ようやく超多忙な仕事が一段落したと思ったら……身内の葬式があったり、別の身内の者が末期がんでそろそろ危なくなったり、「はあ??」という感じの人間関係のゴタゴタに巻き込まれたりして、落ち着かない日々が続いている。
PC立ち上げてもメールをチェックするだけで終わることが多く、少し余裕があってもTBいただいたブログを読むのが精一杯。こんがらがった頭をまとめつつ、ブログを書いてみるという時間がなかなか作れない。
……てな話はどうでもいいけれども。
アッテンボローさんから、「生活扶助の切り下げに反対する緊急集会」の記事をTBしていただいたので、急遽お知らせする。いま、厚生労働省は生活扶助の減額を計画中。それに反対する緊急集会が11月29日におこなわれるという案内と、賛同のお願いである。詳しいことは、ぜひこの記事を御覧いただきたい。
いわゆる生活保護について、冷ややかな眼を向ける人は少なくない。怠けているんじゃないかとか、甘えている的な物言いをする人は、私の周囲にもいる。
その、うそ寒さ。
すべての国民に最低限の文化的生活を保障するというのは日本国憲法の理念であるが、同時に「人間社会の普遍的なモラル」であると私は思う。「自分さえよければいい」ではなく、「つながりのあるすべての人達が泣かずにすむようにしたい」。そうきっぱりと言えて、はじめて人間は自らの存在の崇高さを誇りうる。
真夜中の走り書きになってしまったが、私はいま心底、怒っている。自己責任という一見美しい言葉の背後にある冷血と、それを是とする社会とに。人間が、人間であるということを誇れるかどうかの瀬戸際にあって、我々は試されているのだ。
友よ。同志たちよ。我々は――他者を蹴落とし、他者を卑しめ、ひとりヌクヌクと暮らすことを絶対的な恥であると再度認識したい。