。
人生最高体重を刻んでいた去年の正月から比べると現在7キロ減。
体脂肪率も久々に30%を割りました。

肉体労働のおかげで痩せたのは喜ばしいですが、
しかし腰や手首にちょいちょい無理させてるし(ぎっくり注意です)、
何より(安全を確保するという)責任の重さや忙しさに対して時給が全然見合ってないなーと
思うので、腹に据えかねることがあったらいつでも辞めてやるもんねーという
気持ちで働きに行っています。

もっとも大変なことばかりではなく、
現場では漫画かコントのような場面にでくわして
思わず笑っちゃうこともしばしば。
施設の入居者も、そこで働く人もキャラが濃い。

助けてもらう

2023-08-25 14:22:37 | 日常
8月24日(木)

だんなは午前中テレワーク、午後から通院。私も同行しました。

病院が遠いのでバスと電車を乗り継ぎ片道1時間超、そして今日は科の担当医が一人お休みとかで
予約の時間より1時間半待たされたので、丸々半日つぶれました。

帰ってきたら夜。私もいいかげんくたびれましたが、
よぼよぼのだんなは疲労困憊で、
最後家にたどり着く直前で転倒し満身創痍(泣

通りがかりの女性が2人ほど「大丈夫ですか?」と
声をかけてくれ、うち一人は「あなたより私の方がきっと力があるから」と
だんなを軽々と助け起こしてくれました。

バスの中では赤ちゃんを前抱っこしていた女性が
だんなに優先席を譲ってくれるし(申し訳なさ半端ない)、
いろいろ人に助けてもらった一日でした。



1年ぶり

2023-08-24 09:57:25 | 乳がん
8月23日(水)

1年ほどブログを放置していましたが(いつが最後の投稿だったやら)、goo blogのメールで1年前に投稿した自分の記事が届けられ、またこれをきっかけに時々書いてみようかなと思いました。

ここ1年はいろんなことがありました。
・だんなの体調が思わしくないので、生活支援のため9月に自分の仕事を辞めて(割のいい仕事だったのでもったいなかったけど)だんなの赴任先へ引っ越した。
・しかし、引っ越し直前に自分がコロナにかかって2週間ほど予定がずれ込んだ。(東京都から段ボール2箱分食糧いただいた)
・秋に初孫が産まれ名実共にBBAになった。
・先々のことを考えて介護初任者研修を受けに行った。その流れで老人ホームで介護職のパートを始めた。
・一昨年の秋に飼い始めたオカメインコを文鳥と一緒に連れて行き、知り合いもいない引っ越し先で私の話し相手になってもらっていたが、
真冬の寒い日に不注意で逃がしてしまった。警察に届けたり掲示板に載せたりしたけど手掛かりなく(泣)
・先月始めに東京に戻ってきた。


今日は3ヶ月ごとの乳腺外科詣の日でした。手術&放射線後、ちょうど丸5年ホルモン剤(ノルバデックス→アリミデックス)を飲んだので
もうここに来なくていいかな♪と期待していましたが、「乳管のみならず小葉がんだったから、僕の基準ではこういう場合は
あと2年飲んでもらってるんだよねー」と主治医に言われちゃいました。あと2年かあ、そっかー。


最近読んだ本

2022-08-20 09:18:43 | 
8月19日(金)

昨日は長男の誕生日でした。彼もアラサーなわけで、こちらも歳とるのはやむなしと思う今日この頃。

会社の夏休みは11日から16日まであったので、だんながこの間から赴任している名古屋へ行き、家事半分、(だんながレンタカーを借りたので)近郊日帰り観光半分という日々を過ごしました。
これ以外にもちょいちょい名古屋へ週末通っているので、先月から今月にかけての新幹線代(カード支払い)がうほほーっていう額になってます。

そんなわけで新幹線の中で最近読んだ本;

営繕かるかや怪異譚(小野不由美):古い家に住んでて怪異現象に悩まされる人々の困りごとを大工さんが営繕で解決する物語。「いるはずのない人が見える」ことは俄に信じ難いけれども、この世に執着や重い感情を残して亡くなった人が家のあたりでうろついていても不思議はない気がします。それをお祓いとかでどうこうしようというのではなく(大工さんだから)、昔の言い伝えを尊重してあるべき物はあるべき所に置きつつも、風を通して気の流れを良くする仕事で「この世にいない人」を解放してやるという、ほっとする話でした。

手づくりのアジール(青木真兵):都会の市場原理主義に心身をすり減らして限界を感じ、山村に移り住んで私設図書館を開いた夫婦の対談集。現代社会では「労働し生産性を向上させる」ということが最上の価値であり、自分の労働力を商品化できない人は社会に存在する価値がないとして切り捨てられてしまうという恐ろしい感覚に行き着くというのはその通りだなあと思いました。普段何も考えずその大きな波に飲み込まれて生活しているけれども、そこから離れて自分の土着の感覚を取り戻して「まあそういうこともあるよね〜」みたいな、ふわわんとした曖昧さを大事にして暮らしていけたらいいのかな。「猛烈な働き方」か「仕事がないか」のどちらかではなく、食べるのに困らない程度に仕事がありつつ、他の社会活動ができるような生活が理想。

「タイムマシンに乗れないぼくたち」

2022-08-06 21:25:02 | 
8月5日(金)

この2日間ほど最高気温が30度を下回り、しのぎやすいのは本当に嬉しいです。今日は職場の同僚が「ラーメン食べてかない?」と誘ってくれたので近所の行列店に並んで(まあでも昼よりはましだと思う)食べて帰りました。初めて食べたのですが、さすがに美味しい上品な味でした。誘ってくれて感謝です。ラーメン屋では長居できないので、その後カフェに移動し、会社のことや老後についてなど、普段できない話をあーでもないこーでもないと言い合いました。よく笑った楽しい夜でした。

ここしばらく通勤時に読んでた本;

「タイムマシンに乗れないぼくたち」(寺地はるな);職場や学校や家で「さえない」「無害で便利」「いないも同然」「こうあるべきレールから外れている」といったレッテルをはられたり、軽んじられたりといった扱いを受けている主人公達の短編集。「いろいろある世界から逃亡したくなる」閉塞した状況や気持ちにありながら、でも、心に小さな灯がともるような存在の誰か(や何か)がいて、その命綱みたいな存在が幸せでありますようにと祈るような気持ちが沁みました。夫に死なれた妻が夫の「夢の女」と暮らす話には涙が出ました。